【稼働開始日】 1983年7月14日
【発売元】 任天堂
【開発元】 任天堂
【ジャンル】 アクションゲーム
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スーパーマリオブラザーズ ワンダー Switch HAC-P-AQMXA
スーパーマリオブラザーズ ワンダー
概要 (説明は『Wikipedia』より)
マリオシリーズとしては第1作目の作品。
配管工となったマリオとルイージが、下水に住む大きなカメ・カニ・ハエなどの敵をひっ繰り返し蹴飛ばして退治していく。
マリオとルイージ(1Pの場合はマリオのみ)は、配管から次々と現れる敵キャラクターをブロックの下からジャンプで叩いてひっくり返し、自機で接触して蹴り飛ばすことで除外していく。
ひっくり返った敵は放置すると復活してスピードアップする。
突き上げても復活してしまうが、この場合スピードは変わらない。
ステージ下部の中央には3度叩けるPOWブロックが存在し、接地しているキャラに全て突き上げの効果を与えることが出来る。
2回目以降のボーナスステージごとに復活する。
1体の敵を倒すごとにスコアアイテムのコインが落ちてくる。コインはブロックで突き上げる他、直に接触することでも入手可能。
最下段には小さな配管があり、そこに入ると敵は再度同じ状態で上の配管から出現する。
プレイヤーキャラは配管に入ることは出来ない。
ステージは1画面ループ構成となっており、画面端に行くと反対側から登場する。
敵も最下段を除いてループする。
全ての敵を除外すると1PHASEクリアとなる。
エンディングがない俗にいうループゲームであり、ファミコン版はPHASE17以降はPHASE13から、アーケード版はPHASE23以降ゲーム内容はPHASE16から22までのループとなる。
2Pプレイの際は協力プレイとなるが、自機同士が接触すると勢いの強いほうが押し出され、勢いが同じだと押し合いになる。
ジャンプなどの際も同様で、他のプレイヤーを踏むと空中へノックバックしてしまう他、敵キャラと同じように足場下から突き上げられると浮き上がってしまう。
このため、近くで行動しているとお互いが邪魔をしあってしまうため、協力プレイの際は分担作業が必要となる。
逆に言えば仕様を逆手にとって、協力すると見せかけて敵にわざと当ててミスを誘うということも可能。
アーケード版のインストカードやコイン投入前のスタンバイ画面では「協力し合うか、それとも裏切るか…」というフレーズが書かれており、予め対戦・協力の2つのプレイスタイルを制作側が意図していたことが伺える。
実際、この仕様を利用した対戦ルールなども開発され、特にアーケード版では白熱した対戦を見ることが出来る。
単純明快なゲーム性と絶妙な難易度調整。
敵を床下から突き上げて、敵を蹴り飛ばすだけというわかりやすいゲーム内容のおかげでとっつきやすく、誰でもプレイが出来る。
本作の2Pプレイは基本的に協力プレイだが、先の通り対戦ゲームとしての側面もあり、他プレイヤーを罠に陥れる策がいくつも存在する。
倒れていた敵を蹴り飛ばそうとしている他プレイヤーに合わせて敵を叩いて起こし、ミスさせるという戦法はもはや定石。
他機と接触すると押し出すという性質を利用し、押し出される直前にスカして敵に当てるというやり方などもありで、かなり熱い読み合いが繰り広げられる。
単純明快、しかし奥が深いという任天堂のゲームらしさを体感出来る完成度の高いゲーム。
アーケード版と比べると演出の劣化、仕様の変更はややあるものの、ファミコン版でも本作の魅力を十分、再現しており、白熱したプレイが楽しめる。
アーケード版がオリジナルということで、後にマリオが主演して大ブレイクを果たした『スーパーマリオブラザーズ』と比べると知名度は低いが、現在でもリメイク版が登場したりステージモチーフとして利用されるなど、非常に愛されたゲームであるといえよう。
あまり知られていないが、本作の始祖は、1983年7月14日に稼働開始したアーケード版ではなく、それより先の1983年3月14日に発売されたゲーム&ウオッチ版である。
ゲーム&ウオッチ版は舞台が工場で、ベルトコンベアによって運ばれてくる荷物を落とさないようにマリオとルイージを同時に操作して運んでいくゲームだった。
このゲームこそルイージのデビュー作である。
以後、ゲーム&ウオッチ版だけでもマリオ登場作品が乱発されることとなり、様々な職業を転々とすることともなる。
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