【稼働開始日】 1988年3月24日
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 シューティングゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
ビックバイパーとバクテリアン軍の戦いから2年、平和な惑星グラディウスに新たな脅威が迫りつつあった。
バクテリアン特殊部隊「ゴーファー」である。
強化改造を受けたビックバイパーはこれを迎え撃つ為、再び宇宙へと飛び立った。
人気タイトル『グラディウス』の続編であり、シリーズ最高傑作との呼び声が高い。
本作は1988年に開催されたAOUアミューズメントエキスポにおいて何の事前通知もなく突然発表され、各方面に大きな衝撃を与えたとされている。
試遊台には常に長蛇の列が出来、中にはここで1周クリアするまでやり込んだという人までいた程。
稼働当時からその人気は絶大なものがあり、同年の第2回ゲーメスト大賞では大賞・ベストエンディング賞・ベストシューティング賞の3部門で1位を獲得するなど凄まじく高評価を受けた作品だった。
基本的なシステムは前作『グラディウス』と同じだが、本作は自機選択システムを搭載している。
本作よりオプションハンターが登場。
名前通り接触したオプションを根元からさらって行ってしまうパワーダウン専門の敵である。
オプションを4つ装備した後に一定時間が経過すると警告音と共に現れてオプションをかすめ取ろうとしてくる。
この際に根元から当たられると装備している全てのオプションを持っていかれてしまい、最悪の事態になりうる。
そうでなくともボス戦や上下にスクロールしているときなど避け難い状態でもお構いなしに何度でも出てくるので一旦装備さえ整えればミスをするか、周回をクリアするまでフル装備を維持できた前作と違ってオプションを4つ揃えた状態を維持する事が難しくなった。
当たり判定は無く自機が触れてもミスにはならないが破壊も不可能。
出現条件は「オプションを4個搭載した時」なので、オプション3個のみで進めるなどの対策が必要となる。
ただし、そうすると今度は火力が必要となる場面の突破が難しくなるというデメリットもあるため「ハンター対策のためにオプション3個で進むか、火力を重視してオプション4個で進むか」「その後に現れるオプションハンターに対してどう対策するか」といった戦略性が生まれた。
全8ステージで1周クリア。
前作をはるかに上回るボリューム・グラフィック・サウンドを搭載。
前作もステージごとにがらりと趣向が変わる事で革新的だったが本作でも様々なギミックが盛り込まれており、プレイヤーを驚かせた。
特徴的なのは画面中を埋め尽くし、ひたすら跳ね返る水晶を砕きつつ先を目指すステージ3や、高速スクロールの迷路が挟まるステージ6、「沙羅曼蛇」を含む歴代ボスとひたすら戦うボスラッシュステージのステージ7等。
ボスラッシュステージは開始と同時に大量のカプセル持ちのザブが現れ、これを凌ぎつつパワーアップを揃えるものとなり、非常にスリリング。
以降のシリーズの定番となる。
最終ステージの要塞も前作の電磁シャッターを発展させた「クラブ(カニ)」が非常に印象に残る。
後に『パロディウス』で「ちちびんたリカ」としてパロられたり、様々な派生型が生まれる等シリーズに大きな影響を残した。
異なる4種類の兵装により攻略パターンの幅ができ、攻略法が前作よりも多くなった。
ちなみに最も初心者向けと言われるのはタイプ4+フォースフィールドの組み合わせである。
レーザーの大幅な弱体化、それに伴うリップルレーザーの躍進に伴い、フルパワーアップでも連射の重要性が高くなってしまった。
『グラディウス』『沙羅曼蛇』ではレーザーが非常に強く、ミサイルもデフォルトでオート連射であるため、最強装備時には一切連射が不要という仕様となっていた。
前作を引き継ぎ更に発展させた作品。
機体選択やボスラッシュ等の追加要素は、以後のシリーズにも受け継がれていく事となる。
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