概要 (説明は『ピクシブ百科事典』より)
妖怪の山の守矢神社に祀られている本来の祭神で謎の神。
子孫に東風谷早苗が居る。
決まった形を持たない。
蛙が大好きではあるが、蛙を従える神ではない。
諏訪子は山の神であり、遥か古代は「ミシャグジさま」と呼ばれる土着神として祟り神達を束ね、日本の一角に洩矢の王国を築き、国王を務めていた。
だが、大和の神の一柱である「八坂神奈子」に侵略戦争を仕掛けられ、戦争での敗北を確信した諏訪子は神奈子に国を明け渡すことにした。
しかし、王国の民がミシャグジ様の祟りを恐れて神奈子を受け入れなかったため、神奈子が洩矢の王国で信仰を得ることは出来なかった。
そこで、神奈子は名前だけの新しい神(王国内では「守矢」、王国外に対しては別の名前)と諏訪子を融合させた神を信仰させることした。
しかしそれは神奈子が考えた偽装工作であり、裏では諏訪子がそのまま信仰され、諏訪子は自分の力で神奈子を山の神とした。
現在は守矢神社で神奈子と共に仲よく暮らしており、その仲は「ケンカするほど仲が良い」というもの。
『風神録』では当初、表立って姿を現さず、山の妖怪たちからも「守矢の神社に神奈子以外の神が居るらしい」といった謎の存在とされていた。
神社の探索に訪れた博麗霊夢や霧雨魔理沙らと遭遇し、「神遊び」と称した弾幕遊びを行う。
神社では主神であると同時に、基本的に守矢神社の信仰獲得計画の企画・立案を担当しており、計画・実行はパートナーである八坂神奈子に任せ気味。
また基本的に守矢神社の外に出ることは滅多になく、その存在は未だにあまり知られていない。
『非想天則』では河童に非想天則を作らせたが、そのことを早苗や神奈子に知らせないままだったため、非想天則を巨大ロボットだと信じて追ってきた早苗を怒らせてしまい、戦闘になった。
ちなみに、子孫に東風谷早苗がいるため、実は子持ちの人妻であると言われることもある。
一方、元々日本神話に登場する神様は時として性交なしでも子供を作ることがあるので、一概に「人妻」とは言えないとする意見も散見される。
しかし日本における「神」は外国と違い、実在した「人間」のことであり、天之御中主神や伊邪那岐命・伊邪那美命などの抽象的な神はごく一部である。
これは古来より日本人が、自分達の先祖を神格化して祀る祖霊信仰を持っていたためである。
よって神話においても結婚して子供を持っている神様がそのほとんどであり、性交以外で子供を生んだのは天照大御神と須佐之男命の誓約が最後である。
また洩矢神の娘である多満留姫は建御名方神の息子である出早雄命との婚姻で子供を生んでいる。
元ネタは諏訪の伝承に伝えられる「洩矢神」(もりやのかみ、又はもれやのかみ)。
ミシャグジ神と同一視されることもあるが、一方でミシャクジを祀っていた氏族やその長を神格化した首長霊信仰ともされる。
また「諏訪子」の名は諏訪湖そのものに由来する。
諏訪の伝承によれば、諏訪に侵入してきた建御名方神(八坂神奈子の元ネタ)と衝突し、建御名方神は藤蔓を、洩矢神は鉄輪をそれぞれ手に取って闘った。
しかし藤蔓に敗れた洩矢神は、その支配下にくだったとされる。
この神話は、タケミナカタの故郷越の国(現在の新潟県あたり)との交流と、それまでの鉄器文化が新たな産業を得たことを示しているとも考えられている。
スペルカードである『源符「厭い川の翡翠」』や『姫川「プリンセスジェイドグリーン」』はタケミナカタの母神沼河比売に由来するものであり、かつて糸魚川で産した霊力を持つ翡翠を諏訪が得ていたと見ることが出来る。
また、少女の姿をとっているのは、「諏訪明神」(あるいはミシャグジ)が八歳の童子をヨリマシとして宿るとされているところから来ているのであろう。
「頭の帽子が本体」と言われてしまうゆえんである。
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東方Project アクリルキーホルダー ゆるっととうほう 37 洩矢諏訪子 / イザナギ 入荷予定:2017年10月頃
【種族】 |
神 |
【二つ名】 |
土着神の頂点(風神録)、両生類の神様(ダブルスポイラー)、名存実亡の神様(茨歌仙) |
【能力】 |
坤を創造する程度の能力 |
【主な活動場所】 |
妖怪の山、間欠泉センターなど |
【テーマ曲】 |
ネイティブフェイス 明日ハレの日、ケの昨日 |
種族 (説明はピクシブ百科事典』より)
八百万の神(やおよろずのかみ)。
この「八百万」は「無数」の意。
万物に宿る神性の一柱であり、「純粋な信仰から成り立っている」という。
そのため神霊である神奈子とは異なり、元となった霊が存在しない。
神は「全ての物に宿る本質」、すなわち名前も付けられていない自然や道具だが、名前を付けられると何にでも宿る能力を失い、自我を持てるようになる。
しかし信仰を失うと元の存在に戻っていくことになる。
諏訪子は「さほど気にしていなかった」が、焦った八坂神奈子は神社ごと幻想郷に持って行ったのだった。
神としての性質はいわゆる土着神、つまり地方特有の神様である。
特定の地域でのみ信仰される神であり、その土地を離れると殆ど力を失う。
しかし信仰されている地域内では、ときに最高神クラスの神格をも凌駕する力を持つという。
現在の彼女は信仰地である諏訪地方を離れているため、全盛期にくらべてかなり弱体化している。
古くは、同じく土着神であり祟り神であるミシャグジ様達を統べる神として祀られていた。
ちなみに祟り神とは、祟り(神仏や怨霊等による災厄)を起こす神様。
祟りの語源は「立有(たたり)」、つまり神が立ち現れる(顕現)ことという。
丁寧に祭れば、強力な守護神になり大きな恩恵を授かることが出来るとされている。
祟り神への信仰が篤い理由の一つである。
●容姿 (説明はピクシブ百科事典』より)
全員が子供という設定に違わず、見た目は子供。
『東方求聞口授』によると「神様という特性上、姿形は殆ど意味をなさない」。
身長は早苗より少し高く、神奈子より少し低く見えるが帽子の分を差し引くと早苗より少し低い。
髪型は金髪のショートボブ。
青と白を基調とした「壺装束」と呼ばれる女性の外出時の格好をしている。
足には白のニーソックスをはき、頭には俗に「ケロ帽」・「ケロ帽子」・「ケロちゃん帽子」などと呼ばれる市女笠(いちめがさ)に目玉が二つ付いた特殊な帽子(ZUN帽)を被っている。
市女笠とは、真ん中の高い巾子(こじ)が特徴的な笠であり、これも女性の外出時の格好。
上の目玉二つは蛙をイメージした物である。
また服の各所には鳥獣戯画の蛙が描かれているが、難しいので割愛しているイラストが多い。
『非想天則』のドットグラフィックでは、蛙座りや蛙跳びなど、蛙らしい動きをする。
飛行時は両腕を上下にふって必死に羽ばたく真似をする。
分霊(ある神社から他に分かち祭られた祭神)を現す場合はカエルの姿になることもあるとか。
なおミシャグジは「石で出来た蛇のような姿」をしているという。
通った後に穀物が生えるが、口の中は赤く輝き、吐き出す息で不毛の大地に変える。
●性格 (説明はピクシブ百科事典』より)
日本神話の時代から齢を重ねる神である為、見た目は子供っぽいものの、言葉の節々に神としての威厳が現れることがある。
また、『非想天則』では「ああ、そろそろ地上を恐怖のどん底に陥れても良いかもね」と、かなり腹黒いことを言っていたりする。
普段は温厚かつお気楽な雰囲気である。
ただし惚けることが多く、何を考えているのか窺い知るのかは難しい。
相棒である神奈子とは些細なことでケンカする事が多い。
また勝手に非想天則を企画、実行するなど、自分勝手なところもある。
子孫である早苗には母親のような親身さと、守護神のような威厳で接しているが、邪魔されるとお仕置きしようとしたりもする。
[touhou-4]二次創作 (説明はピクシブ百科事典』より)
早苗の母親であったり、子供的存在であったりなど、かなりポジションは不安定。
基本的に子孫である早苗に対して親バカ設定が多い。
神奈子とは原作以上に仲がよく、子供っぽく我侭である。
カップリングとしては同じ社に住む早苗や神奈子が多く、子供っぽい容姿から他の子供っぽいキャラとや、チルノのカエルネタ関連でチルノと絡む事がある。
よく「あーうー」と声をあげる場面があるが、本編では1度しか言っていない台詞。
ルーミアの「そーなのかー」と似たような例である。
例の特徴的な帽子のこと。
眼が付いており見た目がカエルっぽいことから、こちらが本体で被っている少女は操られた被害者なのではないか、などという推測がなされた。
酷い時はミシャグジさまや手長足長様達とは全く無関係にされる事や、被っている少女に関して、神奈子や早苗に誘拐されたり、いけにえにされたというエピソード等も。
今では風化しつつあるネタである。
それに関連してか、帽子の眼が諏訪子の感情を代弁するシーンもよく描かれている。
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