【稼働開始日】 1990年
【発売元】 タイトー
【開発元】 タイトー
【ジャンル】 シューティングゲーム
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【中古】ガンフロンティア アーケードギアーズ
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
自機「デスペラード」を操り、全6面を攻略していく縦シューティング。
近未来の惑星を舞台にしながら、荒野を眼下に空飛ぶ拳銃が撃ち合う、という西部劇をディフォルメしたような画面展開が持ち味。
開発を指揮したのは、元アニメーターという経歴を持つ仙波隆綱氏。
氏が初めて手掛けたオリジナル企画でもあり、曰く「一般大衆向けに作った」らしいのだが…。
基本はオーソドックスなショット&ボム方式のSTGだが、自機の性能やパワーアップ方法は少々特殊なものとなっている。
ショットは特定の敵が出すコインを5枚集めると1段階パワーアップ(最高6段階)。
パワーアップする毎に弾幅が広がるものの、常に前方一直線にしか撃てず、画面内の同時発射数にも制限がある。
ボムは他のシューティングとは使い勝手がかなり異なる仕様。
後のバトルガレッガが比較的近いシステムを持つ。
地上のザコ敵や建物を破壊すると出現する金塊を1個取る毎に、白い小ボムが補給され、その小ボムが25個溜まると赤い大ボムに変化する仕組み。
非常に力の入った演出の数々。
水煙のもうもうと上がる滝口から現れ、雷雲の中で決戦する2ボス、砂浜に着くと敵歩兵と戦車がぞろぞろ上陸する3面の船、映画館を壊すとラストシーンが地面に投影される4面、絶望的な戦力の集う光景を眼下に突き進む5面冒頭など、各面に見所がある。
最終面は演出的にもゲーム的にも印象深いものに仕上がっており、本作を語る上で外せないものとなっている。
様々な要因が絡む事によって作り出される、現在の目で見てもかなりのいやらしさを誇る難易度。
そのピーキーなバランスに多くのプレイヤーが苦しめられた。
本作の敵弾の多くは、当たり判定が大きめで弾速の遅い棒状の弾となっているのだが、これが曲者。
目を引く派手な演出、使用基板であるF2ボードの性能を最大限発揮した美しいグラフィック、迫力のあるサウンドと、見た目の面では当時のSTGの中でもトップクラスと言っていい完成度を誇っており、その点での評価は今尚高い。
一方のゲーム内容は、癖の強いシステムとそれに伴う高難易度故にかなり取っつき難い仕上り。
ある程度やり込んだプレイヤーからは一定の支持を集め、1991年のゲーメスト大賞では編集部特別賞を受賞するなどしたものの、本来想定していた客である一般層からは「難し過ぎる」と嫌煙されてしまい、同時期リリースの取っつきやすいゲームとして注目を集めた『雷電』の陰に隠れる形となった。
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