【発売日】 1989年7月
【発売元】 ブレイングレイ
【開発元】 ブレイングレイ
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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【中古】ラストハルマゲドン
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1988年にブレイングレイが発売したコンピュータRPGである。
人類滅亡後の地球を舞台にした異色の設定である。
ドラゴンクエストシリーズなどに代表されるファンタジー系に対するアンチテーゼとしてのシナリオは、当時は衝撃的だった。
12種類の魔物が昼・夜・サルバンの破砕日(各月の1日)のチームに分かれて、黙示録の謎を解き、戻らずの塔を攻略することになる。
腕力、体力、攻撃力、防御力、魔法力、悪運などそれぞれのパラメーターはレベル分けされていて、魔界へ戻れば一日に一回だけ全パラメーターが回復することも最大限に利用して、パーティー分けをする必要がある。
通常のRPGと異なる点は、モンスター達が主人公であり、限られた場面のみ人間が登場する。
また、アイテムなどを購入する店舗がなく、モンスター自身が道具・武具の作成をしなければならない。
モンスターはレベルが上がるにつれ姿が変化するが、特に総合レベル17と総合レベル34になると、別のモンスターから細胞を得て、融合してより一層醜くなっていく。
特にスライムとの融合は醜さに拍車を掛けることとなる。
真実に迫る内容、また人間とは何だったのか、謎を解き明かした後の衝撃的な結末は世紀末を迎えるプレイヤー達に衝撃を与えた。
またストーリーが進行するとともに出てくる、人類の英雄に対する史観は斜に構えていて逆転している(特にノアやナポレオン、ヒトラーに関するもの)。
FM TOWNS版は、CD-ROM3枚組。
パッケージは紙ボックスではなく、一般的な3~4枚組のCD用の厚みがあるプラスチックケース。
CD-ROM3枚組だが、使用容量は約8MBで、3枚とも同じ内容のファイル、違いは起動IPLの有無と音声トラックのみである。
ゲーム進行を記録するために、別途3.5インチ2HDのフロッピーディスクが1枚必要。
当時のFM-TOWNSは本体RAM容量が標準で1MBか2MBの二種類あり、それに合わせて「SMALL MEMORY VERSION」と「LARGE MEMORY VIRSION」のどちらかで起動する。
前者は、画像のアニメーションパターンが若干削減される。
オンラインマニュアルが実装されている。
ゲーム中でも閲覧可能。
それに対して、紙マニュアルは非常に簡素。
操作系は、FM-TOWNS専用ジョイパッドのみ。
概ねの仕様はPC版に準じる。
ゲーム画面のレイアウトは、他機種に準じる。
画面モードは、640×480/TrueColor中256色モード。
戦闘を除くイベント時のみ、320×240表示になる。
レイアウト、解像度に違いがあるがX68000版と同一である。
グラフィックは、基本的に256色モード用に書き起こされている。
イベントシーンのグラフィックのデザイン・枚数は原作のPC-88版とは若干異なる。
レイアウト、解像度に違いがあるがX68000版と同一である。
オープニングも含め、BGMおよび主要なイベントはCD-DA音声で再生。
BGMは大幅にアレンジされている。
一つのイベントに対し、一つのCD-DAトラックにイベントの音声とBGMがまとめて収録されている関係上、パーティの編成が固定で、パーティの編成に応じたイベントシーンのバリエーションは無い。
同じ理由で、アゾット剣を入手できるキャラクターが固定である。
結果として、各パーティで1つずつしか、アゾット剣を保有できない。
108枚の石版は、見た順番に自動的に番号が割り振られていく仕様で、108箇所ある石版のどれから見ても、銘文が表示される順番は同じである。
銘文は音声ではなくテキスト表示となる。
発売時期の1988年夏当時の初代FM-TOWNSは、CD-ROMドライブのシークタイムが特に遅かったため、「CD-ROMゲームは遅い」という非難の矛先によく上るゲームだった。
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