【発売日】 1985年3月
【発売元】 T&E SOFT
【開発元】 T&E SOFT
【ジャンル】 アクションロールプレイングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
内藤時浩が中心となって開発しT&E SOFTが1984年に発売したコンピュータゲーム『ハイドライド』から始まった一連のシリーズ作品である。
初作はアクションロールプレイングゲームの分野形成に決定的な役割を果たした作品で、移植版合わせて200万本以上の売り上げとなり、ハイドライドシリーズを制作した内藤時浩とドラゴンスレイヤーシリーズを制作した木屋善夫は二大スタープログラマーと並び称され、両シリーズは当時のパソコンRPGにおける二大ブランドであった。
ハイドライドシリーズはアクションRPGの分野成立に大きく寄与しただけでなく、コンピューターRPGとしてのハック・アンド・スラッシュの始祖ではないかという声もある。
本来複雑なルールや構成要素を覚えなければ遊べないRPGが、アクションゲームに近い感覚で初心者にも手軽に楽しめるということが受け、発売以来パソコンゲーム雑誌のランキングに2年間載り続け、当時の雑誌はその現象を「ハイドライド・シンドローム」と呼んだ。
移植版を含めた販売本数はパソコン向け100万本、家庭用100万で累計200万本に達した。
内藤はコンピュータRPGを成立させたウルティマ・ウィザードリィをやったことはなく、RPGはブラックオニキスをプレイしただけであったが、その操作に面倒さを感じていた。
同時に当時ゲームセンターで遊んでいたドルアーガの塔や、書店で見つけたイラストの妖精の姿の影響を受け、勢いでハイドライドを制作したと語っている。
MSX2版は、カセットテープ版とフロッピーディスク版が発売された。
後に月刊誌MSX・FANの1992年10月号にVRAM128K対応版が若干の変更を伴い収録されており、グラフィックファイルが付録ディスク専用形式で圧縮されていると共に、MSXturboRでは標準モードに切り替わるようになっている。
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