【発売日】 1991年9月6日
【発売元】 エピックソニー
【開発元】 バンデット
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
元は1989年にフランスのInfogrames(インフォグラム)社からAmiga、Atari ST、IBM-PCと言ったパソコン向けに発売されていた、疑似3Dロールプレイングゲーム。
職業はファイター(アマゾン)、スカウト、マジシャン、プリースト(プリーステス)の4種ある。
各職業について1人ずつ、名前や初期能力値を決めていく。
プレイヤーは擬似3Dフィールドを360度自由に移動する事が出来、非常に開放的である。
またこのゲームには時間の概念があり、現実の時間で約10分経過すると一昼夜となる。
夕暮れになると徐々に空が赤く染まり、夜になると空には星が現れ、画面も夜が更けるにつれて暗くなっていく。
フィールドではスタートボタンを押すと全体マップ、現在位置、方角が表示されるので基本的に迷う事はない。
敵とエンカウントするとプレイヤー達が下から画面内に現れ、事前に指示した行動に従って(戦闘中も変更可能)オートで敵キャラを攻撃する。
演出は当時としてはかなりのもの。
このためにわざわざエンジンを作ったほどであり、原作発売当時から『ドラッケン』のウリであった。
強力な防具を装備するとどんどんグラフィックがゴツくなっていくのも嬉しい。
ストーリーは「ドラゴン王家を巡る愛憎劇」であり、他に類を見ないという点では独特ではあるが、内実は良くも悪くも「お使いゲー」。
「~したから~に行ってくれ」というものばかりである。一部多少分かりづらい謎解きがあるが、行く先々の話を聞けば詰まるような事はない。
ちなみに、原作はもっととんでもない謎解きがあり、敵モンスターもSFC版とは比較にならないほど強かった。
これでも大幅に難易度を低下させて移植しているのである。
洋ゲーの移植作という事で悪く見られがちだが、フィールドを自由に歩く感覚、刻々と切り替わる空の様子など、じっくりプレイすると独特の世界観に浸れる「味」のあるゲームである。
多くの機種に移植されたことからも、それが伺える。
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