ストリートファイターZERO(アーケードゲーム◆カプコン)

【稼働開始日】 1995年6月27日
【発売元】 カプコン
【開発元】 カプコン
【ジャンル】 格闘ゲーム

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カプコン 【PS4】ストリートファイター6 [PLJM-17200 PS4 ストリ-トファイタ-6]

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評価 4
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1/6 『ストリートファイター』 春麗 ~Standby~ (塗装済み完成品フィギュア)

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

対戦格闘ゲームの金字塔『ストリートファイターII』シリーズに続く、新シリーズ『ストリートファイターZERO』シリーズの第1弾。

対戦格闘ゲームブームを築き上げた『ストII』シリーズが、マイナーチェンジを重ねた末、五作目の『スーパーストリートファイターIIX』にてひとまず完結となった後、新たなストリートファイターシリーズとして開発された。

物語の時系列としては『ストリートファイター』と『ストII』の中間。

だが若干設定の変遷などもあり、開発側は「パラレルである」とも言っているが、原則的には世界観は『ストI』、『ストII』、そして姉妹作といえる『ファイナルファイト』と共有している。

また、本作発売前年に公開された『ストII』の劇場アニメ映画を一部ゲームでも再現している。

細かく書き込まれたドット絵が売りの『ストII』でもあったが、アニメーションに要する膨大なドット絵を描く作業はスタッフへの負担が大きかった。

そこで本作では、『ヴァンパイア』シリーズでも採用された「アニメ絵」による描画タッチに統一する事となった。

登場キャラクターは10人+隠しキャラクター3人。

『ストII』シリーズからは大幅に入れ替えられているが、後の『ストIII』のように全く一新されているわけではない。

『ストI』と『ストII』に登場したリュウ、ケン、サガット、『ストII』の人気キャラクターかつヒロインである春麗、「ガイルの復讐のきっかけになった戦友」のナッシュ、『ストI』に登場したバーディー、アドン、『ファイナルファイト』に登場したガイ、ソドム、完全新キャラクターであるローズ。

今回からレベルゲージがつき、スーパーコンボがゲージ量に応じて三段階のレベル制になった。

『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』で実装されたオートガードモードが本作でも採用された。

初心者に対してハードルが上がりつつあった格ゲーに対するカプコンの回答のひとつ。

旧キャラクターはスタイリッシュに、より洗練されたデザインにリファインされた。

リュウやケン、春麗は若返り、ベガはすさまじくマッチョになった。

全体的にキャラクターの硬直時間などが『ストII』よりも短めで、気持ちよく自キャラを操れる。

新システム「ZEROコンボ」の採用により、相手の隙を突いて一連のコンボを叩き込む爽快感が加わった。

『ストI』のみのキャラクターと『ストII』のみのキャラクターが共演し、『ファイナルファイト』のキャラクターも参戦。

これにより、元々同じ世界観の話ではあったが、公式に初めて一堂に会した。

本作以降、多くのタイトルでほぼ標準搭載されている「ゲージを消費して大技を発動するシステムの発動時の静止演出」だが、見栄えがいい一方で「長い演出によってその技が来る事が事前に分かるために、闇雲に出しても相手側はガードや回避・切り返し等の対策が容易に間に合う」という弊害も生まれてしまった。

本作で導入された演出の最大のデメリットと言える。

このシステムの採用により、今で言う「コンボゲー」的な持ち味・方向性が付与された。

その反面『ストII』シリーズの個性とされていた「駆け引き・差し合い」の重要性は相対的に低下することとなった。

これに対して「ストIIで培った技術が活かせない別ゲーになってしまった」という否定的意見が出た。

特に批判が集まったのは、春麗の服装がチャイナドレスからジャージ風の衣装に変わったこと。

漫画タッチの明るい画風に変化した作風的にもデザインそのものがマッチしていないわけではないが、長年のトレードマークとも言える服装だっただけにファンの不満が大きかった。

後に『ZERO2』から隠しコマンドで変えられる事となった。

キャラクターのイメージの変化、コンボゲー的な作風などの作品そのものの根本をなす要素における変革が賛否を呼んだ本作。

一方で、『ストII』に未登場だった『ストI』のキャラクターをプレイアブルキャラクターとして復活させたのみならず、『ファイナルファイト』のキャラクターたちや『ストII』のサブキャラクターも参戦させるなどのテコ入れにより、シリーズのマンネリ化を防ぐとともに、新たな展開を生み出したことは評価に値するだろう。

元々は、カプコンが当時5万枚ほど在庫を抱えていたCPシステム(CPS-1)の在庫処分企画として立ち上げられ、当時としては既に古くスペックの低いCPS-1に合わせて開発されていた模様。

しかし、本作が注目作となり売れ行きが期待できるとのことで、開発途中で急遽上位版であるCPシステムII(CPS-2)での発売に変更され、CPS-1の在庫処分計画は反故になってしまった。

このため、本作はCPS-2向けタイトルでありながらもグラフィック周り(特に背景)がシンプルな出来となっている。

●登場キャラクター

・リュウ(声:石塚堅)
・ケン(声:岩永哲哉)
・春麗(声:宮村優子)
・サガット(声:三木眞一郎)
・アドン(声:高木渉)
・バーディー(声:高木渉)
・ガイ(声:岩永哲哉)
・ソドム(声:高木渉)
・ナッシュ(声:森川智之)
・ローズ(声:宮村優子)
・ベガ(声:西村知道)
・豪鬼(声:西村知道)
・ダン(声:石塚堅)

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