ウィザードリィ ♯3(PC9801)

【発売日】 1987年
【発売元】 アスキー
【開発元】 アスキー
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

天変地異の原因を究明するため、伝説の龍エル’ケブレスが護る神秘の宝珠を探索するというシナリオ。

シナリオ#1で活躍したキャラクターの子孫の物語である。

したがって、キャラクターを転送してもそのままのレベルにはならず、ある程度祖先の能力傾向を反映した弱小なキャラクターとして「転生」される。

またプラットフォームによってはモンスター名の変更を多く強いられたシナリオでもある。

前2作はダンジョンに潜ったが(下に降りていく)、本作では山中の洞窟を昇っていく。

迷宮のフロアの数は#2と同じく6層と、#1(10層)と比べて小規模なものである。

しかし、キャラクターのアライメントにより侵入を拒まれるフロアが存在するために、2つのパーティを同時進行で育てる必要がある。

全体的に戦闘で得られる経験値の相場が低い為にレベルが上げにくく、(オリジナル版に忠実な移植の場合は)上級職の専用アイテムも乏しい為、効率的な探索にはこれまでスポットが当たる事の少なかった中立の基本職キャラクターの育成が重要になっている。

反面、シリーズの他作品に比べてモンスターの強さに関してはインフレが少ない。

シナリオ後半になってもほとんどのモンスターがマカニトで全滅する程度のレベルであり、更に終盤は経験値のそこそこ高いモンスターが登場するようになる。

Apple II版では、シナリオ#1と2ではタイルウィンドウ表示であった画面構成が、シナリオ#3からマルチウィンドウに改められた(後にTrilogyPackageとして再発売された際、シナリオ#2はマルチウィンドウに改められている)。

日本語PC版は#1からマルチウィンドウシステムが採用されている。

FC版は、タイルウィンドウとマルチウィンドウの折衷のような形となっている。

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