【稼働開始日】 1986年7月
【発売元】 SNK
【開発元】 SNK
【ジャンル】 アクションゲーム
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アテナ ATHENA スカジャン SNKJ-003【 SNK × SWITCH PLANNING 】NEOGEO ネオジオ アテナ姫 キングオブファイターズ
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ビクトリー王国の王女アテナ姫を操作し、森、洞窟、海、空、氷、地獄、迷宮の7つの世界を巡って戦うアクションゲーム。
システム的にはアイテム取得による成長要素を含んだアクションRPGに分類され、アイテムを取ってキャラクターを強化しつつ進んでいく。
当時の水準としてはかなり美麗な色遣いで描かれたカラフルでポップな世界観と、「一国の王女がビキニ水着一丁で武器を振り回す」という、インパクト抜群のキャラクタービジュアルで人気を博し、80年代におけるSNKの代表作のひとつとなった。
レバー及びバトル(攻撃)・ジャンプボタンを駆使してアテナ姫を操作し、武器・防具等のアイテムを手に入れて強化しつつ、フィールドの最後に待ち受けるボスを倒すことで次のステージへ進んでいく。
各ステージには制限時間が設けられており、時間内にクリアしなくてはならない。
全8面(7面+ラスボス面)構成。
ゲーム開始直後のアテナ姫は見た目通り全くの丸腰状態で、初期状態ではリーチの短いキック攻撃しか出せず防御力も最低な上、ジャンプ性能が低いことも相まって非常に弱い。
そのため、破壊可能なブロックの中に隠されている装備アイテムを探し出し、装備のランクを上げてキャラクターを強化していかなくてはならない。
明るくポップなファンタジー世界と個性的なキャラクターたち。
赤ビキニ一丁のオテンバ姫というアテナ姫のビジュアルとキャラクター性は、当時のゲーマー少年たちの度肝を抜いた。
片手の肘で杖代わりに剣をつき、口を半開きにして正面手前を向いているメインビジュアルが象徴的。
このイラストはAC版ポスターを初めとして、攻略本やFC版のパッケージなど様々な媒体に使われており、キャラクターのビジュアルと共に作品そのもののイメージも大きく決定付けた。
また、ゲーム開始直後のオープニングシーンにて、開かずの間の扉に飛び込んだアテナ姫のドレスが落下中にスポーンと脱げ落ちてしまう演出もある意味、本作を象徴する名(?)シーンである。
アイテム取得によりキャラクターを強化していくRPG要素を持ったアクションゲームは、84年度の『ドルアーガの塔』や本作と同年の2月にファミコンで発売された『ゼルダの伝説』など、前例は既にある。
本作はそれらの要素を取り入れつつも横スクロールアクションを基調としていることと、主人公が露出度の高いビキニ姿のヒロインというインパクトあるキャラクター性や、明るくポップな雰囲気の世界観を特徴として、それらの先行作とはまた異なるテイストを打ち出している。
ゲーム性の面では、キャラクター強化の仕様や癖のある操作性により、やや理不尽な方向に難度が高まっており、その点で人を選んでしまう一面があるのは否めないが、武器・防具の選択によるやりこみ要素があり、難易度が高い分、腕に覚えのあるゲーマーにとっては非常にやり応えのある作品に仕上がっている。
『T.A.N.K.』『ASO』『怒』を立て続けにヒットさせ波に乗っていたSNKだからこそできた挑戦的な作品、且つ同社の80年代を支えた代表作として十分な要素を秘めた良作であると評して差し支えはないだろう。
近い時期に出ていたPC『夢幻戦士ヴァリス』やFC『マドゥーラの翼』『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』と並んでビキニアーマーを流行させた立役者であり、女の子を前面に押し出した作風から、近い時期にACで出た『奇々怪界』『ワンダーモモ』などとも併せて、ギャルゲーのルーツの一つと言われている。
主人公のアテナ姫はその人気ぶりから後年に他ゲームへの客演も果たしている。
[game-1]アテナ(最新無料動画を楽しみましょう♪)