【稼働開始日】 1985年12月
【発売元】 ナムコ
【開発元】 ナムコ
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ナムコが開発した横スクロールシューティング。
「レッドバロン(フランツ・フォン・ドーセマイナー)」と「ブルーマックス(マックス・ヤルゼルスキー)」の二人が操る複葉機を操作してメガズキン軍団と戦うという設定
二人同時プレイが可能となっている。
全21ステージの1周エンド。
各ステージで定められたターゲット(戦艦、空母、基地、工場)を破壊し、無事にゴール地点に着陸する事を目的とする。
シューティングとしては極めて珍しく「左方向へ向かってスクロール」する形を取っている。
使用するデバイスは8方向レバーとボタン二つ。
本作では複葉機である自機の挙動がリアルに再現されており、自機を上下移動させた際に自機そのものが傾くようになっている。
これに合わせ、ショットボタンを押した際にレバーを入れた方向に応じて「まっすぐ、斜め上、斜め下」の三方向へ弾を撃ち分けられるようになっているが、射程は短くおおよそ画面の三分の一ほどで消えてしまう。
この仕様上、「機体を上下移動させる際もショットの方向が前方に固定」となっている一般的な2Dシューティングとは少々感覚が異る。
もう一つのボタンは『宙返り』ボタンとなっており、『1942』よろしく無敵時間を付加しつつ素早く宙返りする。
回数制限はないため、背後から複数の敵に迫られたとしても複数回繰り返すだけで瞬時に敵の背後へ回り込んで逆襲する事も可能であるし、宙返り中にショットを撃つ事で普段は攻撃できない方向へ弾を撃つ事も可能。
レバーを入れながら宙返りをする事で高速に位置を変える、ゴール地点の着陸時に宙返りして着地を決めるとボーナス点獲得等、宙返りに関するテクニックは多い。
ただクリアするだけのプレイとターゲットを破壊してクリアするプレイでは難易度に雲泥の差があり、ハイスコアを目指すには宙返りを封印された状態での一発勝負を強いられる為、プレイヤーの腕前がダイレクトにスコアに反映される。
特にターゲットを破壊した数はスコアランキングに載る為、腕前の証明にもなる。
隠しギミックも多く、勲章の他に「特定の看板の上で宙返りをする」「着地の際にひっくり返って着地するとボーナス」「スペシャルフラッグ等の隠しアイテム」「ボスと相打ちになって稼ぐ神風特攻」といったスコア稼ぎを熱くするような隠し要素が多い。
全体的にポップな雰囲気であり、殺伐とした雰囲気を感じさせない。
自機が複葉機であり、主人公の名前などから第一次世界大戦のドッグファイトをモチーフにしたと思われるが、ビルの並ぶ街並みの市街戦等、モチーフにこだわり過ぎずに独自の世界観を築き上げている。
自機の高度を上げる時には機体そのものが斜め上に持ち上がり、下げる時には機体も斜め下に傾くなど、2Ð時代のシューティングゲームではほとんど見過ごされていた実際の飛行機の挙動をさりげなく再現してゲーム性に結び付けている点も芸が細かい。
二人プレイや連打が間に合えば何度でも復活が可能といった意欲的な要素を盛り込み、ポップな雰囲気も相まって全体的にカジュアルで敷居が低いシューティングである。
しかし、やり込めばやり込むほど隠し要素の多さやスコアアタックによる違った楽しさが見えてくる作品でもある。
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