【発売日】 1985年11月
【発売元】 アスキー
【開発元】 BPS
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
1984年1月にBPS(Bullet-Proof Software)が発売した、事実上の日本初のファンタジー・コンピュータRPGである。
当初、光栄から発売される予定だったが、光栄の社長の勧めでBPS社が設立された。
発売時期が前後するが、光栄から発売された『ダンジョン』(1983年 PC8001/8801版)はこのゲームの影響によるものである。
なお1983年はファルコムから『ぱのらま島』も発売されるなど、日本におけるコンピューターRPGの黎明期であった。
コンピュータ雑誌のランキングで上位に入り、長期にわたってランキングにとどまり、アスキー社の『ログイン』のソフトウェア大賞を受賞している。
当時はまだコンピュータRPGという概念が日本では一般的ではなかったため、システムを簡略化するために、戦闘中の攻撃手段は武器による物理攻撃のみで、魔法を使うことはできなかった。
プレイヤーキャラクター(PC)が行動可能な場所は地上の街「ウツロ」と地下のダンジョンだが、地上も3D表示になっていた。
プレイヤーのパーティやモンスターだけでなく、ライフ(生命力)や経験値などを横長のバーや横向きの線などで視覚的に表現し、プレイヤーが直感的に理解しやすいように作られた。
冒険するパーティは5人までで、自分でキャラクターを作るか、ゲーム内で遭遇した友好的なパーティを仲間にすることで編成する。
他のパーティやモンスターと出会った時は、攻撃や逃亡の他、友好的なパーティであれば会話をすることも可能であり、仲間にする(Join us)、挨拶する(Good luck & good bye)、脅迫する(Your money or your life)の3種類が選択できる。
戦闘・会話・買物中でなければどこでもキャラクターデータをセーブできる。
セーブ・ロードはパーティ単位ではなく、キャラクター単位で行われる。
2人目以降のキャラクターをロードするには、セーブした場所に来なければならない。
セーブしたのとは違う場所でロードしようとすると、ここには居ないとメッセージが出る。
当初はPC-8800シリーズ用ソフトとして発売されたが、後にPC-9800シリーズ・PC-8000シリーズ・PC-6001mkII・FM-7シリーズ・X1シリーズ・MSXシリーズ(アスキー発売)・SC-3000/SG-1000シリーズ(セガ発売)・MZ-2500・Apple IIへと移植された。
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