概要 (説明は『ピクシブ百科事典』より)
迷いの竹林に住む不老不死の人間(蓬莱人)。
父親は「かぐや姫」に登場する五人の貴公子の一人、車持皇子(モデルは藤原不比等とされる)と思われる。
彼女の父親はかぐや姫(蓬莱山輝夜)に求婚し、要求された「蓬莱の玉の枝」を苦心して用意したものの、輝夜にそれを偽物扱いされて恥をかかされてしまう。
そのため、それ以来妹紅は輝夜を目の敵にしている(ただし本来の「かぐや姫」の物語では、車持皇子は精巧に作らせた偽物でかぐや姫を騙そうとするが、細工師たちがかぐや姫に直接代金の要求に来たためにばれてしまうという話になっている)。
「永夜異変」以降は迷いの竹林の原因でもある妖精達に顔が効くこともあり、迷い込んだ人間を妖怪などから守りつつ出口まで連れて行ったり、急病人を永遠亭まで連れて行くなどの護衛のボランティアをやっている。
最近は人助けにやり甲斐を感じ出したらしい。
シリーズでは書籍作品の背景部分などに登場する事もあり、博麗神社の縁日(『東方三月精』)などを訪れている他、『東方心綺楼』では人間の里で行われている決闘を観戦している。
『東方深秘録』ではプレイアブルキャラクターとして登場。
同作中での騒動やその過程で手に入る謎のボール(オカルトボール)にもさして興味は無かったが、自分のもとに来る挑戦者をいなしている間に出会ったとあるボールには興味を持ち、流行りに乗った。
そして騒動を通して様々な新しい出会いと、「 千年ぶり 」の外の世界を体験した。
本作での妹紅の話し方には中性的なものが多い。
PS4版『深秘録』ではEXTRAストーリーにも登場し、後に『東方憑依華』に続く「完全憑依」の現象を満月の夜に先行して体験した。
『憑依華』では「 新しい刺激 」を求めて完全憑依異変に参加し、二ッ岩マミゾウと完全憑依のコンビを組んで共に異変の黒幕を追った。
妹紅によればスレイブが性に合っており、マスター側で自身の力を的確に使いこなす知略のマミゾウとの連携に自信を持っている。
マミゾウもまた妹紅を力良く感じている。
互いに極めて相性の良いコンビとして理解し合っており、互いのノリの良さや熱さなどもあって人間関係はとても良好。
マミゾウからの呼ばれ方は「 妹紅殿 」。
妹紅はマミゾウについて「 狸の旦那 」などと呼んでいる。
また輝夜ら永遠亭の面々の一角である鈴仙・優曇華院・イナバ(ただしこのときの鈴仙は夢の世界の存在)を通しては、鈴仙側から見た不穏分子なご近所さんとしての妹紅など『永夜抄』以前からの人間関係を通したエピソードも語られる。
ストーリー中でも鈴仙(こちらはおそらく現側の、いつもの鈴仙)と完全憑依のコンビを組むこともある。
『深秘録』や『憑依華』など弾幕アクションにおけるゲームキャラクターとしての妹紅は、自身が相手に対して行う攻撃によって自分もダメージを受け、見る間に体力がすり減っていくという特性を持つ。
通常・コンボ攻撃はもとより、例えば必殺技やスペルカードなどによって『深秘録』での弾幕アクション初登場以後も自らの身体を顧みず火だるまになって攻撃するという戦術を採る。
しかしこれらのダメージも、ダメージの回復可能部分が維持されている間に<「リザレクション」>(『深秘録』などでは必殺技として設定)を行う事で回復可能部分を全回復することができるなど、弾幕アクションではゲームシステムにおける特殊な個性を通しても妹紅の性格や能力が語られている。
ちなみに人間の里に住む上白沢慧音は妹紅にとって「数少ない理解者」であり、永夜抄EXでは妹紅を守るために自機の前に立ちはだかってくる。
慧音との関係については『東方儚月抄』でさらに語られている他、先述のその他の登場シーンにおいても妹紅は慧音とともに行動する様子が見られるなど、その繋がりの深さが伺えるものとなっている。
『儚月抄』の他にも書籍作品に個別のエピソードを伴って登場することもあり、書籍版『東方文花帖』では輝夜と共に迷いの竹林で発生した謎の出火を鎮めたところを射命丸文に取材されている。
『東方茨歌仙』では『東方天空璋』の前日譚にあたるエピソードにも登場しており、迷いの竹林に生える竹に起きた変異を観測していた。
この際には成長した竹を涼しい顔で手刀で切り割るという離れ業も披露している。
この際に発生していた「光る竹」は、妹紅にとってはそのまま自身の因縁にも深くかかわる先述のかぐや姫の伝承にも繋がるなど象徴的である。
また『東方外來韋編』では妹紅に対する博麗霊夢、霧雨魔理沙、魂魄妖夢からの評価も語られている。
内容こそ異なるが、点数自体は三名とも八意永琳への採点とまったく同じ点数。
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同人オリジナル 東方Project 東方 東方永夜抄 蓬莱の人の形 【東方カラー 藤原 妹紅】Tシャツ
東方Projectクリアファイル 東方クリアファイル 藤原妹紅5 -AbsoluteZero-
【種族】 |
人間(蓬莱人) |
【二つ名】 |
蓬莱の人の形(永)、焼死しない人間(文)、紅の自警隊(求)、激熱!人間インフェルノ(深)、自暴自棄で不死身の人間(憑)、不老不死の竹林案内人(茨) |
【能力】 |
老いる事も死ぬ事も無い程度の能力 |
【主な活動場所】 |
迷いの竹林の何処か |
【テーマ曲】 |
月まで届け、不死の煙 |
来歴 (説明はピクシブ百科事典』より)
父が輝夜に恥をかかされた後、彼女は、「月に帰った」輝夜が地上に残した2つの壺のうち、迷惑をかけたとして帝に残した壺が運ばれることを知り、壺を奪うことで復讐をしようと考えた。
帝の勅命により薬が運ばれる先である富士山頂へ向かった妹紅であったが、登山の準備を怠っていたため途中で行き倒れ、本末転倒にも帝の使いのリーダー・岩笠に助けられることになり、それ以降行動を共にする。
山頂へ至ると岩笠は壺を火口へ投げ込んで処分しようとするが、そこに現れた木花咲耶姫によって阻止され、さらには壺の中身が服用することで不老不死になる「蓬莱の薬」であることを知ってしまう。
次の日、咲耶姫から薬を処分する場所として八ヶ岳を勧められ下山するが、魔が差した妹紅は岩笠から薬を強奪し、それを口へ運んでしまったのであった。
不老不死になった妹紅はまったく成長しないことを周囲の人間に訝しがられるのを嫌い、人妖のように人目を避けるようになる。
一つの場所にとどまることができなくなり、何不自由なく暮らす事のできた貴族の娘から妖怪退治を生業としながら妖径のように孤独な流浪生活を送るようになった。
そして長い年月が過ぎ、幻想郷にたどり着いた頃に因縁の相手である輝夜と再会するが、同じ不老不死の境遇である彼女に対し、仲間を見つけた様な共感を抱いたらしく、それからの2人の関係は互いに憎み合いつつも、殺し合うほど仲がいい関係に落ち着いたようだ。
一方、直接的に自らの境遇を生み出したとも言える咲耶姫に対しては正真正銘の激情を吐露している。
●容姿 (説明はピクシブ百科事典』より)
白髪ないし銀髪のロングヘアーに深紅の瞳を持つ。
髪には白地に赤の入った大きなリボンが一つと、毛先に小さなリボンを複数つけている。
上は白のカッターシャツで、下は赤いもんぺのようなズボンをサスペンダーで吊っており、その各所には護符が貼られている。
もんぺのようなズボンは指貫袴の形状と似ており、貴族の生まれであることから袴の一種であると思われる。
『文花帖』(書籍版)掲載の文々。新聞では襟が非常に長く、腕部分のふくらみがより強調されている。
サスペンダーは付けていないが、脇腹部分に前と後ろに繋がる紐のようなものが見えるため、同撮影時はサスペンダーを別の形で留めていたのかもしれない。
『深秘録』では長袖ではなく半袖で登場。ただし袖部分は破れたような形状になっており、ドット絵では腋まで露わになる(参考:腋もこ)。
一方で手首部分だけは袖があるという特徴的な服装となっている。
この服装または同種の服装は『憑依華』の他『茨歌仙』でも見られている。
両デザインの境目となるのは、『心綺楼』(観客)と『深秘録』(プレイアブル)の間。
●性格 (説明はピクシブ百科事典』より)
気が強く、少々やさぐれており執念深い。
不良のような印象を持たれることが多い。
また不老不死の境遇から自嘲的になり、わざと暖を取らない等の自虐的な行動も目立つ。
しかし根は親切で気が良く、竹林で護衛を買って出たりと、面倒見がよいところもある。
また、『東方求聞史紀』によると人と接するのは不得意なようだが、他人の身の上話は喜んで聞いたりと、彼女の不器用さと人の良さが見て取れる。
今では様々な人とのつながりを心の支えの一つともしている。
また輝夜とのいざこざも、今では既に「当時の自分の幼稚な意地だった」と認める素直さも持っている。
『文花帖』では、輝夜との殺し合いによる(と思われる)竹林の火事の消火を行った事で、出火原因を射命丸文に問い詰められた際に「た、煙草のポイ捨てかしら。
最近の若者はねえ」などと言って誤魔化すといったしたたかな一面も覗かせる。
その際には、しつこく問い詰めてくる文に対し焼き鳥にするかの如く脅したり天狗と自分の生きてきた年の差を感じさせ退散させる一面もある。
この年季の違いを感じさせる様子は鈴仙に対してもみられており、背後から耳をつかんで捕獲したり(『月のイナバと地上の因幡』)、「 鈴仙ちゃん 」と呼びかけたり(PS4版『深秘録』)、鈴仙がアグレッシブに自分に向かってくる様に心を躍らせて喜んだり(『憑依華』。ただしこのときの鈴仙は夢の世界側の存在)と、表情豊かな鈴仙の反応を楽しんでいる。
ちなみに自分で料理したり漬物を漬けたり、干し柿を作るなど家庭的なところがある。
ただし食材は不死にかまけて選んでいるため、たまに有毒だったりとすごいものまで混じっている。
また誘惑に弱く、物などで釣られることもしばしば。
死生観に関しては、輝夜と殺し合いを行う今の現状を「生きているってなんて素晴らしいんだろう」といった皮肉にも読める感情で楽しんでいたり、不老不死の人間を恐れない幻想郷を蓬莱の地に違いないと表現している。
『永夜抄』では弘法大師空海の書の言葉にある「生まれ生まれ生まれ生まれて、生の始めに暗く 死に死に死に死んで、死の終わりに冥し」という人間の輪廻や死生観に関する言葉を読んでおり、不死の身に対しての思いを感じられる言葉を発する。
また、とある理由によりいつの日か妖怪の山に登り、その山の神(風守とは別)に岩笠のことを詫びることを決意している。
さらに『永夜抄』や『儚月抄』で語られた人間関係に加えて『深秘録』での宇佐見菫子や『憑依華』でのマミゾウとの間にはそれぞれの出会いを通して熱い心の交流や楽しみも得ており、復讐の念ではない、他者関係の合間に生まれる妹紅の心の熱さも描かれている。
普段はクールだが心情的に燃えるときは熱く燃えるという妹紅の素直なメンタリティも垣間見ることも出来る。
また、同じ『神秘録』でにとりとのバトルで勝った際、ボールにかけた冗談も言っていた。(にとり「球だけに?」 妹紅「タマだけに」)……無表情だったような気もするが。
また『深秘録』では最新の流行であるオカルトボールの一部に興味を持ち、『憑依華』ではとある楽団のファンである可能性も見られている。
完全憑依ついては「 永く生きてきたけど こんなのは初めてで楽しいんだ 」(『憑依華』)としており、今の幻想郷の未知なる刺激に喜びを感じているなど、作品を追うごとに妹紅は自身の周りに気になるものや好きなもの、そして人の縁も増やしてもいる。
妹紅の別の一面として、他の存在達と同様に夢の世界側にも妹紅の存在があり、ドレミー・スイートによれば夢の世界の妹紅は「 いつも静か 」である。
ドレミーはそのような夢の世界の妹紅の姿を通して、現側の妹紅に「 貴方は大きい夢を見るのを辞めたのかしら? 」と問いかけている(ドレミー、自由対戦モード対妹紅勝利セリフ、『憑依華』)。
[touhou-4]二次創作 (説明はピクシブ百科事典』より)
不良少女と呼べるような性格の作品が多く、中性的な立ち位置で描かれることが多い。
よくタバコを吸っている絵も見受けられる。
行動、言動ともにぶっきらぼうで暴力的。
ただし根はお人好し。
得意な炎系妖術と混じって、もはや自身が不死鳥化していることも。
しかし原作の『永夜抄』の彼女の言動は、そのほとんどが少女的であること等から、見た目相応のかわいらしい少女として描かれることもあり、そういった彼女のファンも少なくはない。
カップリング相手としては、親友の上白沢慧音(もこけーね / けねもこ他)やライバルの蓬莱山輝夜(てるもこ / もこてる他)などがメジャー。
ミスティア・ローレライとのカップリング(もこみす)も根強い人気がある。
慧音とのカップリングにおいては寿命差ネタが多く、どちらかといえばシリアスなものが多め。
『深秘録』では宇佐見菫子とのカップリング(もこすみ / すみもこ)も生まれた。
この他では二次創作的なものも含め性格または境遇(男性的に見られることがあるなど)に共通点を見出されることのある霧雨魔理沙(もこマリ)やリグル・ナイトバグ(もこりぐ)、炎を操る妹紅とは対照的に氷を操る妖精のチルノ(もこチル)などと相性良く見出されることもある。
なお、やや姉御肌な性格だが彼女自身は末っ子である(藤原不比等の娘とすると兄と姉がそれぞれ4人いる)。
広く上海アリス幻樂団作品としては、「ZUN’s Music Collection」第三弾作品「夢違科学世紀」にて、そのブックレットに妹紅が使用する御札に似たデザインの御札らしきものが竹の枝に引っかかった状態で描かれている。
加えて、本編ストーリー中でマエリベリー・ハーン(メリー)が体験した別世界に関する語りの中に妹紅の特徴にも共通する人物が登場するなど、ファンの間では妹紅は秘封倶楽部関連にも縁があるのではないかとされている。
メリーが出会った人物について、他には候補として鈴仙などが挙げられているが、メリーの語る内容は様々な特徴が妹紅と近似している。
これもまたファンや二次創作で多様な考察の対象となっている。
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