【稼働開始日】 1987年7月1日
【発売元】 アイレム
【開発元】 アイレム
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1987年に稼働したアイレムによる横スクロールシューティングゲーム。
独特な世界観、高いレベルで練り込まれたゲーム性、その後のシリーズ展開が好評を博し、現在では『グラディウスシリーズ』と『ダライアスシリーズ』に並ぶ横シューティングゲーム御三家の一つとして知られている。
基本的システムは比較的シンプルな横スクロールシューティング。
残機制で、全8ステージで1周クリア。
自機はショットボタンを長押しする事で、強力なショット「波動砲」を発射できる。
押している間画面下部のゲージにエネルギーが溜まり、離すと溜まったエネルギーに応じた威力の一撃を放つ。
『R-TYPE』を代表するシステムの一つ「フォース」。
決して壊れず、敵弾をも防げる球体状の子機。
自機の前方または後方に装着することで「盾」として運用できる。
ボタンでフォースを撃ち出せる。
画面外に消える事は無く、弱点にめり込ませたり別軸で攻撃をしたりできる。
同じボタンをもう一度押す事でフォースは自機にゆっくりと戻っていく。
分離時はレーザーを撃てなくなる代わりに、フォースからもショットが発射される。
フォースそのものにも攻撃力があり、接触させることでダメージを与える。
前方に装着した場合はフォースの横幅の分だけ自機弾・波動砲の発射位置が前に寄る。
この特性を利用する事で攻略を楽に出来る場面もある。
盾となり矛となる子機「フォース」の存在、加えてこれによって生まれるゲームの戦略性。
高性能ながらも成長しない自機・進化する子機と言う画期的なシステム。
アイレムのみならず、無限耐久子機・パワーアップ子機という要素は多くの作品で取り入れられた。
非常に癖の多い自機と子機だが、それらを生かすステージ構成を進行する事で、プレイヤーの腕を鍛えると言うアクションゲーム的な作りになっている。
典型的なパターンゲームのため、人によって好みが分かれる。
地形や敵のパターンは4面以降になると複雑化し、3面までからグッと難易度が上がる。
特に6面はドップの動きや地形に覚える要素が非常に多く、「STGの皮を被ったアクションパズル」と言われることも。
パターン構築よりも、アドリブ力を重視するタイプのプレイヤーは、序盤で詰む可能性が高い。
パターンゲーム全般に言える事だが、ある程度パターンを構築すると、反射神経も敵の挙動の見切りも不要になり、プレイが完全に作業と化す。
溜め撃ち波動砲と無敵の盾・フォース、そして機械兵器や生物的なものが入り混じる敵勢力バイドと死闘を繰り広げる独特の世界観を携えてSTG界に殴り込みをかけた、アーケード版『ロードランナー』シリーズ以降不作にあえいでいたアイレム起死回生の大弾。
戦果は上々で、横STG人気の一端とアイレムの屋台骨の一端を共に支える人気シリーズへと成長していった。
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