【稼働開始日】 1992年5月25日
【発売元】 SNK
【開発元】 SNK
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1992年5月25日に日本のSNKから稼働されたアーケード用ベルトスクロールアクションゲーム。
副題は「THE NEXT THING」。
同社のアーケードゲーム『キング・オブ・ザ・モンスターズ』(1991年)の続編。
前作の3年後となる1999年を舞台に、生き残った3頭のモンスターを操作して地球制服を企むエイリアン軍を倒す事を目的としている。
操作キャラクターが巨大なモンスター(怪獣)である点は変わらないが、プロレスのような対戦アクションゲームであった前作とは内容が異なり、ステージクリア型の作品となった。
アイテム増加、溜め技の追加などのシステム変更が加えられており、前作で登場した6種類のモンスターの内から3種類が姿を変えつつも再登場している。
開発はSNKが行い、音楽は前作を担当した田中敬一の他、アーケードゲーム『戦国伝承』(1991年)を手掛けた清水敏夫、アーケードゲーム『ASOII』(1991年)を手掛けた北村芳彦が担当している。
プレイヤーは8方向レバーとボタンで主人公となるモンスターを操作する。
使用するボタンはA・B・Cの3つで、Dボタンは使用しない。
ボタンの内訳はAボタンがパンチ、Bボタンがキック、Cボタンがジャンプとなっており、左か右へのジャンプ中にAボタンで「ジャンプアタック」を繰り出すこともできる(縦、垂直、斜め方向のジャンプ時では不可)。
またA・B・Cのいずれかのボタンを一定時間以上押し続けて放すことで必殺技を繰り出すことができる。
使える必殺技はアイテムによるパワーアップで一つずつ増えてゆき、そのときは押すボタンによって必殺技を使い分けることもできる。
必殺技は何度でも使えるが、溜めが必要であるため、動き回るボスにヒットさせるには工夫がいる。
ベルトスクロールアクションゲームゆえ残機(プレイヤーストック)・ライフ併用制となっており、ライフが0になるとミスとなってプレイヤー数が減る。
プレイヤー数が0のときにミスするとゲームオーバーだが、クレジットがあればやられたその場からコンティニューできる。
コンティニュー時には操作キャラクターを変更することも可能。
各ステージには最後にボスが待ち構えており、ボスのライフを0にすれば倒すことができ、そのステージはクリアとなる。
全7ステージで、最終ステージをクリアすればエンディングが流れてゲーム終了。
ただし最終ボスを倒すと時間制限付きの戦闘イベントが発生し、その結果によってはスタッフロールの流れないバッドエンディングとなる。
●ストーリー
1999年……
あれから3年。
6頭のモンスターは3頭にまで減ってこそいたが、その3頭の前に地球人類は無力だった。
やがて最後に生き残った1頭が地球の支配者になるかに思われたが、突然宇宙から「THE NEXT THING」と呼ばれるエイリアンたちが来襲、地球征服を宣言する。
どちらが地球を支配するかモンスターたちの戦いが始まった。
●プレイヤーキャラクター
・スーパージオン
身長112メートル、体重132,000トン。
パワー重視型のキャラクター。
前作のジオンが、倒したモンスターを食うことで、その細胞から能力を取り込んでパワーアップした姿。
前作よりも見た目が全体的に狂暴になり、下顎の牙が口に収まらずに露出している。
体も背中のヒレがトゲになっており、尻尾も先端がトゲの沢山ついた球状になっているなど、攻撃的な進化を遂げている。
・アトミックガイ
身長98メートル、体重126,000トン。
スピード重視型のキャラクター。
前作のアストロガイが、無数の原子力発電所を破壊してまわり放射能を吸収することでパワーアップした姿。
自らの体を用いて実験を行った科学者の成れの果てで、モンスター化やパワーアップと引き換えに知能が低下してしまっている。
素早い攻撃が得意で、必殺技も使いやすいものが揃っている。
・サイバーウー
身長90メートル、体重180,000トン。
攻撃力・機動力ともにバランスの取れたキャラクター。
前作のウーの傷つき倒れた体から抜き取った脳を、かつて日本政府の命で兵器として秘密裏に作られたロボットの機体に制御装置代わりに移植した姿。
目論見では人の意思で外部から操れるはずであったが、これに失敗し、前よりも強力なモンスターとして蘇生させるだけの結果となった。
前作から完全に機械化した体となっており、ゴリラをベースにした見た目という事以外はほぼ別物のようなキャラクターになっている。
バランス型と謳ってはいるが、基本的な火力はアトミックガイと大差がなく、複数攻撃の手段にも乏しい為、扱いは難しい。
ただし必殺技3は使いこなせさえすれば、ボス戦で他のキャラクターよりも高い火力を出せる。
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