【稼働開始日】 1990年
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 アクションゲーム
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(ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ) Teenage Mutant Ninja Turtles オフィシャル商品 キッズ・子供 ボーイズ トレ..
[ファンコ] FUNKO POP ! TELEVISION: Teenage Mutant Ninja Turtles - Donatello!<ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タート..
概要 (説明は『Wikipedia』より)
コナミが出したベルトスクロールアクションの2作目であり、当時アメリカで人気を博していた漫画及びアニメ「TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES」を原作としたキャラゲー。
国内では本作から4年後に放送されたテレ東の「ミュータント・タートルズ」*1でおなじみだろう。
サワキちゃんこと宿敵シュレッダーとフット団の手からヒロインのエイプリル・オニールを取り戻すべく、タートルズが戦うという原作同様の単純明快なノリ。
全5面ではあるのだが、2面は何故か他のステージ3つ分のボリュームがありけっこうな長丁場となっている。
4体のタートルズの中からプレイヤーキャラを選ぶ。
基本的な操作方法は1レバー2ボタン方式。
Aボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃。
AB同時押しでキャラ固有の特殊攻撃。
2人プレイ用の基板と最大4人プレイ可能な基板とが存在し、設定に微妙な差異がある(回復アイテムの量や、席によりキャラが固定されている等)。
原作再現には非常に力が入っており、ファンならば演出面では文句の少ない出来。
ボイスは1987年アニメ版を多用している。
BGMも1987年版アニメで使用される曲を再現、もしくは踏襲した構成の曲調で統一されている。
おなじみの掛け声「カワバンガー!」もしっかり入っているし、好物であるピザを見つければ「ピッザタァ~イム」と喜ぶ。
完成度の高いグラフィック。
パターンの量も当時の作品としては非常に多彩で、タートルズを動かしているだけでも敵の動きを観察しているだけでも楽しい。
敵が派手に吹っ飛び壁に「ビターン」とぶつかったり、時折フキダシでセリフが出たりして、アメコミ風のコミカルな演出はとても痛快。
ニヤリとしてしまうこと受けあい。
タートルズ4キャラが「基本的に素体グラフィック使いまわし」のため、実質1キャラだけに膨大な容量を投入でき、敵の大半が原作同様フット団ザコであるため素体1種に容量を多く割ける、という原作デザインならではの恩恵を最大限活かした結果である。
はっきり言って、難易度はかなり高い。
多人数・連コインプレイ推奨のバランスであり、ボス戦や一部のザコに対してやたらとこっちが不利なシステム。
ザコの耐久力は低めなものが多いが、ダメージを受けて怯んでいる間は無敵という仕様のため、ただ通常攻撃を連打しているだけでは割り込まれて反撃されてしまう。
バランス取りがやたらに厳しいことと、自キャラ性能が全体的にイビツである点を除けばその作りは雑ではない。
「原作の雰囲気を再現する」という面ではかなり努力のあとが見え、キャラゲーとしての志はかなり高かったのではないだろうか。
せめてもう少し遊びやすい難易度になっていれば、という部分が非常に惜しまれる。
以降コナミが製作する業務用ベルトアクション『X-MEN』『メタモルフィックフォース』、体裁は異なるが実質的にはベルトアクションに近い『ガイアポリス 黄金鷹の剣』などの様々な後進作において、「プレイヤーに厳しすぎる」点の反省が見られ、成長が見られる。
本作のゲームバランスは大問題だが、製作者たちが積んだ経験は、無駄にはなっていなかったようだ。
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