【稼働開始日】 1982年
【発売元】 タイトー
【開発元】 タイトー
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1982年にてタイトーからアーケードにリリースされたアクションゲーム。
トップビュー視線のゲームだが、他ではあまり見られないゲームシステムを採用している故に、直感的にどういう作品なのかを伝えるのは難しい。
1人~2人交互プレイ可能、全3ステージのエンドレスループ制。
電車である「デコイチ」を操作し、「田園」「都市」「宇宙」の3つのステージにて特定条件を満たせばクリアとなる。
各ステージによってクリア条件が違う。
このゲームの自機は電車であり、道となるレールには大幅な移動制限がある。
実際の電車と同じで、原則としてデコイチはレールの前方か後方にしか移動できず、他のアクションゲームのような360度自由の動けるような小回りの良さは持ち合わせていない。
よって、それを踏まえてプレイしないとわけのわからないままゲームオーバーを迎えてしまう可能性も否定できないところ。
「田園」「都市」「宇宙」の各ステージによってクリア条件が異なる。
各ステージにはデコイチの邪魔をするような感じで敵がたむろしている。
こいつらにデコイチが触れてしまうともちろんミスとなるので注意。
そもそも攻撃という手段はこのゲームには存在しないので、敵を倒す事はできない(避けて回避するしかない)。
少々やり込むだけでも1周位なら楽にクリア可能である。
また、動きが制限される故の戦略性が本作には兼ね備えられており、決してできる事の少ない単調なゲームではない。
雑な例え方になってしまうが、本作はレースゲームをベースに、レールの移動制御の的確性や敵を避けるアクション性といった要素を取り入れた意欲作といえる。
1982年のゲームとしてはグラフィックは華やかで見ているだけでも楽しい。
やはり時代的に考えると仕方がないかもしれないが、総ステージが3つしかなく、大体は8分位で1周クリアができてしまう小粒なボリュームであるのは物足りないところ。
ファンの中にはこの路線で新作をリリースして欲しいという声もある模様だが、残念ながらそれに該当する作品は存在しない。
ちなみに、後の『電車でGO!』もタイトー製ではあるが、あちらはリアルを追求したトレインシミュレーターであって、本作とは完全に別ゲーである。
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