概要 (説明は『ピクシブ百科事典』より)
「東方永夜抄」で発生した「不完全な満月」の異変の実行犯。
迷いの竹林の奥深くにある永遠亭を実質的に仕切っている凄腕薬師でもある。
薬師の一族である八意家きっての天才で、実は地上出身。
月人がまだ地上に住んでいた頃、月夜見(ツクヨミ)らと共に月へ移り住んだ月の都の創設者のひとり。
月の支配者である月夜見よりも年上で、年齢は一説には億単位とされる。
幻想郷最年長クラス。
「禁呪の詠唱チーム」ルートの5面では、人間が居なかった時代が懐かしいと発言している。
また、永琳は月に住んでいる高貴な神様の中の一人であったことが明らかになっており、日本神話上の八意思兼神(ヤゴコロオモイカネノカミ)と同一の存在であることが濃厚である。
かつて永琳は月の賢者として蓬莱山輝夜の教育係を務めていたとされ、そのころに輝夜の依頼で輝夜の能力により蓬莱の薬を作った。
しかしその薬を飲んだ輝夜は月から追放され、地球へ落されることになってしまう。
月の使者のリーダーも務めていた永琳は、後に地上へと刑期を終えた輝夜を迎えに行くが、その際に輝夜が月に帰ることを拒んだため、他の使者を皆殺しにして輝夜と月から逃げ続ける道を選んだ。
やがて二人で逃亡生活を続けるうちに幻想郷の迷いの竹林に行き着き、そこの主である因幡てゐの協力の下、永遠亭に誰も入り込まないようにして隠れ住んでいた。
輝夜が蓬莱人になってしまったこと、及びその罪で輝夜が処刑の後地上落としになったにも関わらず自分は無罪であった事に責任を感じており、罪滅ぼしにと輝夜の従者として生活している。
「幽冥の住人チーム」のエンディングで永琳自身も蓬莱の薬を服用したらしきことを言っており、それらの思いにより行動をしたと伺われる。
忠実な従者であろうとする永琳だが、実は輝夜より圧倒的に力を持つらしい。
しかし、常に輝夜以下になるよう力をセーブしているという。
主を立てる為であろうか。
彼女は人間にも薬を販売しているが実際に人間の里へ行くのは鈴仙などであり、基本的に置き薬の販売形態を採っている。
薬は良心的な値段で、払えない場合は払えるときが来るまで支払いを待ってくれる。
永琳が出向くのは主に重病・奇病の患者の時だけ。
一応、永遠亭に急患が訪れた場合も受け入れて診療を行う。
『香霖堂』第22話では森近霖之助が聞いた噂として、竹林の医者は高度な技術(作中の描写からは現実世界のX線撮影や移植医療などを思わせる)を用いるとされている。
ただし、迷いの竹林に高度な治療を施す医者が開業したという程度の話でしかなかったため、その時の霖之助は外の世界から来た医者だと考えていた。
現在の月の使者のリーダーであり遠い親戚でもある綿月姉妹の教育係をしていた事もあり、今でも二人から慕われている。
幻想郷に来た玉兎(優曇華院ではないレイセン)に対して「八意××」と名乗った事から、永琳の本名は地上人には発音できない名前であるようだ。
また彼女は、地上人から「嫦娥」と呼ばれる人物に蓬莱の薬を作った事もあるらしい。
ちなみに十六夜咲夜を見たとき非常に驚いたようだが、その理由は永琳本人にしかわからないという。
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東方Projectクリアファイル 東方クリアファイル 八意永琳5 -AbsoluteZero-
東方 ロストワード LOSTWORD カプセル SD 缶バッジ コレクション vol.9 10:八意永琳 グッドスマイルカンパニー ガチャポン ガチャガチ..
【種族】 |
月人 |
【二つ名】 |
月の頭脳(永)、街の薬屋さん(文)、輝夜に仕える月の民(書文)、蓬莱の薬屋さん(求) |
【職業】 |
薬師 |
【能力】 |
あらゆる薬を作る程度の能力。天才 |
【主な活動場所】 |
永遠亭 |
【テーマ曲】 |
千年幻想郷 ~ History of the Moon |
種族 (説明はピクシブ百科事典』より)
月の都に住む者達であり、そのすべてが主導者である月夜見(ツクヨミ)の親族である。
東方原作中では「月人」という単語はほとんど用いられず、もっぱら自称他称問わず「月の民」と呼ばれている。
月人も元々は地上に住んでいたのだが、地上の生存競争によって発生する「穢れ」の影響を受けないように月に移り住んだとされている。
そのため月の都には穢れがもたらす寿命というものがほとんど存在しない。
また、永琳は「まだ人間が居なかった時代が懐かしい」と発言しており、その言葉通りであれば永琳とその親族である月人達は人類が誕生する以前から存在していたことがうかがえる。
月人の多くは日本神話に名を連ねる神々を元ネタにしている。
『求聞口授』によれば実際に月の都は高貴な神様たちがいる場所であり、月人である永琳もその高貴な神様の一人であったとされるため、その他の月人(の全て、あるいは一部)も日本神話同様の神様であると考えられる。
綿月姉妹との血縁関係(人間風に言えば綿月豊姫は永琳の又甥の嫁で、綿月依姫はその息子の嫁に当たる)や、その他の設定などから、日本神話における八意思兼神(ヤゴコロオモイカネノカミ、古事記では思金神などとも表記)に比定されることがある。
永琳は月の都に住む高貴な神様の一人であったことが明らかになっており、実際に八意思兼神そのものである可能性が高い。
血縁的には八意思兼神の妹である万幡豊秋津師比売命(栲幡千千姫命)と天照大御神の子である天忍穂耳命(アメノオシホミミノミコト)の間に生まれた子が、思金神から見て甥に当たる天孫邇邇芸命(瓊々杵尊、ニニギノミコト)で、邇邇芸命と大山津見神(大山祇神、オオヤマツミ)の娘木花之佐久夜毘売(木花咲耶姫、コノハナサクヤヒメ)の間に生まれた子が又甥に当たる火遠理命(ホオリノミコト、彦火火出見尊、山幸彦)である。
火遠理命と綿津見神(海童命、ワタツミ)の娘である豊玉毘売命(豊玉姫命、トヨタマヒメ)(綿月豊姫)との間に生まれたのが波限佐建鵜草葺不合命(盧茲草葺不合尊、ウガヤフキアエズノミコト)であり、鵜草葺不合命の妻が豊玉毘売命の妹玉依毘売命(玉依姫命、タマヨリビメ)(綿月依姫)である。
ただし永琳は月社会内部では地位は高くなかった様子である(『外來韋編』)。
ZUN曰く、(月社会には永琳よりも)「 もっと大きなやつがいるかもしれない 」。
●容姿 (説明はピクシブ百科事典』より)
長い銀髪を三つ編み?にしている。
前髪は真ん中分け。
左右で色の分かれる特殊な配色の服を着ている。
具体的には、青(紺?)と赤から成るツートンカラー。
上の服は右が赤で左が青、スカートは上の服の左右逆の配色、となっている。
袖はフリルの付いた半袖。
全体的に色合い以外はやや中華的な装い。
頭には、同じくツートンのナース帽(青(紺?)ベースで前面中央に赤十字マーク)を被っている。
薬を扱うキャラクターのためか、ナースがモチーフの1つになっていると思われる。
また服のあちこちに星座が描かれている。具体的には、帽子にこと座のベガ(俗に「織女星」と呼ばれること座のα星)、上の服の右側にカシオペヤ座と左側に北斗七星、スカートの右側に箕(現在のいて座に該当する宿星と星座)、左側に奎・壁(現在のアンドロメダ座を中心とした宿星と星座)。
更にスカートの裾には八卦が描かれている。
『永夜抄』の立ち絵では、靴下が白のふつーのもの。言ってみればこどもくつした。
その他、右手に弓を、左手にリボン付きの矢を持っている。
弾幕に弓矢を使用するようなものは無かったが。
ただ、『グリモワールオブマリサ』においては天呪「アポロ13」の挿絵において弓矢を使用している様子が描かれている。
●性格 (説明はピクシブ百科事典』より)
年齢通り、落ち着いてしっかりとした大人の女性。
だが行動的な部分もあり、雑事以外はよく自分でやったり出歩いたりしている模様。
更に未だ勤勉且つ好奇心旺盛な様子であり、新たな薬の開発に勤しみつつ様々な知識を仕入れているようだ。
また豊富な経験と無尽蔵の知識、そしてそれらを使う為の思考能力を生かした策士でもある。
その巧みさは妖怪の賢者である八雲紫を嵌めるほどであり、よく機転や悪知恵も働く。
西行寺幽々子をして、「狡猾な月の民」。
必要不必要を即座に考え必要とあらば冷酷な決断もあっさり下すタイプのようで、豊姫が匿っていた浦島太郎の処遇に対する第一案は「即断で殺すのが良い」だった(その後豊姫に請われて別の処遇を与えたが)。
また鈴仙に関しても「もし私に逆らうようだったら、兎一匹位私の手でどうとでも…」などと怖い発言をしている。
輝夜によると、永遠亭に掛かっていた永遠の魔法(変化を拒む魔法)を輝夜が解いて以降は地上人や兎達に対して優しくなったらしい。
他方、浦島太郎の処遇に対する第二案や身寄りのない鈴仙の面倒を結果的にみていることなどから、豊姫からは実は最も慈悲深いといわれてたりもする。
『求聞史紀』において阿求に「非常に博識だが一般的な常識は持ち合わせていない」と言われているように、知識以外の一般常識に欠けるきらいがある様子。
また『儚月抄』にて輝夜に「博識な者特有の癖として、自分の知識を判り易い形で伝えようとせず、わざと難しく行って相手の反応を楽しむ」と言われたりするなど、物事を教える適性は余り無いかもしれない。
4コマにおいてリンゴ飴の当たり棒を代えてもらおうかと悩んだり、「厳し過ぎます、もう少しアメとムチを使い分けてくれれば」と言った鈴仙に「ムチで叩く+アメをぶつけまくる」というコンボをかますなど、主である輝夜以上に突飛な行動をとったりするお茶目な部分も垣間見える。
鈴仙弄りは趣味のようなものだろうか?
[touhou-4]二次創作 (説明はピクシブ百科事典』より)
主に鈴仙を弄るのが大好きなサディスト、マッドサイエンティストとして描かれることが多い。
いわゆるセクハラ上司である。
永琳は殆どの二次創作において巨乳で描かれている。
小野塚小町と違って立ち絵の胸元が豊かだったりしていた訳ではないが、女医、長身、大人の女性のイメージ、といった流れから大きな胸で描かれる事が多く、そこからか巨乳設定が定着した。
ただ、大人の女性的雰囲気と原作での桁の違う年齢からBBAネタのようなものも・・・
カップリングとしては主に鈴仙を弄くったりする師弟ネタや、輝夜を甘やかしたり溺愛したり持て余したりする主従ネタが上げられる。
同じく同居しているてゐとの絡みは、他の二人と比べると原作同様二次創作でも余り数が存在していない。
しかし、公式ではてゐや輝夜・鈴仙をただ単に説教しているだけであって、戦いや暴力を好まないので気をつけたい。
他にも同じ蓬莱人の面倒を見る間柄か、慧音との組み合わせもあったりする。
逆に妹紅との絡みは、これも余り無い。
一対一ではなく多数との他者関係という観点でも、その経緯もあってか慧音や妹紅を含めた永遠亭周辺の人間関係が特に濃密である。
『永夜抄』以降の人間関係では先述のように『儚月抄』での豊姫や依姫との関わりをはじめ『紺珠伝』でのサグメなどとも関連する様子が想像されている。
原作においても地上の民となって以後も月の人々との縁は生き続けているため、二次創作においても月の人々との交流が見出されることも多い。
また『紺珠伝』では直接対峙こそしていないものの「知恵比べ」を通して『紺珠伝』においても攻防を繰り広げた純狐との関係も想像されている。
純狐との個人的な旧縁については語られていないものの永琳が純狐の至る経緯を熟知し、またその経緯が月の都の中枢にも関連するものであったことから両者の歴史ある、浅からぬ関係もまた想像されている。
また『紺珠伝』より以前の『永夜抄』で出会い、『儚月抄』では同じく知略の応酬を行った紫との関係にアプローチする創作もある。
複数の他者関係としては紫の他に同じくともに「八」の文字をその名前に有し、日本神話にも関わりのある八坂神奈子との三人で一つのグループ単位のような形を見出されることもあるなど、今日では月の人々だけでなく地上との新たな縁のありかたも想像されている。
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