狂嵐の銀河 シュヴァルツシルト(X68000)

【発売日】 1990年12月
【発売元】 工画堂スタジオ
【開発元】 工画堂スタジオ
【ジャンル】 シミュレーションゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

「コズミックソルジャー」「サイキックウォー」「覇邪の封印」などを発売してきた工画堂スタジオのSFシミュレーションゲーム。

シナリオシミュレーションとでも言うべき独特のゲーム性を持つ、ストーリー性を兼ね備えたものとなっている。

戦略、戦術の両面を持ったSLG。

プレイヤーはサンクリ星国の王となり、列強が割拠する銀河の中で、自国の勢力を広げていくのが目的。

かつての銀河帝国や真王と108人の光の戦士の転生など壮大な背景設定があり、それを語っているマニュアルはとても分厚い。

ストーリー性を持ったSLGには、『ファイアーエムブレム』シリーズや『スーパーロボット大戦』シリーズ(双方ともRPG要素もある)などがあるが、本作はこれらと一線を画している。

この性質を持ったゲーム性の多くに見られるのが、ミッションスタイルでの戦術SLGだ。

この方法は、ミッション間のインターバルがあるため、ストーリーを導入しやすい。

だが本作はミッションスタイルではない。

言わば信長の野望シリーズのような、群雄割拠スタイル。

つまりどこを攻めるのも、同盟を結ぶのもプレイヤーの自由なのである。

しかし、そこまでプレイヤーに自由度を与えていては、ゲームにストーリー性を導入するのは不可能に思えるかもしれない。

そこには巧妙な仕掛けがあるのだ。

一見複数の選択肢があるようで、論理的に考えれば実は選択肢は一つしかない場面が多いのだ。

このため、プレイヤーは自分の考えで選択したようでいて、実はシナリオ通りに進む事となる。

自らの意思による選択が、ドラマチックな展開を生み出すかのような爽快感を得る。

そういうゲーム性なのだ。

もっともプレイ毎に細部は異なるようになっているし、プレイヤーの意思次第では普通敵に回すことのない国家を敵にしたり、滅びる運命にある国を救えたりするので、あえて最適以外の選択肢を取る意味は確かに存在する。

コマンド群は戦略を中心としたもの。

内政はほとんどなく、外交、軍事など、戦略に専念するコマンド構成となっている。

シナリオシミュレーションという、従来にないゲーム性。

戦略重視のシステムは分りやすい点が、独特なゲームコンセプトを強調している。

本来SLGとは自由度の高いゲームだ。

それにストーリーという自由度の低いものを組み合わせるのだから、一工夫必要となる。

本作はプレイヤーを誘導する事により、実質的に選択肢を絞るという方法を選んだ。

これによりSLGとしてのシステム上の自由度を確保しながら、ストーリーを満喫できる仕組みができあがった。

さらに本シリーズの象徴となった最後の意外な展開は、このストーリーを最高に盛り上げる。

この従来にないゲーム性が支持を得るのも当然だろう。

やがて本作はシリーズ化し、壮大な世界観の歴史として組み込まれていくのである。

本作と同時期に、SLGにストーリー性を導入する試みがいくつかの作品で始まるが、本作はその答えの一つと言える。

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