【発売日】 1989年
【発売元】 日本ファルコム
【開発元】 日本ファルコム
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1989年に日本ファルコムから発売されたPC-8800用シューティングゲーム。
シューティングゲームにアドベンチャーゲームとRPGの要素を加えた意欲作。
開発にはイースシリーズの山根ともおや、クリスタルソフトで『夢幻の心臓』などを手がけた富一成、現モノリスソフト取締役で『ゼノサーガシリーズ』の高橋哲哉などが携わっている。
発想は面白いとの評判であったが、PC-8800シリーズにはスプライト機能が無かったため、肝心のシューティング部分がカクカクとした動きで、しかも難易度が非常に高くゲームバランスが悪いと批評され、評価はあまり高くなかった。
PC-9800シリーズへも移植され、こちらは、オリジナルである、PC-8800版を踏襲したシステムと、内容になっている。
その後、ソフトベンダーTAKERUにて、ブラザー工業が販売元になる形で、X68000版も発売されている。
開発元はM.N.M Software(現マインドウェア)で、シューティングゲームシーンをフィーチャーしたものなっている。
アドベンチャーパートは、ヴィジュアルシーンとして、原作のダイジェストのような形で挿入され、選択肢などゲームとしての機能は無くなり、進行そのものに関与することがなくなったため、人工知能であるアダリー始め、各キャラクターの影は薄いものとなった。
また、BGMも大幅に変更され、原作にあった曲は、サウンドトラック上の曲名で、「出撃」「MOON SCAPE」とされる二曲のみであり、YM2151のステレオ8音出力と、ADPCMによるドラムスパート追加アレンジに加え、いくつかのフレーズが追加されている。
それ以外の曲については、多くの曲を、与猶啓至が手がけ、ヴィジュアルシーンなどいくつかの曲は、初芝弘也、丸山武志によって手がけられた。
システム的には、オーソドックスなシューティングゲームとして再構成されているものの、シューティングゲームとしてはスコアなどが無く難易度が低めに設定されていることもあり、やりこむ要素が無く、処理落ちを起こすなど、技術的にも同時期の他の同種製品と比べ、質が高いとは言いがたい出来となっている。
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