概要 (説明は『ニコニコ大百科』より)
とってま氏原案の『東方project』の二次創作ゲームである。
正式名称は『東方海恵堂 ~ Marine Benefit.』
河城みとりの作画を手掛けたとってま氏がストーリー、設定、作画を担当。
黒羽氏が音楽を制作。
プログラムや台詞、一部のスペルカード原案を赤青緑氏が担当。
赤青緑氏制作の無料ゲーム公開サイト「原色空間exit」にて公開されている。
元々はフラッシュ版が公開されていたが、後に廃止された。
2012年5月9日に更新、エンディングやEXボス撃破後の会話などが追加。
バグ修正や難易度の調整も行われたとのことで、今度こその完成宣言がされた。
黒羽氏の作曲した音楽中、数曲がニコニ・コモンズにて公開されている。
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東方Project人妖名鑑 宵闇編 [ ZUN ]
東方Project人妖名鑑 常世編 [ ZUN ]
ゲーム内容 (説明はニコニコ大百科』より)
基本的には既存の東方project作品と同じ形式の弾幕STGである。
プレイできるのはステージ1~6+EX、EXクリア後にOMNIVERSEモードが解禁される。
かいつまんで言うと、各ボスキャラクターが専用のスペルカードを使用する、スペルプラクティス方式のモード。
特殊なシステムとして酸素点と水素点というものがある。
酸素アイテムを取れば残機が、水素アイテムを取ればボムがそれぞれ増える仕様となっている。
また登場キャラクターは博麗霊夢、霧雨魔理沙、東風谷早苗の3人であり、一部ボスは操作キャラクターによって使用するスペルカードを変更する仕様となっている。
本作品では、「色」がテーマとなっている。
特に、光の三原色である赤、青、緑は重要で、「赤」は霊夢、動物、未来を、「緑」は早苗、植物、現在を、「青」は魔理沙、鉱物、過去をそれぞれ意味している。
色に関する台詞も多く登場し、6面ボス、エクストラボスからは独特の思想を聴くことが出来る。
自機が使用するスペルカードの符名は全て色名である。
1面~エクストラのステージタイトルには全て色名が入っている。
●登場キャラクター (説明はニコニコ大百科』より)
自機として選択可能なのは博麗霊夢、霧雨魔理沙、東風谷早苗の3人。
さらに3つのショットから1つを選択出来るため、自機は計9種類である。
●博麗霊夢
移動速度は「遅い」。
しかし喰らいボム有効時間は長く、酸素点が増えやすい特性がある。
ショットは「前方集中装備」「自動照準装備」「無限花序装備」。
概ね名前通りの性能で初心者にも扱いやすいが、無限花序装備は弾が分散するためにボス戦には不向き。
●霧雨魔理沙
せっかくの海ということで青い服を着て参戦。
霊夢とは逆に移動速度は速く、水素点が増えやすいのでボムも撃ちやすい。
アイテム吸収範囲が広い為、アイテムを回収しやすいのも特徴。
ショットは「追尾配置装備」「光速貫通装備」「方向回転装備」。
それぞれ「高威力」「貫通」「広範囲」の特性を持ち、攻撃的な自機キャラクターと言える。
●東風谷早苗
移動速度は霊夢と一緒の「遅い」。
メインショットの威力が高く、ミス時にパワーが減りにくいなど、ショットが強力。
ショットは「広狭二種装備」「超広範囲装備」「熱核爆弾装備」。
いずれも広範囲に攻撃が出来るが、低速移動時に範囲が狭くなるという特徴を持つ。
自機周辺を三色の輪が飛び回る「広狭二種」、ほぼ全画面に広がる円状のオプションを持つ「超広範囲」、本当に自機の弾かと疑いたくなるほど巨大な弾を撃つ「熱核爆弾」…と、見た目のインパクトが凄まじい。ついでに言動も荒まじい。
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