概要 (説明は『ピクシブ百科事典』より)
『東方輝針城』5面にて初登場。
6面中ボスとしても登場する。
鬼のような見た目だが似て非なる妖怪「天邪鬼」である。
射命丸文によれば、「 鬼の一種ということではなく、ただのひねくれた性格の妖怪 」(文々春新報、『東方文果真報』)。
苗字の「鬼」「人」、名前の「正」「邪」はそれぞれ対なる概念を表していると思われる。
性格は人が嫌がることを好む、人を喜ばせると自己嫌悪に陥る、人の命令は絶対に聞かない、得をしても見返りは与えない、嫌われると喜ぶというまさに天邪鬼。
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【種族】 |
天邪鬼 |
【二つ名】 |
逆襲のあまのじゃく |
【能力】 |
何でもひっくり返す程度の能力 |
【テーマ曲】 |
リバースイデオロギー |
バックストーリー (説明はピクシブ百科事典』より)
東方輝針城では、輝針城異変の黒幕。
今の安定した幻想郷をぶちこわし、弱者が支配するという大きな野望を抱いていた。
本人は「ひっくり返す者」(レジスタンス)を自称している。
しかし鬼でもなんでもないただの捻くれた小物妖怪なので、自力では何も出来ないでいた。
そこで打ち出の小槌とそれを唯一扱える小人族の能力に目をつけた。
特に、事情により打ち出の小槌の事を何も知らない少名針妙丸を利用する事を考える。
口の上手さを使って彼女に「小人族は過去に幻想郷の妖怪たちから屈辱を与えられた」などと嘘八百を吹き込み…
『さあ、弱者が見捨てられない楽園を築くのだ!』
そう唆し、彼女に強者への復讐を決意させる。
そして打ち出の小槌に自分だけ強くなるようにと願わせて異変を引き起こさせた。
ところが小槌の魔力はその1つの願いを叶えるだけで留まらなかった。
願いを叶えた「代償」は2人の拠点である輝針城を中心に幻想郷中に広がり、各地に影響を及ぼし始めた。
…と、東方でも初と言っていい純粋な悪意を持って異変を引き起こしたキャラ。
目的も「幻想郷の崩壊・支配」という非常に危険で大層なものである。
取った手段も「何も知らない針妙丸に嘘を吹き込む」、「彼女しか出来ないとはいえ針妙丸に実行役をさせた」、「打ち出の小槌の代償を隠して(知らなかった様であるが)針妙丸に使わせる」、「異変の影響で無理矢理下克上意識を植え付けられた付喪神や妖怪達を味方にする」、「異変が解決された後は針妙丸を捨てて逃げる」など他者を利用することをなんとも思わない。
まさに外道。
しかし正邪は、打ち出の小槌が、魔力の放出と尽きと吸収を繰り返すだけの無限ではない物だという事実を知らなかった。
東方輝針城の続編となる弾幕アマノジャクでは、なんと早々に自機に抜擢される。
●容姿 (説明はピクシブ百科事典』より)
黒髪に白と赤のメッシュが混在した頭に、小さな二本の角を持つ。
瞳の色は赤色。
服装は矢印がいくつも連なったような装飾がなされているワンピースのようなもので、腰には上下逆さになったリボンを付けている。
足元は素足にサンダル履き。
右腕にのみブレスレットを付けている。
服の下は胸部にはピンクの肌着のようなものを着ている(撃破後の立ち絵で確認できる)。
『輝針城』立ち絵では立ち絵・ドット絵共にひっくり返って(背を向け見返りして)いるため正面のデザインは分からないが、一部ルートのエンディングにて正面向きの挿絵が確認できる。
それによると胸元には腰同様の逆さ向きのリボンと小さなボタンが付いている模様。
『弾幕アマノジャク』の新立ち絵では角度の都合上ボタンは見えないが前方を向いており、胸元にはリボンの代わりに青いタイを付けているのが判る。
5面ボスという終盤に登場する敵キャラとしては珍しく足には簡素な突っ掛け(サンダル)を履いており、スタンドアローンな妖怪という趣が強い。
また『輝針城』には裸足であるキャラクターが多い(弁々、八橋、針妙丸)。
髪の黒い部分は邪、白い部分は正、赤い部分は吐き出した舌を表していると思われる(二枚舌)。
●能力 (説明はピクシブ百科事典』より)
何でもひっくり返す程度の能力
「何でもひっくり返す」という言葉に相応しく、プレイヤーの左右キー反転から画面ロールの反転、果ては画面そのものを回転させるという今までに無いスペルカードを使ってくる。
スペルカード名には「逆符」とつくものが多い。
いずれもゲームでの描写ばかりなので物理的に何ができるのかはよく分かっていない。
[touhou-4]二次創作 (説明はピクシブ百科事典』より)
単純に東方キャラのひとりとして『輝針城』での立ち回りや、『弾幕アマノジャク』での活躍等を絵にした作品のほか、異質な能力に注目されながら描かれている。
何でもひっくり返す能力からか、逆さまに描かれることがある。
アニメ「キルラキル」の主人公、纏流子と容姿がそっくりであることから放送直後に、鮮血を着た正邪などのコラボ絵が投稿されるようになった。
異変時に利用していたとはいえ一緒に行動し「姫」と呼んで唯一敬語で話し掛けていた少名針妙丸、ぼっちやカラーリングなどの雰囲気が似ている封獣ぬえ、悪役として扱われる事が多く名前も似ている霍青娥とその従者である宮古芳香、能力や起源などの関係から稀神サグメなどとのカップリングが見られる。
なお、嫌われ者揃いの地底の妖怪達とのカップリングはあまり無い(正邪が明確に地底出身という描写が無い事や地底組はカップリングが殆ど身内だけで成立しているからだと思われる)がグリモワールオブウサミでは正邪の弾幕の後に次々と地底の妖怪や同じく嫌われ者である鍵山雛が登場したことを考えると向こう側は同族意識を持っているのかもしれない。
それ以外にもひねくれ者の赤蛮奇やはみ出し者の坂田ネムノ等が来ており針妙丸からは「似た者同士」という認識で正邪自身もそれを肯定しているような描写となっている。
そして、東方憑依華では嫌われ者仲間が登場した。
2人との絡みが楽しみである。
自身がグループに所属する事はあまり無いが1ボスや2ボス等あまり力の無いキャラを能力で強化する役目を担っている二次創作も存在する(ただし、1ボスと言っても宿敵の1人は逆に弱体化するのだが)。
グループに関しては相性の良いキャラがそれぞれ別のグループに所属していて正邪を中心に纏める事が難しい事が原因と思われる。
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