【発売日】 1989年7月28日
【発売元】 日本ファルコム
【開発元】 日本ファルコム
【ジャンル】 アクションロールプレイングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
『イース』シリーズ3作目。
『イースII』から3年後の話で、『イース』と『イースII』に登場したドギの故郷フェルガナ地方でのアドルの冒険を描く。
レドモントの街から周辺の攻略ポイントをクリアしていく事でストーリーが進行するアクションRPG。
従来のトップビューからサイドビューへの大幅変更。
各ステージからレドモントの街に至るまですべて真横視点で描かれる。
この変更はナムコの『ドラゴンバスター』を意識していると評された。
レドモントの街を出ると、広域マップ画面が表示されるので、その中から行きたい攻略ポイントを選択。奥に居るボスを倒していく。
ストーリー進行と共に行動範囲が広がり、選択可能な攻略ポイントが増えていく。
なお、攻略ポイントから帰還する時はマップ画面には戻らず、レドモントの街へ直接帰還する。
アイテム購入やイベント進行において有益なシステムである。
アクション性が高くなった分、難易度は『イースII』よりも高め。
ストーリー上、アドル(主人公)が過去作品と比べると発言が多め。
シリーズの他の作品では、プレイヤーの代役としてのいわゆる「喋らない主人公」という位置づけで、自分ではあまり喋らず、説明などはほとんど脇役が行っている(とは言え、アドルが喋る作品が他に無いわけではない)。
ごく普通に「横視点型アクションRPG」として見ればまずまずの良作。
「こんなものは『イース』ではない」など、否定的な意見が目立った。
ストーリーに関して前作ほどの起伏や壮大さは無く、話としてはやや短め。
前作までとの多少の矛盾に目を瞑ればまとまりは良い。
アクション性は向上したものの、家庭用ゲーム機やアーケード等のアクションゲームと比べるとやや見劣りする。
全体として悪い作品では決してないが、「イース」シリーズの続編としても横スクロールアクションRPGとしても当時の水準からして双方のファンを満足させる出来ではない。
総じて中途半端なゲームになってしまったことは否めない。
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