【稼働開始日】 1989年
【発売元】 アイレム
【開発元】 アイレム
【ジャンル】 アクションシューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1989年にアイレム(現アピエス)からリリースされたシューティング要素の強いアクションゲーム。
開発スタッフが全員女性であり、(アイレムにしては)低難易度のゲームというのをセールスポイントにしていた作品である。
一人~二人交互プレイ可能、全7ステージ構成。
使用するボタンはショットとジャンプの二つ。
ジャンプは押す長さによって跳ぶ距離が変わる他、ジャンプ下降中にレバー上か下のどちらかを入力すると、前者は早く、後者はゆっくりと下降できる。
ときおり置いてあるアイテムには、トンマを強化したり、先に進む為に必至なものがある。
宝箱を破壊する事でもアイテムを落とす場合がある。
『最後の忍道』がやりすぎだと判断したのか、本作はあちらと比べれば非常に大人しい難易度に仕上がっている。
単体で見ればかなり難しい部類に入っているが、1ステージの構造が短めな事もあって意外とさくさくと進めるようになっている。
制限時間の厳しさがネックとなっているが、制限時間が短い分、テンポの良さにもつながっている。
やはりというべきか、’’アイレムらしい高難度ぶり’’
「(アイレムのゲームにしては)低難度」「『最後の忍道』よりは大人しめの難易度」と書いたがあくま他と比較した場合であり、ゲーム単体だけで見た場合の難易度はアイレムらしく、やはりかなり高めの部類に入っている。
大きな要因として即死制であることに加えて、敵が多方向から多種多様なパターンで回避し難い攻撃を放ってくる上に、きっちりとこちら側を狙って殺しにかかってくるところにある。
トンマのジャンプには独特の浮遊感があり、この辺も最後の忍道に近いクセを持っている(忍道の主人公ジャンプもふわっとしている)。
それ故に他のアクションゲームと同じ感覚でジャンプしようとすると思わぬミスを招き易いため、慣れが必要となってくる。
これに加え敵の攻撃の激しさも手伝って、慣れない内は敵を狙い撃つのも難しい。
ゲームとしては割と丁寧な作りで、根本的に問題とされるような部分はあまりない。
逆にいえばこれといってインパクトのある作りでもない、当時から空気として見られ気味なゲームであった。
一方で、ファンシーな見た目からは想像がつかないくらいに難易度が高いゲームであり、「アイレムに珍しい易しい作品」という売りや見た目のポップさとは裏腹に、純粋に楽しむためにのハードルが高い内容となっている点が惜しいところであるが、その点も含め「実にアイレムらしい作品だ」とファンには評されている。
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