【稼働開始日】 1984年5月
【発売元】 セガ
【開発元】 セガ
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1984年にてセガ・エンタープライゼス(現:セガ)からリリースされたアーケードゲーム。
主人公である親鳥「フリッキー」を操り、各ステージに散らばった雛鳥「ピヨピヨ」を全員回収し敵をかわしながらも出口に送り届けるのが目的となる。
ジャンルとしては横スクロールのドットイートアクションというべきだが、ドットアイテムなどを全部回収すればステージクリアとなる従来のドットイートとは違い、本作はドットアイテムに該当するピヨピヨに触れるだけではなく、それらをフリッキーの後ろに引き連れて出口に救出させなければならないという差別化が図られている。
総ステージ数は不明(100ステージ構成のループ制?)
フリッキーを操作して、ステージ内の複数の段差にいるすべてのピヨピヨを触れる事で回収し、回収されたピヨピヨがフリッキーの後ろへと一緒に付いてくる。その状態でステージ内に設置された出口にフリッキーが触れれば付いていたピヨピヨは救出(消費)される。
すべてのピヨピヨを一匹残さずに救出すればそのステージはクリアとなる。
触れたピヨピヨは何匹でもフリッキー後方に付き、ステージ内にいるピヨピヨをすべて付ける事も可能。
出口にて一括でピヨピヨを大量に救出する程入手スコアが多く入る為、スコアを大きく稼ぐには一度に多くのピヨピヨを出口に向かわせる必要がある。
逆にピヨピヨを少数で回収し何度も出口を出入りしてクリアする攻略も可能だが、当然ながら入手スコアは少なくなってしまう。
フリッキー達を邪魔する形で「ニャンニャン」という敵キャラが点在しており、引き連れたピヨピヨがこいつに触れるとピヨピヨの列が分断されて散らばってしまい、再度ピヨピヨの回収をするハメになってしまう。
また、フリッキー自身がニャンニャンに触れるとミスとなってしまう。
ステージを進めるとニャンニャン以上に変則的な動きでトリッキーを苦しめる「チョロ」という敵も登場する。
また、フリッキーが何も動かずに一定時間が過ぎると永久パターン防止というべき「怪獣」が出現し飛び道具を放ってくる。
もちろんこいつらにフリッキーが触れるとミスとなるが、ニャンニャンとは違いピヨピヨの列に触れても分断はされない。
ステージ3とその4倍のステージはボーナスステージとなり、ミス要因は存在しない。
ピヨピヨが画面下部から大量に降ってくるので、フリッキーを左右移動させて回収するのが目的となる。
すべて回収すればパーフェクトボーナスが得られる。
ステージを終えれば結果の成否に関わらず次ステージに移行する。
「いかにピヨピヨを回収して一括救出できるか」という面白さ。
大名行列の如くピヨピヨ達を引き連れて出口に向かい、軽快な効果音と共に大量のスコア表示がされる様は非常に爽快。
しかし、行列途中にピヨピヨがニャンニャンに触れて列が途絶えた時の絶望感は泣ける次第である。
ステージバリエーションの少なさは気になるがテンポ良くさくさくとステージクリアが可能。
それでいて、どういう手順でピヨピヨを救出すればいいのかという戦略性を持っている佳作。
公式ではフリッキーは当初は「雀」という設定だったらしいが、大人の事情であやふやになってしまったという逸話がある。
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