【発売日】 1995年
【発売元】 電波新聞社
【開発元】 マイコンソフト
【ジャンル】 アクションシューティングゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
ナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)が発売したアーケード用シューティングゲーム。
UGSFシリーズの一作。
「ブキミが気持ちいい!」をキャッチコピーにグロテスクさを前面に出しており、当時の市場ではかなり異質さが漂うタイトルであった。
画面はサイドビューで緩い重力があるため、移動せずにいると少しずつ落下していく。
波動銃は後述のカプセルから出て来る「パワー波動銃」を入手すると最大3段階まで強化される。
攻撃を受けると1段階パワーダウンする。
ゲームの目的は1ステージ6フロアで構成された全8ステージ、48フロアを攻略する事。
各フロアにいる青いエイリアン・オクティを全て倒すと次のフロアへのゲートが開く。
不気味さやグロテスクさを重視した本作は、背景や敵がよく描きこまれており、不気味さをしっかり表現できており世界観の完成度は高い。
特にメインの敵であるオクティ族はグロテスクな見た目でインパクトがあり、ボスも巨大で迫力がある。
敵や背景が不気味なのとは対照的にファイターは黄色い宇宙服でパケットは黄色い体に一つ目でかわいい系になっているのも特徴的。
発砲による反動などの独特の仕様も相まって本作の難易度は高めな傾向にある。
こちらと同じ速度で移動・攻撃を行うブルースナイパーを筆頭に強敵が多く登場し、ステージ2後半からはオクティの配置もいじわるになっていく。
後半では連続で被弾する事も珍しくない。
これだけでもかなりの難易度と言えるが、中盤からは反動を使うことですり抜けられる壁や透明なオクティといった要素が登場する。
特にすり抜けられる壁などは知識がないとまず気付けない。
マップや敵配置を覚えるだけでは攻略は難しい。
難易度は高いとは言え、理不尽すぎるようなバランスではなく、攻略法を構築すればちゃんと進めるようになるので、難易度が高いなりにゲームバランスは練られていると言える。
当時のナムコのタイトルでは一際異彩を放つ不気味さ溢れる世界観と人を選ぶ難易度からマニアックな人気を得た一作。
攻略にはそれなりのやりこみが必要とされるため、一筋縄ではいかないが、それも本作の魅力のひとつと言える。
X68000版は、10年目にしての初移植で移植度も高い。
電波新聞社がX68000で展開していた「ビデオゲーム・アンソロジーシリーズ」の13作目にして最終作。
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