概要 (説明は『ピクシブ百科事典』より)
守矢神社の風祝(かぜはふり)。
八坂神奈子の巫女にして洩矢諏訪子の遠い子孫。
しかし、早苗本人は自身が諏訪子の子孫であることを知らないようだ。
風祝とは諏訪に置かれた神職の一種で、ざっくり言えば風(台風)を治めて豊作を守る巫女のようなものである。
なお、実際の洩矢神の子孫とされるのは第78代神長官を継いだ「守矢早苗」という人物である。
しかし現存する系図資料では、守矢氏は初期に建御名方神(八坂神奈子のモデル)の孫を養子に貰って祭祀を継いだため、実際に洩矢神の血を引くのは大祝諏訪氏であって、守矢氏は純粋な建御名方神の血統である。
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【種族】 |
人間(現人神) |
【二つ名】 |
祀られる風の人間(風、非、求)・山の新人神様(星)・現代っ子の現人神(DS)、我欲の巫女(神)・山に住む奇跡の現人神(紺)・皮相浅薄な人間(茨)、風と湖のテウルギスト(鈴) |
【能力】 |
奇跡を起こす程度の能力 |
【主な活動場所】 |
守矢神社等 |
【テーマ曲】 |
信仰は儚き人間の為に・少女が見た日本の原風景 |
容姿 (説明はピクシブ百科事典』より)
胸の位置ほどまである緑のロングヘアーで、髪の左側を一房髪留めでまとめ、前に垂らしている。
瞳の色は作品によってまちまちで、黄色だったり深緑だったり青だったりする。
衣装は作品によって若干異なるが、白地に青の縁取りがされた上着と、水玉や御幣のような模様の書かれた青いスカートは共通。
博麗霊夢とは違うデザインの巫女装束を着ているが、もっとも特徴的な腋の部分は同じ。
頭に付けた蛙と白蛇の髪飾りは彼女の特徴ともいえるアクセサリーで、これは諏訪子(→蛙)と神奈子(→蛇)の象徴でもある。
二次創作などで幼児化された絵(おさなえ)の場合は、蛙の飾りがおたまじゃくしに変わる事がある。
また諏訪子の帽子のように、蛙や蛇の表情がコロコロ変わることも。
手に持つお祓い棒(幣)は霊夢のものと形状がだいぶ違い、あまりバサバサしないものを持っている。
よくノコギリとかはんぺんとか言われる。
また、『星蓮船』では、ペンダントのようなものを着けているほか、『茨歌仙』では、白い星マークが書かれた青いネクタイをしており、髪の頭頂部が双葉みたいに跳ねている。
この時は、服も袖や襟に青い三本線が入った別バージョンのものになっている。
靴は原作では薄緑色or水色のローファー?を履いているが、『茨歌仙』や『鈴奈庵』ではブーツを履いていたりする。
蛙の髪飾りについてカチューシャである(あった)とする説がある。確かに初期の風神録や非想天則のドット絵(立ち絵ではつけていない)ではつけているように見える。
一方で、近年の紺珠伝等や、もしくは茨歌仙や求聞口授等の公式本において確認できるわけではない。
使い分けているのかどうかを含めて謎である。
どっちでも可愛いから良いのかもしれない。
●性格 (説明はピクシブ百科事典』より)
性格は極めて普通の人間だが、外の人間だったからか少しズレている。
間抜けで、感覚が幻想郷の人間と少し異なる。(東方求聞口授より)
素直で責任感が強く、純粋で他人に影響されやすい。
真面目な自信家だが、やや惚けたところもある。
初登場時は高圧的に信仰獲得のため幻想郷征服を進めていたが、主人公たちに敗れてからはその責任感から解放され、元の素直で社交的な性格になった。
その後幻想郷で暮らす内に外の世界の常識が通用しない事を認識し、神奈子の指示で妖怪退治の真似事をするなど、幻想郷に慣れる事を目標とした模様。
そして『星蓮船』で妖怪退治に目覚め、戦うこと(弾幕ごっこ)に楽しみを見出したようだ。
そのため、聖の提唱する平等な世界に異を唱え、戦闘になった。
その後も諏訪子に稽古を頼んだり、ニ柱に頼らない技まで編み出すなど、自己鍛錬には余念が無いようだ。
『茨歌仙』では、成り行きで唐突に博麗神社(ライバル)の管理を任せられたにも関わらず、霊夢が戻ってくるまでちゃんと神社の掃除等の雑務を行っていたことからも、その真面目さが伺える。
『非想天則』ではロボットに強い興味を示していたり、外の世界ではオカルト本をよく読んでいた事を思い返すなど、ちょっと普通の女の子と趣味がずれているようである。
外の世界出身故か東方Projectのキャラとしては珍しくお酒に弱く、宴会ではすぐに酔いつぶれてしまう。
絡み酒気味の霊夢とは宴席で対立したこともあった。
理系であるらしく、歴史や国語といった科目には興味がなかったようだ。
だが『神霊廟』以降、歴史にも多少興味を持つようになる。
とはいえ、勉強の教材に小学六年生の教科書を持ちだすあたり、感覚のずれを垣間見ることが出来る。
理科全般に強く、前述のロボットへのこだわりのほか、書籍では常温核融合について語ったり、ヘビ毒に対する血清を用意したりしている。
特に宇宙開発について強い思い入れがあるようで、星蓮船Extraや紺珠伝3面など宇宙関連のステージでは普段にも増してハイテンションになっている。
『東方外來韋編』でのZUN氏のコメントによれば「結構どんなシチュエーションに放り込んでもいける」使いやすいキャラクターとのこと。
●人間関係 (説明はピクシブ百科事典』より)
人間関係では、やはり信仰する二柱である八坂神奈子や洩矢諏訪子との絡みが多い。
二柱の事はおおむね尊敬する神様として見ているようだが、振り回されて困っていたり、手間を押し付けられていたり、無理やり飲まされていたりする。
たまに堪忍袋の緒が切れて反撃に出ることも。
同じ妖怪の山の住人の中では、射命丸文との絡みが書かれる事が多い。
外から来た珍しい人間である上、行動的で新聞のネタにしやすいと見られているのか、文はそれなりに早苗を高く評価しているようである。
一方、同じく天狗で新聞記者である姫海棠はたては若干警戒している様子。
しかし、女子高生(両者とも厳密には違うが)繋がりで一緒に描かれる事もある。
霊夢との絡みも、腋抜きにしても巫女同士だからか結構多い。
『星蓮船』以後は腹黒い、黒早苗やS苗、風祝(かぜはふり)をもじった風屠(かぜほふり)などと呼ばれる早苗のイラストが投稿されている。
公式で(もっとマイルドだが)さでずむに目覚めたきっかけとなった多々良小傘との絡みも多く、S苗さん状態でいじめたりペットにしたりしているイラストや、普通にイチャイチャしてるものまで非常に幅広いイラストがある。
逆に、いじめられているものは割と珍しい。
命蓮寺関係では、他にも星蓮船EXの会話から封獣ぬえとの関係もよく描かれる。
こちらも、早苗が主導権を握るものが多い。
苦労人同士の共感なのか、十六夜咲夜や魂魄妖夢と一緒に描かれることも。
[touhou-4]二次創作 (説明はピクシブ百科事典』より)
登場当初は博麗霊夢とは正反対のおしとやかな性格で書かれる事が主だったが、『地霊殿』辺りから段々とはっちゃけ始め、『星蓮船』からはSな部分がクローズアップされたりしている。
その真っ直ぐで突っ走りやすい性格から、周りの人妖を引っ張ったり、振り回したり、物語の推進力として動くことが多いようだ。
守矢神社ではたいてい家事やらなんやらを背負い込む役目のため、苦労人として描かれていることも多い。
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