【稼働開始日】 1988年3月
【発売元】 ナムコ
【開発元】 ナムコ
【ジャンル】 野球ゲーム
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【中古】【箱説明書なし】[PCE]プロ野球ワールドスタジアム(Huカード)(19880520)
【中古】[PCE]プロ野球ワールドスタジアム'91(Huカード)(19910321)
概要 (説明は『Wikipedia』より)
1986年12月に発売され、大ヒットしたプロ野球ファミリースタジアムの業務用への逆移植。
基本操作はそのままにグラフィックとサウンドを大幅強化、ファミコン版シリーズに先立ち12球団制を採用、球場を3つから選択し、スタメンの打順変更も可能、さらに往年の名選手を控え選手として追加、一部の選手には応援歌が流れるなど数多くの新要素を加え、アーケードでも大ヒットを飛ばし、各地のゲームセンターで高いインカムを記録した。
当時のキャッチコピーは「求む!! 珍プレー好プレー」。
ファミコン版では勝ち抜きシステムをとり、途中で敗れるか最終チームに勝つまでゲームを続行できたが、本作では業務用ということから、勝敗に関わらず1試合でゲーム終了となった。
延長イニングが無いので同点の場合は引き分けとなる。
なお、プレイヤーが必ず先攻となり、10点差がつけばコールドとなるのはファミコン版と同様である。
基本操作はファミコン版とほぼ同じ、代打及びリリーフで選手交代画面を呼び出すために、Cボタンが加えられた以外はオリジナルとなんら変わりはない。
Cボタンはポーズ機能のような役割も果たすが、業務用機器という性格上、一定時間が経過すると自動的にタイムは解除される。
また、投球時においても一定時間操作しないと自動的に投球される。
ファミコン版では、平凡なゴロを取り損ねランニングホームランにしてしまう、外角に逃げる変化球やフォークボールに容易くつられ三振の山を築くなど、投打におけるCOMの操作に弱点があったが、業務用では打球処理もソツ無くこなし、変化球にもひっかかりにくくなるなどCOMの操作が強化されている。
選手データはファミコン版では容量の関係で実現できなかった1リーグ6球団の2リーグ、全12球団制を取り入れ、1チームを除き実名かそれに近い形で登場。
各球団の選手はファミコン版’87年度版をベースに、長島一茂、デシンセイ、マドロックなど1988年当初話題性のあった新入団選手と、モデル球団で活躍したOB選手を各チームに2人づつ追加。
控え選手枠と投手枠もそれぞれ1名増えて5名となり、選手名も1文字増えて5文字となった。
またゲーム進行には直接関係ないが監督名もオーダー画面に表示されるようになった。
ユニフォームについても、ファミコン版ではハードの性能上1チームにつき2色のパレットでしか表現できなかったのに対し、本作ではカラーリングはもちろん細かな意匠に至るまでモデル球団により忠実な形で描写されている。
特に近鉄バファローズをモチーフにした「バッカルーズ」は、同球団のトレードマークであったトリコロールキャップや赤いラグランスリーブが再現されている。
審判のジャッジにボイスが使用され、外野に飛球が飛んだ際は実況音声が流れ、ホームランを放てば歓声と豪華なファンファーレも流されるなど、演出効果を高めている。
ファミコンの大人気作を逆移植した本シリーズは、アーケードファンにも受け入れられ、人気を博した。
また、ROMの積み替えだけでゲームを交換できるSYSTEM I基板であったことから、手軽に新データ版と入れ替えることができ、オペレーターにも評判であった。
しかし肖像権等の諸事情から、’89開幕版より選手名が全面的に差し替えられ、さらに’90激闘版にて「ばたー」「あまさけ」「おうじ」「ふるあん」「せいうち」など、原型を留めないほどに変化してしまった選手名は一般ユーザーから不評を買い、選手データ以外は何も変わらないというマンネリ化と相まって本シリーズは緩やかにそのインカムを下降させた。
その後、実名を使用した他社製の野球ゲームが徐々に市場に出回るようになり、本作もSYSTEM II基板への移行に伴い実名が使用されるに至った。
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