【発売日】 1992年6月1日
【発売元】 ビング
【開発元】 ナムコ
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
これまで『パックマン』や『ゼビウス』『ドルアーガの塔』など主に明るいイメージがあったナムコが、ホラー映画ブームの真っ只中であった80年代に世に放ったホラーACT。
今となっては版権的にやばそうなジェイソン似のマスクを被った主人公が、パンチやキックや凶器で館に蔓延る異形の怪物をなぎ倒しながら突き進む横スクロールアクション。
ステージ構成は全7ステージ。
各ステージの最後に待ち構えるボスを倒すことで進んでいく。
一部を除く各ステージは複数エリアから構成され、中にはステージ道中のルート分岐が存在するステージもある。
ステージのスタートエリアとボス出現エリアはルート分岐があるステージでも共通。
永久パターン防止措置として、長時間画面内に留まっていると画面左側から「触れるとダメージを受ける紫色の霧」が迫ってくる。
ボス戦では、飛び越すことがほぼ不可能な「青色の塊」が画面右端からゆっくりと迫って来る。
攻撃はプレイヤーの状況によりパンチ・キック、またジャンプ中にコマンド入力でスライディングキックができる。
更に壁に設置された槍や床に落ちている鉈、石・スパナ、斧、角材、散弾銃など、場所ごとのシチュエーションに合うような豊富な種類の武器も用意されている。
ストーリーやタイトルから分かる通り、一貫してホラー映画ならではの不気味でおどろおどろしい世界観の演出に徹している。
生理的嫌悪感を催させるほどに練りこまれたドットグラフィックや、不気味さのみでなく一瞬の安堵・焦燥感・悲哀まで、雰囲気に合わせて盛り上げるBGMも好評。
特にステージ4から5終盤・エンディングはBGMやよく動くドット絵が相まって屈指の名シーンとなっている。
有名ホラー映画のオマージュもちりばめられており、ホラー映画マニアであればニヤリとできる演出が多数ある。
ホラーな外観とは裏腹に「キャラクターのグラフィックが大きなアクションゲーム」としてはかなりスタンダードなルールと高い完成度を持つ。
基本的にはプレイヤーキャラ側が強めな調整であり、プレイヤー自身の理解と上達が肝要。その上で、何度も繰り返せば自然と上達する程よいバランスを保っている。
ボスもパターンがわかれば安定して倒すことが出来る。
本作はACTとして名作であると同時に、世代によっては「欝ゲーの代名詞」とも言える作品でもある。
特にプレイヤーに衝撃を与えたのが、ステージ5のボス戦からである。
全編にわたって徹底した残虐表現と暴力描写が施されており、これまでのナムコ作品の王道であったカラフルでポップな雰囲気など微塵もない。
至る所に散乱する腐敗・白骨化した血まみれの欠損死体、虫の息になりながら惨たらしく蠢く犠牲者などがひしめく背景や、肉塊を突き破って出現する巨大ヒル、崩れた胎児のようなザコ敵など、敵キャラやボスキャラの描写も生理的嫌悪感・不快感を覚えさせるものが多い。
タイトルに恥じぬ力の入れようは大いに評価できるのだが、そういった描写が苦手な人や子どもがプレイするには刺激が強すぎる物となっている。
ゲームとしてはバランスがよく上達も目に見えて分かる。
また個性的な敵やワナの配置やかいくぐる楽しさもあり、プレイヤーの心理をくすぐる演出もあっていろんな意味で飽きさせない。
台詞やムービーに頼らず、ゲームならではの手法で物語を演出しきったスタッフの手腕も素晴らしく、名作としての素質を十分に備えている。
当時のユーザーからも概ね好評を得ており、現在に至るまで変わらずに一定の評価があることからもそのことが伺えるだろう。
海外でも高い評価を得ており、20年以上経った今でも多くのファンに愛されている。
ただ、ストーリーに関しては「どうしようもなく救いがない」ため、「あの展開さえなければ…」と「むしろあそこまで印象深くさせるための演出は見事」という極端な路線に分かれる。
何はともあれ、『極めて悲劇的かつ救いようのない絶望感溢れるカラー』を表現しきったこともまた、本作を名作たらしめている大きな要因であろう。
FM TOWNS版は本体の性能の高さもあり、アーケード版に迫る再現度の作品である。
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