【稼働開始日】 1984年
【発売元】 タイトー
【開発元】 タイトー
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1984年にてタイトーがアーケードにリリースした横スクロールシューティング。
ダイバーを操り、敵の攻撃を掻い潜りながらも深海内に捕らわれている人質を救出するのが目的。
全4ステージ構成のエンドレスループ制。
各ステージにはカプセルに閉じ込められた5~8人の人質が捕らわれており、それを全員救出すればノルマ達成でステージクリアとなる。
特にボス的な存在を倒すような目的は本作には存在しない。
また、人質を全員救出しないと延々とステージを彷徨うハメとなる。
操作コントローラーはレバーと2ボタン。
レバーにてダイバーの八方向移動操作、ボタンは各自、ショットボタンと脱出ボタンに使用する。
このゲームのステージ内容は少々特殊で、「人質を全員救出しステージクリアしても、クリアしたその場所の続きで次ステージに挑む」という構造となっている。
クリアするまでは同じステージ構造がループする流れとなる。
すなわちこのゲームは全ステージが1つのステージで構造され、各ステージ専門の構造という概念はない。
ステージにおける救出しなければならない人質のノルマは「ステージ1は5人」「ステージ2は6人」「ステージ3は7人」「ステージ4は8人」となっている。
「深海を舞台にダイバーが人質を救出する」という設定がなかなか渋く、海底パニック映画とスパイ映画と合わせたような世界観が特徴の一作というべきか。
タイトーはその後ダライアスシリーズで同じく海をモチーフにした横スクロールSTGを製作する事になるが、ある意味では本作がそのルーツの一つに相当すると言っても過言では無いだろう。
1984年のゲームにしてはグラフィック回りが少々チープであり、同時期のタイトーのACゲームと比べると見劣りする外観となっている感は否めないところか。
しかし、「何気に多重スクロール」「ステージによって背景の色が変わる」「敵の出現場所などによってBGMが変化する」など、グラフィックのチープさを演出面でフォローしているのは評価できる。
難易度面ではスクーターの乗り換えがスムーズにできるかで左右されるが、マスターすると何周でもできてしまうくらいである。
また、グラフィック面では古さは否めないが、ゲーム性は良好だと言える。
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