概要 (説明は『ピクシブ百科事典』より)
命蓮寺の墓場の地下にある霊廟から復活した仙人。
別名、聖徳王。
モチーフは古代日本の有名人・聖徳太子。
無論女の子である。
最近急に架空の人物にされかかっているので幻想郷に引越ししてもらった。(ZUN談)
青娥は彼女の事を「豊聡耳様」と呼び、布都には「太子様」と呼ばれる。
「豊聡耳」の逸話の通り、馬小屋にて生まれ、幼い頃から役人の訴えを全て聞き理解し、的確な指示を出すことが出来た。
このため聖人として持て囃されるようになるが、死んでいく人間の運命に不満を持つ。
そこへ評判を聞きつけてやってきた霍青娥から道教を伝えられ、信奉する。
だが道教では誰でも修行すれば仙人になれるため、政治には向かないと渋ったところ、青娥は表では仏教を普及させ、裏では神子たち権力者のみが道教を信仰すればいいという策を練る。
それを採用し、自らは道教の研究を進め超人的な力を発揮し、数々の伝説を作り上げた事は知るところである。
また不老不死の研究も行い、その過程で錬丹術にも手を出した。
だがそれが祟り、錬丹術に用いる危険な薬剤(水銀など)によって逆に体を壊してしまう。
尸解仙(しかいせん)となる決意をするも、尸解仙になるには一度死ななければならず、仮にとはいえ死ぬことに恐怖した彼女は同志であった物部布都に頼んで実験台となってもらった。
そして死してなお朽ちることのない布都の亡骸を見て成功を確信すると彼女もまた宝剣を身代わりにして尸解仙の法により眠りについたのだった。
しかし仏教の力ある僧侶達は神子の死を怪しみ、復活を恐れて霊廟の上に寺を建て、彼女の復活を妨げ続けた。それを知る由もない本人は焦ることはない、いつ復活しても良い、と眠り続けていた。
やがて彼女の伝説が架空のものだと言われ始めるようになり、信仰を求め霊廟ごと幻想郷に移転する。
すると今度は妖怪の味方である聖白蓮が神子の復活を阻止しようと霊廟の真上に命蓮寺を建ててしまう。
それでも復活を目指す彼女の周囲には自らの欲を叶えてもらおうとする神霊が集まる。
これが神霊異変の発端となった。
そして聖は彼女の力を抑えきれず復活を果たす。
実は本人はもう少し眠っててもよかったらしい。
復活した理由は聖がその真上に寺を建ててしまった事だという。
聖は寺の立地をナズーリンに相談したところ、人間の里の近くの地下になにかヤバイものが埋まっていると教えられた。
調べて行くうちにそれがかなり強大なものだと分かり、聖はそれを封じるつもりで真上に寺を建てた。だが力不足で完全に封印することはできず、逆に神子を刺激してしまい、結果的に復活を早めてしまう結果となってしまったのだ。
ちなみに響子はこの一部始終について何も知らなかった。
また聖も地下に埋まっていたのが聖徳王とは知らなかったようだ。
幽々子も妖夢から異変の詳細を聞かされた際彼女の感想は「1400年前の人が蘇ったの 素敵で羨ましい」であり、どうも彼女も知らなかった様子。
※実際に馬小屋で生まれたわけではなく、聖人としての格を上げるために十字教の聖人のエピソードを拝借して作った話らしい。
『東方心綺楼』では、人間の里の秩序が乱れ、人間の心から希望が失われているという異変を察知。
邪魔な同業者を倒して人心を掌握し、自らが希望となり世界を救おうと考えた。
しかし、活動を行っている最中で異変の原因が感情を司る能力を持った妖怪、秦こころが希望の面を紛失し、能力の制御が効かなくなったためと判明。
更にその妖怪が、過去に神子が部下に贈った自作のお面に宿った付喪神である事を知り、ならば新しいお面を作ってあげようと本人に対して提案し、異変は終息に向かい始める事になった。
後日、約束通りお面を作って本人に渡したが、そのお面のデザインがとてもすごい物であったため新しいお面を見た霊夢をドン引きさせる事に。(作った本人は自信満々でドヤ顔を決めていた)
一応、ちゃんと精魂込めて作ったものらしくこころも出来に関しては「完璧」だと評していた。
雰囲気に合わせたノリの良さや勝利ポーズの三段笑いといった表情の豊かさもまた本作でも健在。
またこちらも『心綺楼』では巨大化したのは他人だったが、本作ではついに本人の巨大カットが登場した(<*世紀の怪人 赤マント青マント*>)。
時には予想外に金銭の話題となって驚いたり、自身の功績が外の世界で以後きちんと伝承されているかについて気にかける一幕もあるなど、神子の様々な表情が描かれている。
また『心綺楼』ではこころの存在や行動に驚かされたが本作でもこころの思わぬ成長に驚かされることとなる。
デザインとしては先述のようにオカルトにもマントと深く関係したものを選んでおり、立ち絵においても上半身をマントでくるみ、その内側から手で裾を口元に寄せるポーズがあるなどマントを応用した特徴的なカットもある。
さらにPS4版『深秘録』ではオカルトボール消失以後も引き続いた都市伝説の怪異の調査を続けているうちに神子は永遠亭へとたどり着いている。
その際には神子は永遠亭の無限回廊の仕組みを見破り、本気かブラフかは不明ながらその術を破ることができるとしている。
永遠亭勢力の内実や当日の鈴仙の発言からするに、永遠の術は輝夜の手によるもの。
神子はこれ以前から永遠亭には警戒的に目をつけており、霊夢が別の怪異の調査のために神子のもとを訪れた際には、永遠亭の面々を指して「 何を企んでいるのか判らない上に 味方とは限らない奴ら 」と評して霊夢の視点を永遠亭へと向けさせている(『茨歌仙』)。
『東方憑依華』では異変調査のためにコンビを組んだ白蓮とともに幻想郷を回って完全憑依の調査をはじめ、勝利を、時には敗北も重ねながら完全憑依の真相に迫っていく。神子らの調査には布都や一輪も同行しており、完全憑依の仕組みを探る実験には二人の力も用いた。
さらにドレミーとの接触を通してはPS4版『深秘録』時点で神子が予測していた都市伝説異変から生じるより大きな混乱の実態も知ることとなり、危機感と解決への意思を新たにしている。
また本作でも支持者拡大に余念がなく、演説を通して「 営業 」も行おうとしている。
一方でその超然として自信に満ちた姿勢と聡明さのゆえに弁も立つ立ち振る舞いから針妙丸からは「自分のことを最も偉大だと思っている仙人」とされたり、PS4版『深秘録』で防衛体制を敷いていた永遠亭に踏み込まれたこともあって夢の世界の鈴仙からは「 口から生まれた邪仙 」呼ばわりされたりもしている。
『東方求聞口授』における白蓮や神奈子らとの対談の際には今日の幻想郷の人間の里における人間の統治者の不在を指摘し、為政者として起つこともやぶさかではない様子も見せた。
霊夢などは『心綺楼』騒動もあって神子が人心掌握に走る可能性を命蓮寺の動向と併せて警戒している(『東方外來韋編』)。
神子個人は講演活動もしている様子で、「文々春新報」が取材した機会によれば、神子は自身の敵対勢力の存在とその陰謀を訴えつつそれらに屈せず自らが人間を統治すると発言した、とされている。
その主張やセリフは外の世界のどこかの「 大統領 」と酷似している。
余りに酷似しているのには理由があり、それは「文々春新報」発刊自粛という結果に結びついてもいる。
要は、神子はそんなことは「一言も言っていなかった」のである。
神子の主張は、射命丸文によって完全に「 捏造 」かつ別人物の「 丸パクリ 」に変えられてされてしまっており、後に文もその暴走を反省している。
実際の神子の講演会のテーマはもっと別のところにあった(『東方文果真報』)。
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【種族】 |
聖人 |
【二つ名】 |
聖徳道士(神、求)、宇宙を司る全能道士(心)、天資英邁の仙人(茨)、怪奇!二色マント魔人(深)、全能で人の為に動く道士(憑) |
【能力】 |
十人の話を同時に聞くことが出来る程度の能力 |
【主な活動場所】 |
神出鬼没 |
【テーマ曲】 |
聖徳伝説 ~ True Administrator |
容姿 (説明はピクシブ百科事典』より)
獣耳かと見紛うほど2つに尖った金髪ないし薄い茶色の髪に「和」の文字が入った耳当てをしている。
これはヘッドホンではなく遮音用イヤーマフであり、能力による聞こえすぎのリミッターであるらしい。
ちなみにケロ帽と同じく、バネが仕込んである模様。
特定の場所や方角に絞って音を拾うという機能もあるらしい。
ノースリーブ(腋神子)の薄紫に、スカートの紫色は聖徳太子の制定した冠位十二階の最上位の色に対応しているものであろう。
ちなみに元からこの服装なのではなく、蘇った時に現代風にアレンジした服装が今のこれらしい。
髪型のモデルは、十七条の憲法の二条、「篤く三宝を敬え、三宝は仏法僧なり」の一節のように、「仏法僧(ブッポウソウ)」と啼く鳥、コノハズクの羽角のようだ。
恐らく色と羽角の形からインドオオコノハズクと思われる。
なおコノハズクなどのフクロウの仲間は猛禽類にあたり生態系のトップに位置する。
ZUN氏曰くこの髪型はヘッドホンで隠れた耳の代わりにつけたとの事。
腰には柄に太陽を象った剣(通称、七星剣)を携え、手には笏(しゃく)を持つ。
この聖徳太子の笏は、ZUN氏のイメージでは根性棒で「戯れは終わりじゃ バシバシ」とあれで叩くイメージだと語っている。
●性格 (説明はピクシブ百科事典』より)
一人称「私」、二人称「君」。
しかし実力者と認めた者に対しては「貴方」を使う。
聖人に相応しく物腰丁寧で礼儀正しい。
『心綺楼』含めそれ以後の作品では「お前」との呼び方を使うこともある(例えば『深秘録』や『茨歌仙』。それぞれ白蓮等や霊夢に対して)。
地位相応で責任感も強い。
『心綺楼』の異変で希望の面の紛失が異変の原因と気付いた時も「私が新しい希望の面を作ってやろう。そもそも河勝のお面は、元をただせば私が作った物だからな」と発言し、その後こころが暴れた後は「元をただせばこいつの不始末は私の責任だ。今すぐただの道具に戻してやろう」と発言するなど、自分が原因で起こった不祥事は自分の力で解決しようとする姿勢が見られる。(ちなみにその部分はこころの方にも受け継がれている)
『神霊廟』でも戦闘後に、霊夢に対しては引越しの挨拶も兼ねて対戦時の非礼を詫び、仙界に建てた自身の家に招待するなどその様子がちらほらと見受けられる。
早苗は違う未来では異変後圧倒的なカリスマの持ち主である彼女に当てられ、改宗したと解説されている(最初は自身の信仰模索もあったのだがいつの間にか信仰してしまった)。
一時彼女の道場で修行をする(道教も仏教も知らずして自身の信仰増大はないとも悟る)。
また戦後魔理沙が欲の小神霊を扱えるかどうかの欲を受け止めるレクチャーをするなど気さくな一面も見せる。(結局魔理沙は小神霊の欲の声を捌ききれず扱えなかったが)
霊夢、魔理沙、早苗に関しては本質の把握は正しかったが、それを踏まえて勝手に話を進めていき、特に最初から生と死の欲が無い半人半霊の妖夢に関しては本質の把握を間違え、間違っている事を妖夢が指摘しても全く話を聞かず勝手に話を進めていた。
その理由を妖夢自身は「自分は既に半分死んでるから」と語ったが彼女の主の亡霊の幽々子は異変後尸解仙の話を彼女から聞いて自分も試みようとするなど(独学でやり数日で飽きたが)死んでいるから生死の欲はないなどは不明。
本編では寝ぼけていた、欲が見える能力に目覚めたばかり、という事も手伝ってか相手の話を聞かずに話す、というパターンが目に付く。
Stage5ボスしかり。
彼女自身も霊夢に神社を訪れた際寝起きで判断力が鈍っていましたと謝罪している。
設定上は相手の話を聞いて理解し的確な指示を出すことが出来る。
ただし復活後もなかなか寝ぼけが抜けないらしい。
『心綺楼』や『深秘録』などでは『神霊廟』や『茨歌仙』初登場時とはまた異なる表情が描かれており、こちらでは話し方を含めより中性的。
『心綺楼』では先述のような柔和な語り口も見られるが、『深秘録』ではほぼカリスマフルな振舞いである。
特に『深秘録』の様子では「 尊大 」と評されることもある(針妙丸評、『深秘録』)。
実際の聖徳太子の言葉として「和を以て貴しと為す」があり、神子についても『神霊廟』STAGE6のステージタイトルの「和を以て貴しと為す」などでこれを見ることが出来る。
●道教による超人化 (説明はピクシブ百科事典』より)
白蓮の封印を破ったことによって生まれた可能性。
早苗の言によれば、欲の小神霊を集める事は人間の強い欲や祈りを集める事と同じで、それは信仰を集める事と同義であると話している。
それに従うならば、その幻想郷中の欲の小神霊を全て吸収した事と、神霊という神と同じく信仰が強くなると力を強める種族特性もあわせ相当力が上がっていると思われる。
また完全吸収前でも青娥は霊夢に弟子入りする為に神社を訪れた際に彼女に「(あなたの力が)豊聡耳様にも引けを取らないとは」という旨の発言をしている。(戦後も小神霊はまだ集まってきており彼女が人里に来るまで現れ続けたようである)
更に、バッドエンド時とはいえ霊夢は強い力に幻想郷の危機を覚え本格的な準備が必要と一旦撤退し、魔理沙は今までの敵とはオーラが違うと言い知れぬ物を感じ一旦撤退。
早苗は聖徳王と知り手に負えないと撤退し、妖夢は投げやりになるなど破格の評である。
伝説・通説などからも計り知れない力が窺い知れる。
[touhou-4]二次創作 (説明はピクシブ百科事典』より)
シリアスな方面では神霊廟内の複雑な人間関係を描いた作品、ギャグ方面では布都を引き連れての珍道中などが見られる。
「心綺楼」以降は秦こころの生みの親、白蓮のライバルという関係性を得た。
また派手好き、人間の味方、高笑い・格好つけといった属性も獲得、創作の幅が広がった。
またモチーフである聖徳太子を元に、ギャグマンガ日和のパロディも存在する。
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