【発売日】 1990年
【発売元】 アスキー
【開発元】 アスキー
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
4つの自然の力の調和を司る大魔術師ゲートキーパーを救出し、元凶を創った魔術師を倒して世界を渾沌の渦から救うというシナリオ。
SFC版では Maelstrom に「災渦(さいか)」の訳語を当て、「災渦の中心」という日本語タイトルが付けられた(『ニューエイジオブリルガミン』での表記は「災禍の中心」)。
以降#7までデイヴィット・W・ブラッドリー (David.W.Bradley) が開発全般を担当しているので、あわせて「Bradley三部作」などとも呼ばれる。
#4に比べシリアスなファンタジーを取り戻したように見えるが、時間停止空間やコールドスリープといったSFガジェットが登場しており、#6以降のプロトタイプ的な様相も強い。
これまでほとんど変更されなかったシステムが、初めて見直された。
武器に射程の概念が追加され、従来は魔術以外の物理攻撃のできなかった後衛も、物理攻撃(弓など)ができるようになった。
さらに、盗賊・忍者は、戦闘中に影に隠れて奇襲できるようになった。
呪文の追加、削除も行われ、宝箱のトラップも大幅に変更された他、ダンジョンには水辺(池・井戸など)があり、スキルとして水泳能力が追加され(スイムレベルが足りないとその深さより下で溺死するケースもある)、鍵が掛かったドアを盗賊や忍者が開ける(正式な鍵・アイテムを使わなければならないイベントを除く)というアクションが追加された。
この他、細かい点ではレベルアップが可能になったキャラクターの名前の横にマークが付くようになり、画面中央に向いた方角が認識出来るコンパスが付いた。移動キーを押した時のみ表示される。
ビジュアルにも改変があり、ワイヤーフレームにマルチウィンドウというスタイルは踏襲しつつ、敵キャラクターやイベントグラフィックの表示エリアが大幅に拡大された。
PC-8801/9801版のグラフィックには、シナリオ#1のFC版移植で実績をあげた末弥純が起用されている。
対してFM-TOWNS版では、幡池裕行をメイン起用した複数人によるグラフィックが使用されている。
音楽はSFC版では羽田健太郎作曲、FM-TOWNS版は田中公平作曲となっている。
1階層が20×20ブロックの正方形からなる定型のダンジョンを脱した、初のシナリオでもある。
迷宮をただ踏破するだけではクリアは不可能で、迷宮攻略のヒントやキーアイテムを所持している多彩なノンプレイヤーキャラクター(NPC)との交渉が、クリアにおいて重要となった。
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