【稼働開始日】 1992年12月10日
【発売元】 SNK
【開発元】 SNK
【ジャンル】 格闘ゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1992年12月にSNKから稼働されたアーケード用2D対戦格闘ゲーム。
欧米でのタイトル表記は『Fatal Fury 2』となっている。
同社のアーケードゲーム『餓狼伝説 宿命の闘い』(1991年)の続編であり、以後『餓狼伝説シリーズ』としてシリーズ化される事となった。
ゲーム内容は8人の主人公から1人を選択し、「キング・オブ・ザ・ファイターズ」での優勝を目指すものとなっている。
1992年12月10日、100メガショック第2弾として登場。
操作も1レバー+4ボタンとなり、4つのボタンはパンチ/キックの強弱となった。
前作にも存在したが任意に利用できなかった2ラインシステムが進化し、自ら別ラインに移動したり(弱攻撃ボタン同時押し)別ラインに相手を吹き飛ばしたり(強攻撃ボタン同時押し)することが出来るようになった。
また、体力が一定値を下回っている時のみ使用可能で絶大な威力を持つ「超必殺技」がシリーズ初導入された。
ただし、入力コマンドはインストラクションカードには掲載されておらず秘密扱いとなっている。
キャラクターイラストは白井影二が担当した。
前作にもあったボーナスステージは4ステージごとに入っており、1回目は石の円柱、2回目は四角い石柱を制限時間内に次々壊せばボーナスポイントが入る。
なお、前作ではプレイヤーとCPUキャラクターが互いに固定されていたが、今作はプレイヤーキャラクターとして操作できるキャラクター同士の総当たり戦+ボス戦であり、選んだキャラクター自身が服の色違い(いわゆる2Pカラー)で登場し対決する「同一キャラクター対決」も存在し、しかもそれぞれに対応した台詞も存在する。
同一キャラクター対決の時は、オリジナルと違う色彩の服を着ている方が、キャラクター名が赤色で表記されている(通常は青色)。
なお、台詞の内容から同一キャラクター同士の対戦時は、互いが互いに「自分の真似をしている偽者」という認識をしているようである。
色違いキャラはDボタンでキャラ選択することによって同キャラ対戦以外でも使用可能。
この仕様はその後に登場する様々なSNK格闘ゲームの標準となる。
エンディングではクリアしたキャラの一枚絵と担当声優によるボイス付きの台詞が表示される。
●登場キャラクター
・テリー・ボガード(声:橋本さとし)
ギース・ハワードに暗殺されたジェフ・ボガードの息子。
・アンディ・ボガード(声:橋本潤)
テリーの弟で骨法の達人。師は舞の祖父・不知火半蔵。
・ジョー・ヒガシ(声:生瀬勝久)
「嵐を呼ぶ男」の異名を持つムエタイチャンプ。日本式に名前を書けば「東丈」。
・ビッグ・ベア(声:竹田団吾)
巨大な体格の正統派プロレスラー。前作に登場したライデンと同一人物であるが、改心してマスクを脱いだ。
・チン・シンザン(声:橋本潤)
香港でもトップクラスの財力を持つ大金持ちの太極拳使い。
・不知火舞(声:曽木康代)
不知火流忍術を駆使して戦う巨乳のくノ一。アンディがお気に入り。餓狼シリーズ初の女性キャラクター。
・キム・カッファン(声:橋本さとし)
悪を許さないテコンドー師範。
・山田十平衛(声:竹田団吾)
柔道の達人で、若い頃は鬼と怖れられたが、相当なスケベ老人。
・ビリー・カーン(声:生瀬勝久)
三闘士の一人。元ギースの側近で棒術の達人。
・アクセル・ホーク(声:マイケル・ビアード)
三闘士の一人。ボクシングの元ヘビー級チャンピオン。
・ローレンス・ブラッド(声:生瀬勝久)
三闘士の一人。素手で闘牛を殺すことのできる凄腕の闘牛士。
・ヴォルフガング・クラウザー(声:マイケル・ビアード)
本作の最終ボスで、シュトロハイム城の城主。裏の世界では闇の帝王と呼ばれている。
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