【発売日】 1992年5月28日
【発売元】 グローディア
【開発元】 グローディア
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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【中古】[SFC]エメラルドドラゴン(EMERALD DRAGON)(19950728)
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ストーリー性、キャラクター性の色濃いRPG。
今となってはストーリー性やキャラクター性が強いRPGは珍しくも無いが、発売当時は本作ほど強く出してるものはあまりなかった。
またアニメ的要素も強い。
キャラデザイン、演出にはそれが垣間見える。
戦闘システムが独特なのも本作の特徴。
グローディア製作の前作「サバッシュ」のスピンオフ作品である。(ストーリーに直接的な関連性はない)
印象的なキャラクター達と、二転三転するストーリーが特徴の正統派のRPG。
ストーリーを全面に押し出した作り。
中心メンバーは、少年漫画やアニメのようにメリハリの利いた、「立った」キャラクター達。
そしていぶし銀的な仲間達も多い。
それらが世界観が複雑にからみあい、敵味方、仲間たちの間でドラマを織り成している。
アニメ調のキャラデザインや多彩な演出、ストーリーなどにより内面を深く描いており、特に会話シーンの多さが際立っている。
それを象徴する一つの要素として上がるのが「相談」コマンド。
一応次に何をすればよいかのヒントを出してくれるコマンドに当たるが、むしろキャラ同士の「雑談」「掛け合い」に近い。
内容も頻繁に変わるので新しい場面で会話を聞く面白みもあり、キャラクター性の確立に一役買っている。
ストーリー性重視のため、攻略に自由度はない。
まさにストーリー重視の一本道RPG。
レベルアップするのが、主人公とヒロインだけという点もあり、ストーリーを強調するためのRPG部分とすら言える。
キャラ、ストーリー重視でアニメ要素が強い話が見たいプレイヤーからすれば、十分楽しめる作品だろう。
一方で一部の複雑なダンジョンや、AIの貧弱さなどのバランス的に問題もあるのは残念な所。
ただこれらは、ゲームに大きな支障のでるほどのものではない。
今ではストーリー重視のRPGは数多く出ているが、その黎明期を代表する作品の一つとも言える。
移植されたのはPC-9801VM/UV以降、X68000、MSX2、FM TOWNS、PCエンジン(日本電気ホームエレクトロニクス)、スーパーファミコン(メディアワークス)。
製作ソフトハウスがPC誌「ポプコム」と密接な関係であった為、PC版の情報は「ポプコム」が宣伝を兼ねた特集が毎号組まれていた。
結果として発売前にライバル誌の商品宣伝となりうるのを嫌ってかゲームの人気とは裏腹に他誌に一切の情報が載らない独占した状態となっていた。
だが発売後に他誌「コンプティーク」で特集コーナーが設けられ、最終回間際には投稿者の一部に非売品のスペシャルディスクをプレゼントする企画などもあった。
小説やコミカライズ、ドラマCDなどのメディアミックスも展開され、続編の構想もあったようだが、実現には至らなかった。
タムリン 声 – 天野由梨
ハスラム 声 – 堀川亮
ファルナ 声 – 鷹森淑乃
バギン 声 – 西村知道
ホスロウ 声 – 河合義雄
ヤマン 声 – 北島淳司
カルシュワル 声 – 沢木郁也
サオシュヤント 声 – 子安武人
エメラルドドラゴン 声 – 沢木郁也
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