【稼働開始日】 1987年12月
【発売元】 タイトー
【開発元】 東亜プラン
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
東亜プラン。
かつてタイトーの右腕として『究極タイガー』や『飛翔鮫』などのシューティングゲームを多数開発した会社である。
そのため東亜プランは「シューティングゲームの会社」というイメージが持たれているが、その実シューティング以外にも様々なジャンルのゲームも開発していたりする。
本作はそんな東亜プランが開発を担当し、タイトーが発売をしたアクションゲームである。
本作は水晶に姿を変えられ連れ去られた姫を救うべく、勇者を操作して悪の大王ワードナを倒す、という筋書きである。
5つのステージを順番に制覇していく残機制の横スクロールアクションで、最後のステージ5にいる悪の大王ワードナを倒せばエンディングとなる。
操作は1レバー(移動)と2ボタン(攻撃とジャンプ)で、攻撃は勇者の魔法で火の玉を投げるというもの。
火の玉は最初は画面内に一個しか連射できないが、敵を倒すと現れるアイテムの黄色い玉を集めると画面内に連射できる数が増えていく。
また、ステージを制覇するごとにアイテムショップが現れ、そこでは火の玉の飛び方が変わる攻撃アイテム、一度だけ攻撃を食らっても死ななくなる魔法のマント、マントの耐久性を上げる針と糸に制限時間を1分延長できる時計などを買うことができる。
アイテムはこれらの他にも敵を倒すと出てくるものがあり、一度だけ高くジャンプできる靴や特定の場所で立ち止まると火の鳥を呼べるオカリナなどが登場。
ゲーム画面を見てまず気づくこととして、キャラクターがコミカルで魅力的である。
根幹となるアクションの部分もよくできており、主人公は機敏にテキパキ操作できる設計。
ちなみに、ゲームの進行速度は比較的ゆっくりとしたものであり、純粋にアクションゲームの腕が問われる出来となっている。
背景は油絵を切り取ったような独特なものであり、ステージ1の最初の森の時点で只物ではない雰囲気が漂っている。
そしてBGMは東亜プランならではの不可思議な曲調が病みつきになるものであり、なおかつどの曲も高いクオリティにまとまっている。
これらの芸術的な背景・音響が前述のコミカルなキャラクターと相まって独特なアンバランス感が生まれ、見るのもを惹きつける不可思議な世界観を醸し出している。
隠し要素が非常に多く、クリアした後のやりこみ意欲も促してくれる。
初見殺しなトラップがあまりに多く、アクションゲーム初心者にはあまりおすすめできない。
本作はアクションゲームであるため『究極タイガー』や『飛翔鮫』の陰に隠れたマイナーな存在ではある。
しかし、本作は他の東亜プラン作品と同様にあらゆる部分が丁寧に作られており、なかでも主人公をゆっくりかつテキパキ操作できる繊細な設計は細かいところにまで気を配っていると言える。
一筋縄ではいかない不可思議なアクションゲームとして、本作は評価されるべきであろう。
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