【発売日】 1993年2月19日
【発売元】 イマジニア
【開発元】 マクシス
【ジャンル】 シミュレーションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
北米のマクシス社が開発し、1991年に発売したシミュレーションゲーム。
ゲームデザイナーはウィル・ライト。
都市経営シミュレーションシムシティに代表されるシムシリーズの作品の一つである。
日本語版はMacintosh用のソフトとして販売され、後にPC/AT互換機用にも移植されている。
タイトルの通り、アリの生態をシミュレートするゲームで、プレイヤーは味方勢力の黒アリの一員である黄色アリとなり、巣の拡張、餌の調達、卵・幼虫の世話を行うことにより黒アリを増やし、敵勢力である赤アリを殲滅し、最終的に巣のある家の住人を家から追い出すことを目標としている。
ゲーム中の表現(特に黄色アリが死亡した時に出るコメントやグラフィック、サウンド)は非常にリアルに描かれている。
これはスーパーファミコン版よりもPC版のほうが顕著である。
ゲームのほかにも、このゲームにはアリの種類や生態についてのデータベースがあり、教材としての一面も持っている。
黄色アリと女王アリには体力ゲージが存在し、時間経過と共に体力が減少し、最後には餓死する。
回復させるには餌を食べるか、味方のアリから餌を分けてもらう。
餓死のほかにも、マップ上にはクモやアリジゴクが存在し、接触すると捕食され死亡する。
また、マップ上を人間や芝刈り機が通過することがあり、人間に踏み潰されたり、芝刈り機に巻き込まれたりして死亡することがある。
ゲーム開始直後、味方勢力はプレーヤーの操作する黄色アリと黒アリの女王アリのみでスタートするため、餌の調達などの作業をプレーヤーが行わなければならないが、ある程度黒アリが増殖すると、黄色アリ周辺に黒アリを集合させることにより、餌のあるところまで誘導し、大量の餌を巣に持ち帰ることができる。
また、アリは餌を持つと匂いとして道筋をつけるため、他のアリは自動でその匂いをたどって餌のところまで移動し、餌を巣へ持ち帰ることを繰り返す。
餌は地上マップ上に一定時間間隔でランダムで発生するが、それ以外にもイモムシやクモを黒アリの集団で取り囲むことで倒し、餌として巣に持ち帰ることができる。
黒アリの行動は黄色アリが誘導するほかにも、行動コントロールパネルにより卵の世話・巣の拡張・餌の運搬の作業をどの割合で行うかを設定することである程度制御することができる。
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