【稼働開始日】 1991年2月20日
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1991年にてコナミからアーケードにリリースされた、コミカル風味の縦スクロールシューティングゲーム『ツインビー』シリーズの1作。
アーケード作品としては『初代』から数えてシリーズ2作目、家庭用シリーズも含めると通算5作目にあたる作品となる。
本作のキャラクターデザインは当時コナミに在籍していたShuzilow.HA(濱川修二郎)氏が担当。
後のシリーズにおいても担当を引き継ぐ事になる。
二人同時プレイ可能。
全7ステージ・2周構成。
基本的なルールは初代をほぼ踏襲してい。
新操作「ビッグショット」が追加。
及び、二人同時プレイ時の合体ショットの性能変化。
新たなベルとして「黒ベル」「紫ベル」が追加。
ミラクルボールの削除。
その代理として「グインビー」が追加。
本作はレバーと2ボタン(対空ショット・対地ショット)を使用する。
対空ショットボタンを押しっぱなしにし、画面下部の「パワーゲージ」が満タンになった状態で離すと溜め撃ち攻撃「ビッグショット」が放てる。
ステージ中に浮遊している「雲」を撃つと、効果音と共に本作のメインアイテムである「ベル」が出現する。
「黄色ベル」…スコアアップの効果。連続取得するとスコア倍率がかかる。
「青ベル」「黒ベル」…前者は自機のスピードアップ効果。後者はスピードダウン効果。
「白ベル」…自機の対空ショットが攻撃判定の大きいツインショットになる。
「緑ベル」…自機にトレースする形で動く分身(無敵オプション)を3機付け、自機と同じショットを放ってくれる。
「紫ベル」…自機にトレースする形で動く”しっぽバリア”を3機付け、触れる事で対空敵ダメージ・及び敵弾をかき消してくれる。
「赤ベル」…自機に特定回数のダメージを無効化してくれるバリアを付ける。
本作は初代『ツインビー』を筆頭とした歴代シリーズと比べ、コミカルさ以上にメルヘンチックな一面が強調された作りとなっている。
『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』など、ジブリアニメの影響を大きく受けたと思われるデザインが目立つ。
この路線は後のシリーズ全般にも受け継がれる事となる。
本作は過去作において”ほとんど”姿を見せなかった「ツインビー達のパイロット」が、ステージクリア後のミニイベントに登場する。
ツインビーのパイロットは「T文字の青服を着た男の子」、ウインビーのパイロットは「W文字の赤服を着た女の子」という設定で、これも後シリーズで継続されている。
基本的なゲームシステムは初代『ツインビー』のそれを継続しているが、本作ならではの新要素も多く取り入れられた。
連続ベル取得によるスコア稼ぎがやはり熱い。
歴代シリーズ同様に、スコア倍率を継続した黄色ベル回収行動が熱い。
ボイス演出もより強化され、喋る機会が増した。
「ステージスタート時」「自機の手ダメージ・救急車接触時」「自機・グインビーのミス時」「パワーアップベル取得時」「ミニイベント時」といった場面で可愛らしいボイスが入る。
初代の正当進化でありながらも本作ならではの要素も多く、まさしく「期待通りの続編」といって過言でない作品である。
ただし、難易度の高さも初代譲りなだけに、コミカルポップさを増した雰囲気と裏腹に、少々気軽に楽しみにくいのが残念なところである。
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