【稼働開始日】 1994年9月
【発売元】 コンパイル
【開発元】 コンパイル
【ジャンル】 落ち物パズルゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
落ちものパズルとして一世を風靡した前作『ぷよぷよ』の続編。
前作の悪い点を改善し、登場キャラクターが3倍近くに増えたり、新システムの追加などあらゆる面でパワーアップした作品で、現在でもこの作品を最高傑作に挙げる人も多い。
基本的なルールは前作と全く変わらないが、いくつかの新システムやルールが追加されている。
新システム「相殺」等の追加により、駆け引き要素が非常に大きくなり、特に対戦の面白さが増した。
相殺は、相手が連鎖をして自分のフィールドにおじゃまぷよを送り、その「予告ぷよ」がストックされている間に自分がぷよを消すと、その一回だけ送った数と同じ分だけ予告ぷよの量を減らすことができる。
フィールドに積まれたぷよ(おじゃまぷよ含む)を1つ残らず全て消すと「全消し」となる。
これを決めた後は、一度だけ次にぷよを消したときに送れるおじゃまぷよが大量に追加される。
縦向きの1個分の隙間にぷよが入った時にも、ボタンを素早く2回押すことで上下を入れ替えることが出来るようになった。
ぷよの入れ間違えを修正できるようになり、また時間稼ぎもできるようになった。
画面には次の組ぷよが表示されているが、その次の組ぷよも(半分近く壁に隠れていて面積が小さく見えにくいが一応)見えるようになった。
普通の色ぷよが積まれた後にそのぷよの表情が変化したりと、アニメーションするようになった。
予告ぷよには、前作の小(1個)・大(6個)・岩(30個)に加え、きのこ(200個)、星(300個)、王冠(400個)が追加された。
おじゃまぷよの種類で新たに「固ぷよ(かたぷよ)」と「得点ぷよ」が追加された。
ぷよを消したときに発生する「連鎖ボイス」が、1P・2P側とも前作の4種から7種に増えた。
具体的には、1連鎖目のボイスが追加され、前作の5連鎖のボイスが7連鎖ボイスとなり、5連鎖と6連鎖のボイスは新しいものになっている。
1P側を例にすると、前作では(無し)「ファイヤー」「アイスストーム」「ダイアキュート」「ばよえ~ん」「ばよえ~ん」……だったが、今作では「えいっ」「ファイヤー」「アイスストーム」「ダイアキュート」「ブレインダムド」「ジュゲム」「ばよえ~ん」「ばよえ~ん」……となる。
新要素である「相殺」システムは連鎖をどこまで組むかという駆け引きの肝を担い、「致死量連鎖(おじゃまぷよが72個以上発生する連鎖)」を先に決めた者勝ちだった前作までの対戦プレイの幅を大きく広げた。
たとえ、100個以上の予告ぷよが発生しても、それまでに連鎖をきちんと組んでいれば「相殺」によって生存・逆転の可能性を残せるという、シーソーゲームの様相を呈するようになった。
「NEXT2」や「クイックターン」、「予告ぷよの細分化」といった対戦に影響する細かい新要素も多く、総じて前作より完成度の高い仕上がりとなっている。
新たに追加された「固ぷよ」「得点ぷよ」についても、基本ルールはほぼそのままで対戦の幅を広げた良アレンジとなっている。
もちろん、従来通りのおじゃまぷよが基本ルールとなっているため、これらの追加ルールを選ばない選択も取れる。
総じて問題点は少なく、最高傑作の評価に恥じない名作であるといえる。
2作目の時点でほぼシステムが完成されており、今作で搭載された新システムは後のシリーズにも引き継がれている。
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