【発売日】 1991年7月
【発売元】 システムソフト
【開発元】 システムソフト
【ジャンル】 シミュレーションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
前作の領国拡大を中心としたコンセプトを踏襲しつつ、システムをさらに発達させた続編。
前作に比べ、多くの新システムが導入されている。
また、ボリュームも大幅アップ。
スタートが1546年からとなった。
城数が250から400以上へ。
武将数も800から1000へ。
また『I』でなかった蝦夷、安房、伊豆、飛騨、伊賀、和泉、伯耆、淡路が新たに加わった。
大名のランク付けが増えた。
『I』では豪族、小大名、戦国大名だけだったが、これが国人、豪族、小大名、戦国大名、覇者、天下人と大幅に増えた。
武将の基本パラメータが軍事、知謀、政治の三種類からなるようになった。
『I』の内政が知謀と政治に分かれた格好だ。
知謀は謀略等に政治は内政外交等に影響する。
兵農分離システムが加わった。
当時の兵はもっぱら農民なので、農繁期になると動員がままならず戦ができなかった。
本作でも農繁期の春、夏はまともに戦ができない(武将の兵力×兵農分離率が春・夏の兵力、但し防衛時は兵農分離率は適用除外)。
これを職業軍人を作り出す事で、いつでも戦ができるようにするシステム。
城、武将数が増え、国々が史実と同様になったのは素直に嬉しい点。
城や武将の名称が時代によって変わる点も、戦国時代の雰囲気をさらに強くしている。
『I』ではあれほど強かったコンピュータが、システムの複雑化にともない弱体化した。
『I』のコンセプトである領国拡大を、さらに進化させた続編『II』。
シンプルだった戦に多様な要素が加わる事により、攻めの幅が広がった。
本シリーズの特徴である、士気の要素をさらに発達させた事により、攻める経路を考える必要が出たり、謀略により寡兵で敵を打ち破れるようになったりと、工夫する楽しさがある。
また、二つしかなかった武将の能力も三つに分けることにより、より史実に近い性格が出るようになった点も、武将を動かす楽しさを増した。
だが一方で、惜しむらくはコンピューターの思考が弱くなった点だろう。
これは拡張ソフト『パワーアップセット』や、Windows用移植版でもあまり改善されなかった。
それでも、本作のWin版は天下統一シリーズの定番となり、未だに根強い人気がある。
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