【稼働開始日】 1988年11月
【発売元】 セガ
【開発元】 ウエストン
【ジャンル】 アクションシューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1986年度制作の『ワンダーボーイ』、1987年の『ワンダーボーイ モンスターランド』に告ぐシリーズ三作目。
アーケードにおけるワンダーボーイは本作が最後となった。
初代ワンダーボーイの雰囲気やライフゲージを継続しつつ、シューティング色が強くなり、二人同時プレイが可能になるなど、シリーズの中でもかなりの異色作として見られている。
一人~二人同時プレイ可能、全14ステージ構成、各ステージは2つのパートに分けられる。
このゲームはステージ毎に2つのパートがあり、パートによって操作性やシステムに相違がある。
一部敵を倒すと落とす攻撃アイテムを取得すると、6種類ある専用の特殊ショットが時間限定で撃てるようになる。
グラフィックやBGM周りのクオリティは、当時の基準としてはそこそこの高さ。
ステージは全14ステージと非常に長いが、ボスのデザイン・攻撃バリエーション共に豊富で一切使いまわしがない。
また、中盤以降はトリッキーな配置も見受けられるため、ゲームとしては中々やり応えのある難易度になっている。
ゲーム自体の完成度は悪くなく、本作から触れるプレイヤーにとってはあまり問題ではないが、前々作や前作をプレイした人間にとっては問題点に成り得る可能性がある。
前々作は任意スクロール型アクション、前作はRPG要素の強いアクションだったが、本作は概念の項でも述べた通りシューティング色が非常に強いゲーム性と化しており、前二作プレイヤーからは異端の目で見られやすい。
人によっては「これはワンダーボーイではない」と断言される程の変わり様であった。
決してゲーム自体の完成度が低い訳ではなく、遊ぶ分には特に大きな問題はないが、ジャンルが異質すぎたのか過去シリーズ程のヒットには恵まれなかった不遇の一作。
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