【発売日】 1987年
【発売元】 ランダムハウス
【開発元】 アーテック
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
ACTとSLG、さらにRPG要素までも組み込んだ意欲的なロボットゲーム。
なお、パッケージのジャンル表記は「T・R・A・G」(タクティカル・リアル・アクション・ゲーム)。
プレイヤーは新型機動兵器RHザガードを操り、部隊を率いて、惑星サゴスを占拠したガイゼル提督率いる反乱軍を殲滅することが目的。
本作発表から、対象機種はおろか中身まで二転三転。
さらに発売が延期に継ぐ延期。
非常に難産なゲームであった。
ACTパートは戦闘時のパート。
戦闘は、侵攻戦と防衛戦、補給妨害戦で発生する。
SLGパートでは、全体マップでの自軍の移動や、侵攻目標などを決める。
戦術性とアクション性がかみ合ったロボットゲーム。
地形が起伏に富み、各種敵も特徴がハッキリしている。
さらに生産拠点被害減少や防衛戦での味方の配置も考えないといけない。
これら様々な要素が組み合わさるため、位置取りや武器の選択など、戦術的な面が非常に重要。
これらはどことなくリアルロボット的な雰囲気が強く、ロボットでの戦闘にまさに浸れるものだ。
これも上手いバランス加減の結果でもある。
実は敵の種類も、自機のレベルに合わせたようになっているのだ(自機が飛べるようになる頃に、航空戦力が出てくるなど)。
ただ力押しで拠点を攻略していくだけでは勝利は望めず、敵拠点の防衛力によっては侵攻を何度かに分けて戦力をそぎ落としたり、敵の補給線を絶ったりと、複合的な侵攻計画が必要となる局面がある。
また自機だけでは前線をカバーしきれないため、自軍の戦力配分も考えなければならない。
この戦略性の高さは侮れない。
複数の要素をもちながら、それが見事にかみ合った傑作ロボットゲーム。
特にメインのアクション部分は見事。
地形を考えた位置取りや、多彩な武装の使い道など、ロボットアクションとして様々な要素が楽しめる。
そして戦闘結果が戦略面にも直結している点が、さらにアクション部分を盛り上げる。
RPG要素であるパワーアップによる各種武装強化はロボットものらしい高揚感がある。
あえて惜しい所を上げるとするなら友軍だろう。
特に僚機のAIの悪さは、雰囲気を醸し出す程度の存在価値しかない。
非常に出来のいい本作だが、当時それほど注目されなかったのは残念な所。
それというのも対象機種であるPC98が、当時はまだまだ高価なためあまり普及していなかったのだ。
やや早すぎた面のあるゲームでもある。
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