概要 (説明は『ピクシブ百科事典』より)
『東方輝針城』2面の柳の運河「柳の下の生首」の中ボス兼ステージボス。
道中曲は「運河を行き交う人妖」。
普段は人里で人間に紛れ、一人でひっそりと生活している妖怪であり、人間とも妖怪とも打ち解けられないプライドの高さと、物事を斜に構えて見る性格の持ち主。
しかし打ち出の小槌の魔力に影響され、人里の近くで暴れてしまう。
そこを霊夢らによって退治され、今はもう大人しい。
赤蛮奇は先述の通りその種族などで主に「ろくろ首」の妖怪性が語られているが、その特性には中国の妖怪である「飛頭蛮」としての性質も含んでいるのではとされており、実際に赤蛮奇の弾幕表現にはろくろ首と飛頭蛮の両者を思わせる描写がある。
一般的なろくろ首と飛頭蛮の違いは首の着脱の可否で一般的なろくろ首は頭と胴体がつながったまま首部分が伸び、飛頭蛮は頭が独立して行動(飛行)できる。有線か無線かの違い。
「頭を飛ばす」ことはまさに「飛頭蛮」の個性の一つである。
赤蛮奇の頭が独立する様子は『輝針城』など、首が延長する様子は『東方文果真報』などで見られており、赤蛮奇の頭部と首には多様なポテンシャルがある。
ただし首が伸びる方の個性から「文々春新報」(『文果真報』)では赤蛮奇が幻想郷に入り込んできた謎の奇病である「 スマホ首 」の罹患者と誤解された記事が書かれ、当該週刊誌が出版自粛とならなければあらぬ風評の被害者となるところであった。
「 スマホ 」とは香霖堂店主森近霖之助によれば外来の文鎮で、それよりも一回り大きいサイズの類似品に「 タブレット 」がある。
このように赤蛮奇はその周辺にろくろ首をはじめ飛頭蛮の他テーマ曲などには「デュラハン」など、洋の東西問わず「首」や「頭」にまつわる妖怪や怪異の伝承を含んでいる。
名前に関して、「赤」が名字で「蛮奇」が名前という説があるが、ローマ字表記時Sekiとbankiの間にスペースが入っていないため「赤蛮奇」で一つの名前と思われる。
↓の動画をクリックで動画を楽しめます♪
[東方ProjectCD]東方入眠抄23 宵闇色のレゾナンス -Re:Volte-赤蛮奇
【種族】 |
ろくろ首 |
【二つ名】 |
ろくろ首の怪奇 |
【能力】 |
頭を飛ばせる程度の能力 |
【テーマ曲】 |
柳の下のデュラハン |
容姿 (説明はピクシブ百科事典』より)
赤いマント(裏地は青)を身に着けており、そのマフラーのような部分で口が隠れている事が多い。
妖怪とバレないように首の切れ目を隠していると思われる。
また、チルノ以来のショートカットにリボンという姿である。
ヘアカラーは赤で、リボンの色は青。リボンと黒い服には周りに赤い刺繍がついている。
赤いミニスカートと黒いブーツを履いており、ブーツにも赤い刺繍もしくは紐のようなものがついている。
ほとんどの身の回りが、赤と黒というシンプルな感じだ。
●弾幕 (説明はピクシブ百科事典』より)
自らの頭部を分離、さらには最大9つまで分身もしくは増殖させて弾幕に応用するという特技を持っている。
スペルカード発動中に分離した首が迫ってくる様子は、もはや普通にホラーである。
首が外れるのはデュラハンじゃないか、と思う人もいるかもしれないが、ろくろ首のページにもある通り、首が分離するタイプのろくろ首は「抜け首」とも呼ばれ、むしろこちらのほうが中国の飛頭蛮の流れを汲む日本での原型らしい。
ただ、切り離された頭などから「隙間無く連なった弾幕」を多用するのは伸びている首をイメージしたものかもしれない。
もっとも曲や一部のスペルカードもデュラハンの名を冠しており、意識しているのは間違いなさそうだが。
●二次創作 (説明はピクシブ百科事典』より)
カップリングは同じ2ボスである多々良小傘との絡みが見られる。
デュラハンナイトと姫としての組み合わせでわかさぎ姫も。
二次ではわかさぎ姫、今泉影狼と3人でいることもある。
赤蛮奇は草の根妖怪ネットワークのメンバーであるか不明であるが、この3人は製品版において「今はもう大人しい」と記されていることと体験版組という共通点があるため、よく描かれる。
その名前から赤さんと呼ばれることもある。
また、赤と黒というと紅い悪魔の館を連想させるが…。
東方深秘録においては、都市伝説:首なしライダーとして登場するのでは、と予想もされていたが別のキャラクターが首なしライダーのようなバイク絡みの都市伝説を担当することとなった。(首なしライダーも関わっている可能性あり)
赤蛮奇 東方Project(最新無料動画を楽しみましょう♪)