概要 (説明は『ピクシブ百科事典』より)
冥界にある「白玉楼」に1000年以上前から住んでいる亡霊の少女。
西行寺家のお嬢様。
亡霊だが足はある。
身長はやや高めグループに所属(ZUN氏よりの回答メール)。
幽霊を統率できる能力を持っており、幻想郷の閻魔大王である四季映姫・ヤマザナドゥより冥界に住む幽霊たちの管理を任されている。
死を操る程度の能力は、文字通り抵抗なく生物を殺す能力。
蓬莱人には効かない。
また、この能力によって殺された者の幽霊は幽々子の支配下に置かれる為、成仏することが出来ない。
この能力は幽々子の生前の能力が発展したものである。
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東方Project クリエイターズキーホルダー 4 西行寺幽々子 by Capura.L / イザナギ 入荷予定:2017年10月頃
東方Projectクリアファイル 東方クリアファイル 西行寺幽々子5 -AbsoluteZero-
【種族】 |
亡霊 |
【二つ名】 |
幽冥楼閣の亡霊少女(妖)、天衣無縫の亡霊(萃、緋)、華胥の亡霊(永、求、儚)、幽雅な心霊写真(文)、亡霊の姫君(書籍文花帖)、雪の亡霊(緋)、彷徨わない亡霊・戸惑わない亡霊(神) |
【能力】 |
主に死を操る程度の能力・死を操る程度の能力 |
【主な活動場所】 |
冥界 |
【テーマ曲】 |
幽雅に咲かせ、墨染の桜(妖、萃、緋)、ボーダーオブライフ(妖)、ゴーストリード(神) |
容姿 (説明はピクシブ百科事典』より)
ピンク髪のミディアムヘアーに水色と白を基調としたフリフリっぽいロリィタ風の着物にZUN帽といういでたち。
帽子の三角の形をした布が何となく幽霊を想起してしまう。
靴は青いリボンの着いたパンプス。
着ている着物は作品毎に変わっており、作品のテーマである異変に基づいている。
●性格 (説明はピクシブ百科事典』より)
飄々としておりその真意が掴み辛い。
従者である魂魄妖夢は日常茶飯事として、『東方儚月抄』では八雲藍すら翻弄されている。
『東方文花帖』(書籍)では、射命丸文も複数回の取材においていずれも彼女のペースに呑まれている。
また比較的他者を自らのペースに巻き込む様子が見られることの多い伊吹萃香、比那名居天子らに対しても幽々子のペースが上回る様子が見られる。
同時に柔和な雰囲気も醸しており、『儚月抄』では当初こそ警戒していた玉兎たちも幽々子に懐いている。
その一見呑気な外見とは裏腹に、ラスボスらしく高難度かつ華麗な弾幕を数多く持つ。
『東方緋想天』での気質は「雪」となっているが、これはどうやら自ら気質をコントロールしたものらしい。
異変の兆候段階でもっとも早く比那名居天子の存在を突き止めたのも彼女。
八雲紫とは生前からの旧知の仲。
ただし幽々子の方は生前の記憶はない。
『儚月抄』では紫とは直接のコミュニケーションを一切とらなかったにも関わらず、紫の計画を完全に把握するという抜群の阿吽の呼吸を見せ、月面へ向かった。
また同作品では、月へ行くためのロケットの推進力について妖夢を通じて博麗霊夢らに助言をした他、紅魔館のパーティに出席した際には同席した八意永琳の性格を見切った上で、その行動するところをも理解しているようなそぶりを見せるなど、知恵者かつ切れ者の一面も存分に見せた。
他の動きも含め、儚月抄の物語における重要な鍵となる人物の一人である。
なお、紫の言葉を受けた藍の発言によると、幽々子は以前の月面戦争を「見たことがある」。
意外に知られていない(忘れられている)が、彼女には『幻想郷の外のこの国を心から愛する愛国者である。』という設定がある。(東方萃夢想)
●生前の幽々子及び「西行妖」 (説明はピクシブ百科事典』より)
「歌聖」と呼ばれた人物を父にもち、古い記録には「富士見の娘」と書かれている。
幽々子の父親である歌聖は、己の望み通り、満開になった桜(後の西行妖)の下で永遠の眠りにつく。
ここから幽々子の父=西行説が生まれる。
西行は藤原氏の後裔であり、この説を採れば藤原妹紅とは遠い血縁関係にあたる。
また藤原氏の遠津祖である天児屋命は八意永琳のモデルとされる八意思金神と同一とする説があり、これに従えば妹紅、幽々子は共に永琳の子孫となる。
ただし西行の9代先祖の藤原秀郷の出自には疑問が大きく、出身地などから毛野国造後裔の人物である可能性がある。
また毛野国造は崇神天皇の第一皇子である豊城入彦命を祖とするが、毛野地域の習俗、祭祀などから実際には崇神天皇の後裔ではなく、三輪氏系の豪族の後裔である可能性がある。
その説を採れば八坂神奈子のモデルとされる建御名方神とは遠い血縁にあたる。
【ちなみにこの西行父親説に基づき生没年代を西行物語から割り出すと、保延四年(1138年)に生まれ正治元年(1199年)に没した事になる。平清盛の嫡男平重盛や北条政子の父北条時政と同い年で、源頼朝と同じ年に没した事になる。】
すると、歌聖を慕っていた者達も後を追うように、満開になったその桜の下で死んでいった。
その桜は死んでいった者達の生気を次々と吸い取っていき、ついに妖力を持つ妖怪桜、「西行妖」となってしまう。
そして幽々子もまた自身の「人を死に誘う能力」を疎い、西行妖の下で自らその命を絶つ。
その後幽々子の死体によって西行妖は封印され、二度と満開にならないようになった。
約1000年後。
亡霊となった幽々子は生前の記憶も無くなり、暢気に白玉楼で暮らしていた。
ある日、幽々子は書架にあった古い記録から「何者かが西行妖に封印されている」ことを知る。
幽々子は興味本位でその封印を解こうとする。
西行妖は春になっても絶対に満開にならない。
だが、逆に考えれば、満開になれば封印が解けるのではないか?
そう考えた幽々子は、幻想郷の春を集めて無理矢理西行妖を満開にさせようとする。
そして妖夢に命じて幻想郷中の春を冥界に集めそれを成そうとし、妖夢もまた主の指示のもと春を集め、冥界へと送っていった。
しかし一方で、訪れるはずの春を奪われる形となった幻想郷は冬が去ることができぬまま、長い長い寒さに凍えることとなってしまった。
幻想郷の生き物たちは、明けぬ冬にただただ震えていたのである。
桜が花開く季節のはずでありながら、舞うのは桜花ではなく雪吹雪。
後に「春雪異変」と呼ばれることになるこの異変が、『東方妖々夢』のあらましであった。
やがて白玉楼に来た主人公達によって、西行妖の満開は阻止されることとなる。
雪に交じって舞い降り注ぐ桜の花びらを追い、彼女達は冥界へとたどり着いたのである。
春は再び幻想郷に解き放たれ、巡り、やがて幻想郷は例年より遅いながらも春に満ち溢れていった。
顕界の桜たちも、花開くことができたのである。
だが、もし幽々子の反魂の術が成功して封印が解け、桜の下の死者―つまり幽々子が生き返っていたら、生き返った人間の幽々子は1000年の時の流れによって再び死に、同時に亡霊の幽々子も消滅していただろう。
幽々子は桜の下に眠る死者が生前の自分自身だとは気づかなかったのだ。
結局、幽々子は今後も永遠に白玉楼で亡霊のお嬢様として暮らすことになる。
西行妖の開花を見ることは決して無い。
しかしロードオブヴァーミリオンIIIにて幽々子復活参戦の際、ZUN氏本人による書き下ろしテキストに趣味 「自分の死体の保存」と書かれていたため、現在の幽々子は桜の下の死体を発見し、正体を知っている可能性がある。
ただし幽々子本人が対象を(生前の)「自分の死体」と認識しているのか、結果的に何らかの興によって「保存」しているものが(自分の)「死体」であるのかなど本人の胸のうちの詳細は不明。
また実際に幽々子が(目にするなどの形で)発見しているかなども不明である。
この一文については<他者の死をもたらす「西行妖」を咲かせない=開花させないための楔のような存在である自分の死体を(現状のまま)保存する>、すなわち「冥界管理」の一端にして咲かない西行妖を見守ることも趣味のうち、とも読むことも出来るなど、ファンの間でも様々な解釈がある。
幽々子のスペルカードに「反魂蝶 ‐○分咲‐」というものがあるが、これは最高難易度Lunaticで挑んだ場合でも「反魂蝶 ‐八分咲‐」となるので、決して満開にはならない。
上述の通り満開になると幽々子が消滅してしまうからだろう。
しかし、永夜抄のスペルプラクティスにて一定条件を満たすことにより幽々子のラストワード、「西行寺無余涅槃」が披露されることとなる。
この「西行寺無余涅槃」のスペルカードコメントには、「幽々子の最大奥義、彼女の死」と書かれている。
これこそが「反魂蝶 ‐満開‐」に相当するスペルカードだとされている。
実際「反魂蝶」と「西行寺無余涅槃」のパターンは似ている。
先述の通り、『妖々夢』以後も幽々子は多数の作品に登場している。
『萃夢想』では終わらない宴会が繰り返される幻想郷にやってきて、飄々とした様子で黒幕の目をかわしながらその元を目指していく。
「 右足の隣に左足があるわ。そのくらい常識ですよ。 」
幽々子のストーリーは「お茶」と「香り」のワードを通して風流に象徴的に展開されていく。
『永夜抄』では異常な月を元に戻すため、妖夢を引き連れて「 迷惑な術 」をかけた者の元へ向かう。
飄々とした様子ながら天上に掲げられた偽の月の本質を見抜き、時にはまっすぐなカリスマ性を示した。
「 妖夢。あの月の顔を見るのは忌まわしい事よ。今すぐに見るのをやめなさい。 」
『緋想天』では、夏の幻想郷の各所を雪を纏いながら訪れる。
自称「 皆に涼しさを分けてまわるしがない亡霊 」。
他全てのキャラクターが異変調査に出かけるよりも前のかなり早い段階で行動しており、博麗神社も倒壊していない時期の話である。
そのため天子の元への最初の到達であり、天子は幽々子との一戦を「 これから起こるだろう地上の者どもとの戦いの前座 」と評している。
同作における天候の変異はそれぞれの意思の制御から離れたところにあるのが往々であったようだが、先述のとおり幽々子はその天候を自らの意思で表していた様子である。
曰く、「 冷静になれば天気を変える事だって簡単です 」。
ただし望む天気にするには「 工夫 」が必要との事。
『神霊廟』では1面ボスとして登場。
これまでの作品でいずれも独特のカリスマを披露してきた幽々子がまさかの1ボス登場とあってファンに大変なインパクトを与え、「おまえのような1ボスがいるか」と言わしめた。
作中では神霊たちの増加と奇妙な動きに対して霊を管理する幽々子の元を訪れたり調査に向かおうとしていたりした主人公らに指針を示した。
死してなお、愉しく。
なお、『神霊廟』のテーマについてはZUNによる同梱のテキストにて「 妖々夢と星蓮船の世界、両方に関わってくる 」ものであり、そのため「 やはり冥界を外せませんでした 」と語られている。
各書籍作品にも登場しており、『三月精』では博麗神社で行われた肝試しにお化け役で参加して慌てふためく妖夢を見て愉しみ、『儚月抄』では紫の意図を汲みつつも妖夢を従えて独自の行動をとった。同作ではしばし白玉楼から離れていた模様である。
『茨歌仙』では博麗神社の宴会妖夢と共に参加し、『鈴奈庵』では博麗神社の能楽を鑑賞しに訪れたり人間も参加する百物語の催しの輪の中にいたりもするなど、この世のイベントに顔を出すこともしばしばある。
地上、天界、月と、幽々子の行動範囲は広く、その足跡は様々な場所にある。
その活動は行楽やイベント参加だけでなく執筆にも及んでおり、例えば「文々春新報」にはコラムを寄稿している(『東方文果真報』)。
食と料理をテーマにしたもので、コラムでは「 外来人の子 」から教わって妖夢に作ってもらったという一品を紹介している。
コラムのタイトルは「 幽々子の一皿一口 」。
「 生きてることの喜びはいっぱいあるけれど、やっぱり食べることの喜びは格別だと思うのよ。 」
(幽々子、「文々春新報」寄稿コラム。『文果真報』)
亡霊のお姫様は今日も食と喜びとを愛する。
なお『茨歌仙』においてとある事情で妖夢が豹変した際には、後日視点のイメージカット的なものながら、幽々子がストレートな驚きをみせるという珍しい様子も描かれている。
[touhou-4]二次設定 (説明はピクシブ百科事典』より)
大食い・腹ペコキャラは、『東方永夜抄』において会話中幽々子が何でも料理に例えて話をすることから、食べ物に執着するキャラと言うイメージが付いたためである。
中でも2面ボスのミスティア・ローレライとの会話が露骨であり実際に食べた事があるかのような事まで言っていたため、ミスティアを食料として追いかけるネタが尽きない。
ただこの傾向は二次創作に限ったことではなく、原作においても先述の『永夜抄』含め、『文花帖』(書籍版)では食べ物の例え話をしようとしたり、『緋想天』では永江衣玖を見て蒲焼を連想したり、『心綺楼』では神霊廟の屋根の上で妖夢から渡されるおにぎりを驚異のスピードで食べ続けるなどの姿が見られ、本編においてもこの種のネタは登場している。
例えば文からは「 美食家でもあり大食家でもある 」とされている(『文果真報』)。これには幽々子は「 ちょっと食べるのが好きなだけ 」と返しているが、食を愛することは本人にとっても確かな様子である。
おっとりした性格や大食いキャラのイメージに後押しされてか巨乳扱いされることが多い。
なお原作では巨乳では無いので勘違いしないてほしい。
詳しくは「ゆゆっぱい」で同志に聞くといい。
強大な能力、暗く重いバックストーリー、ラスト前の戦闘演出など、カリスマ要素がてんこ盛りなのだが、『妖々夢』と『永夜抄』のカットインの立ち絵が口をぽかんと開けている緊張感の無い絵であった。
台無しである。
一応幽々子が登場した最新作である『神霊廟』ではあまり見られなかった腕を組む立ち絵をしているため、若干ではあるがカリスマあふれる立ち絵となっている。
だが、実際の彼女はラスボス(笑)ではなくむしろその真逆である(あくまで二次創作の範疇での話だが、この言葉の対義語の由来が何を隠そう彼女)。
ちなみにカリスマが無いと公式で明言されているのは風見幽香のみである。
ドリームキャストは、ZUN帽についている三角巾のマークがどう見てもセガのドリームキャストのマークにしか見えなかった事から。
ギャストリドリームというスペルカード名もそれっぽい。
なお、ドリームキャストの販売は1998年で、妖々夢体験版領布は2002年で幽々子が登場したのは2003年8月17日。
登場時は散々弄られたネタだが、2007年以降、ドリームキャスト自体知らない平成生まれの若いユーザーが増えた為、二次創作では以下の発言までは中々見られなくなった。
しかし2015年10月17日にニコニコ生放送で配信された「東方Project20周年飲み会」で、神主直々にドリームキャストのマークを意識したものだと明言された。
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