概要 (説明は『ピクシブ百科事典』より)
月の都の防衛と地上の監視などを請け負う「月の使者」のリーダーの一人。
姉に綿月豊姫がいる。
また、八意永琳によると彼女の遠い親族であり、「人間風に言えば」依姫は永琳の又甥夫婦の息子の嫁になるらしい。
ちなみに永琳の又甥の嫁=豊姫。
ほぼ元ネタである神話通りではあるのだが、つまり「姉の息子の嫁」というややディープな事になっていたり。
まあ「人間風」だから仕方ない。
月の使者となる玉兎の戦術指南と、戦闘力を生かした侵入者の捕縛などが仕事。
天真爛漫な姉とは対照的に、生真面目な性格である。
八意永琳を師に仰いでおり、彼女が行方不明となった後もその信頼は損なわれていない。
月の使者としての役目は、千数百年前(竹取物語の頃)に師匠であり先代の月の使者であった永琳が地上で行方不明になる前に、永琳から姉と共に受け継いだもの。
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【No.44 綿月依姫】 ブシロードトレーディングカード コレクションクリア 東方Project vol.2
【中古】アニメ系トレカ/プラ/東方雅華乱舞 〜2009年 夏の章〜 GA3087[プラ]:綿月依姫
【種族】 |
月人 |
【二つ名】 |
神霊の依り憑く月の姫 |
【能力】 |
神霊の依代となる程度の能力 |
【テーマ曲】 |
綿月のスペルカード ~ Lunatic Blue |
容姿 (説明はピクシブ百科事典』より)
薄紫色の長い髪を、黄色のリボンを用いて、ポニーテールにして纏めている。
瞳の色は赤。
服装は、白くて半袖・襟の広いシャツのようなものの上に、右肩側だけ肩紐のある、赤いサロペットスカートのような物を着ている。
ボタンが前面中央にあり、膝上くらいからそのボタンを空けているので、スリットのようになって生足が拝める。
ちなみに姉である豊姫は、同様の服装だが色が赤ではなく青で、肩紐も左側だけ、となっている。
二人の服装の色合いを合わせると、師匠である永琳のカラーリングとなる。意識したのだろうか。
腰に斜めに巻いているベルトのバックル部分には、剣の紋章があしらってある。
月の満ち欠けの内の三日月を示すものであろう。
姉である豊姫は、同様のバックルに鏡と思われる紋章があしらってあり、これは依姫との対比として満月を示すものであると思われる。
また、右腕に金色のブレスレットを二つ着けている。
尚、誤って肩紐が両方あるデザインに描かれてしまう事がある。
東方外來韋編参により念願の設定画(ZUN絵)が公開された。
書籍版では姉と同程度の背丈だが、設定画では頭身が小さめに描かれており『姉よりちょっと子どもっぽい』とされている。
『古書型ノートブック』なるものを持っているらしいが、劇中で使用した様子はない。
●性格 (説明はピクシブ百科事典』より)
姉と比べ、非常に生真面目。
プライドも高いようだ。
戦いの際には油断せず余裕を持つ事を心がけているという。
自分にも厳しいようだが他人にも厳しいようで、彼女の訓練を受けている玉兎の一羽であるレイセンは「稽古は厳しい」「怠けていたりするときついお仕置きが待っている」と述べている。
同時にレイセンが見た限りでは「常に危機感を持ち、八意様の意思を継いで月の都で役に立とうと考えているようだ」とも評価されている。
ただ、師匠であり尊敬している永琳が相手だと話は別なようで、永琳から手紙が届いた時は頬を赤らめ、手紙を読み始める時には姉と一緒に「わくわく」していた。
また、4コマでは豊姫について地上に訪れるが、その訪問理由について最初は「一人だとお姉様がいつまでも戻ってこないだろうから」と述べていたものの最終的には「だってお姉様だけ八意様に会うとかずるいじゃないですか」と白状した。
ツンデレだろうか。
ちなみに永琳からは「非常に頭が切れ、私の言う事を何でも吸収していった」と高い評価を得ている。
良かったね。
誰に対しても、基本的には丁寧口調で話す。
ちょっと意外かもしれないが、霊夢ら地上人を露骨に見下したり嫌悪しているような様子はほとんど無い。
ちなみに強さ故に怖いものなど無さそうだが、4コマでは都に亡霊の噂(実は幽々子の事)が流れた頃に、寝ている所を豊姫に亡霊のフリで脅かされて盛大に驚いたよう。戦闘ではともかく、日常ではややイジられ役気味?
また稽古の際準備運動がフルマラソンだったり、レイセン達に出した「開かぬ扉を開けろ」という課題では正解が「力ずく」だったりと、天然なのか苛めなのか分からない行動もとっていた。
また稽古のシメの手合わせにおいて二人をノシた後、てゐが掘って放置されていた落とし穴に引っかかってノビていた。···やっぱり天然かもしれない。
●能力 (説明はピクシブ百科事典』より)
神霊の依代となる程度の能力(仮)
神降ろし。
八百万(非常に多い事の意ではなく文字通り8000000らしい)の神を自分の体に宿らせ、力を借りて使役する事が出来る。
通常巫女は「正式な手順」を以ってして神を降ろすものだが、そのような手順を用いず素早くあらゆる神を降ろせる能力のようだ。
多数の神を降ろす能力を用い、ロケットで辿り着いた博麗霊夢らを迎撃・捕縛した。
依姫を力を前にした魔理沙は、依姫には全く隙がなく、霊夢と同じ能力であるが力の差は歴然でまともに戦っても勝てる訳がないと評している。
降参した魔理沙の提案により、彼女らを送り返すまでの暇潰しとしてスペルカードでの疑似戦闘を了承した後、その持ち技のバリエーションと判断力を以って咲夜、魔理沙、レミリア、霊夢の順に戦い圧勝する。
要らぬ殺生は行わないとし、その後全員を豊姫の能力により地上へと送り返した。
なお、神降ろしの能力以前に本人の能力も高いようで、魔理沙の弾幕を難なく掻い潜ったり「ファイナルマスタースパーク」を「光を斬るのは水を斬るよりずっと容易い」として刀で斬ってしまったり、レミリアの高速体当たりを吹き飛ばされつつ受け止めたりしている。
神降ろしの能力も、瞬時の判断力と無数の神から適切な神を選び出す思考速度、そしてあらゆる神に関する知識がないと使いこなせないものなので、思考能力や判断力・記憶力も高いのだろう。
ちなみに依姫は儚月抄にて、反逆の嫌疑がかけられてしまっていたが、その原因は霊夢が地上で神霊を自分に宿らせる練習をしていた為である。
この時霊夢が八雲紫に教わりつつ練習していた神降ろしは、依姫とほぼ同じ手順の神降ろしであった事に起因している。
月の民はそんな事ができるのは依姫だけだと考えていた為、手順を踏まず勝手に神々が降ろされる事態から、噂レベルではあるが依姫が疑われたようである。
余談ではあるが、日本の八百万の神々には創造神(伊邪那岐命)から破壊神(須佐之男命)までありとあらゆる属性を有した神々がおり、天照大御神を召喚できることからも八百万の神々でも最高峰の三貴神以上を召喚できることが想像できる。
しかも状況によって使用する神々を変えられる上、代償などを必要としないことから、総合的な力でいえばそこらへんの上級神よりも強力な存在であることが窺い知れる。
例えば大国主神を降ろせば国造りができ、天之手力男神を降ろせば力自慢の鬼であろうが英傑であろうが腕力で勝てる。
天目一箇神を降ろせば最高の鍛冶屋となり、田道間守を降ろせばとても美味しいお菓子をつくる職人になれる。
つまり彼女と対峙するということは事実上、八百万の神々を敵に回すと同意義だと考えてよい。
また作中ではなかったが、その気になれば八百万の神々の一柱である八坂神奈子や事実上の上司にあたる「月夜見」らも使役可能であった可能性がある。
この万能さ加減が「依姫無双」と呼ばれてチート扱いされる所以である。
[touhou-4]二次設定 (説明はピクシブ百科事典』より)
徐々にではあるが二次設定やカップリングが出来つつある。
姉である豊姫や師匠である永琳の他に、短い間ではあるが共に過ごした霊夢とのカップリングも少し存在していたりする(依霊)。
また、元ネタで姉の息子(甥)と結婚している事からショタ好き属性が付く事も。
「高貴な身分」「剣士」「生真面目」といった要素が揃っているためか、擬似的な姫騎士属性を見出される事があり、それ系の需要も一部では発生している模様。
戦闘が絡む場合はともかく日常ものの二次創作においてはイジられ役比重がやや高め。
真面目キャラの宿命か。
新しいキャラクターが、既存の人気キャラクターを圧倒的な実力差で返り討ちにした一連の展開は依姫無双と呼ばれて語り草となった。
「フェムトファイバー」や「紫土下座」と並んで儚月抄に対する評価が分かれる一因となっている。
とは言え、儚月抄作中の出来事は依姫(と豊姫)が月の都に起こった「異変」を「解決する側」であった事に加えて、本編中に霊夢や魔理沙が述べたようにある意味霊夢達が「悪い」側ではあった為、話の流れとしては仕方ない事でもあるのだが(依姫自機説)。
東方求聞口授にて、神主直々にチートキャラだと言われてしまった。
ゲーム媒体だと彼女の強さを表現できないために漫画にしか登場しないのだとか。
ちなみにファンからのあだ名は「よっちゃん」。
イカは関係ない。
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