【稼働開始日】 1980年11月
【発売元】 ナムコ
【開発元】 ナムコ
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1980年11月に登場したドットイート型アクション。
1981年2月にはver.UP版である『ニューラリーX』が稼動開始。
現在は知名度の差により単純に『ラリーX』と言った場合でも『ニューラリーX』を指す場合が多い。
『無印』の難易度は「劣悪な燃費」「レッドカーや岩が多い」などをはじめ、救済処置を考慮してもかなりの難易度だった。
しかし『NEW』になって一転。
無駄に難易度が上がっていた要素を易化することで、現在でも愛される名作へと変貌を遂げることになった。
プレイヤーは青いマイカー(名前に反して見た目はF1)を操作し、迷路に点在する黄色いフラッグを全て入手する事が目的。
マイカーは一度動き出したら止る事ができない。壁に接触すると自動的に進める方向へ向きを変えて前進し続ける。
前後左右を細かく入力する事で擬似的な停車は可能。
障害物としてこちらを追尾してくるレッドカーと岩があり、接触するとミスになる。
レッドカーは1面では3台(ニューでは1台)。以降面が進むごとに増えて行き、最大8(ニューでは7)台まで増える。
最初はマイカーの後方に配置されるが、4台目からはマップの反対にも配置される(最大で後方4台・反対側3台)。
レッドカーはマイカーを執拗に追尾してくるだけで法則性や個性は無い。
なので岩に衝突して動けなくなっている事もままある。
画面右側にレーダーが表示されており、現在位置とフラッグ、レッドカーの位置が表示されている。
マイカーには燃料があり、これがなくなると移動速度が激減する。
燃料はステージクリアするかミスすると最大値になるが、それ以外で補充する方法は無い。
ステージクリアすると残った燃料がボーナス点に。
ドットイート型アクションではあるが緊急回避方法を持つ為、比較的難易度が低い。
だが、地図に岩は表示されないので調子に乗ってると予想外の出来事に混乱して衝突する事がままある。
ハイスコアを狙おうとするとラッキーフラッグをどのタイミングで取るかで頭を悩ませる事になる等、スコア関連のゲーム性も高い。
ドットイート型アクションの名作と誉れ高い『パックマン』と比べると「緊急回避方法」を追加、敵の個性も消滅もさせる事で当時の一般小学生でも十分楽しめる難易度となった。
パックマンの「食べまくる楽しさ」に対し、こちらは4方向スクロールする広大なマップにより「走り回る楽しさ」があり、マップも4種類用意された。
『NEW』では『無印』の問題点であった「低難易度でありながら袋小路に頻繁に追い込まれる」「燃料が直ぐ無くなる」と言う問題点も解消し、何故か解らないが陽気で軽快なBGMの評価も高い事から、十分名作の一つと言える。
惜しむらくは、技術的な問題絡みでファミコンに移植されなかった為、ゲームセンターに行かないor行けない子供達にはあまり縁が無かった事である。
同年(『ラリーX』と同年で、『ニューラリーX』からは前年になる)に同社から『パックマン』と言う強力な同ジャンルのライバルが出現したため、商業的にはあまり成功していない。
更にこの頃は縦画面ゲームが多かったため、縦画面でありながら右側に地図を表示し、横画面筐体を必要とした同作は導入にちょっと手間がかかるゲームでもあった。
デッドコピー基板やハック基板では、縦画面に改められたバージョンもある。
ゲームセンターあらしの必殺技「真空ハリケーン撃ち」が初披露された記念すべき(?)ゲームである。
[game-1]ラリーX(最新無料動画を楽しみましょう♪)