【稼働開始日】 1995年
【発売元】 テクモ
【開発元】 テクモ
【ジャンル】 テーブルゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
2人同時プレイ可能のミニゲーム集。
当時放送されていたテレビ番組「ウゴウゴルーガ」で見られたふにょふにょ動く線画アニメの描写法で描かれたキャラが動き回る。
妙にリアルなキャラクターがステージ表示イラストで描かれていたり、ダルマの様にゲーム内に登場する者もいるので非常にシュール&カオスな世界観となっている。
全16種類のミニゲームを1レバー1ボタンでプレイする。
ゲームによってレバーだけ、ボタンだけしか使わない物もある。
コースを選ぶと各タイトルに沿ったストーリーが始まり、各ラウンド開始前にストーリー上の二択を選んだ後、ミニゲームの選択になる。
ランダムで選ばれた4種類のミニゲームから一つを選び、必要数のゲームをクリアすればラウンドクリアになり、ストーリーの続きが見られる。
二人同時プレイ時にはどちらかがクリアすればOK。
これを繰り返して各コース毎の規定ラウンドをクリアしていき、最終ラウンドをクリアすればエンディング。
ライフ制でミスするとライフが減り、無くなるとゲームオーバー。
たまにゲーム選択時にクリアするとライフが増える「チャンスゲーム」が現れる。
全16種類。
ミニゲームとして単純に楽しめるゲームが多い。
全体的にテンポがいいのでサクサクと遊べる。
とにかく世界観が独特過ぎる。
デモ画面の段階で既に客をふるいにかけている。取り敢えず遊んでみた人がいたとしても何度もお金を入れてもらうには、このノリと波長が合わないと難しい。
全16種類のうちランダムに選ばれた4種類から一つを選択するシステムなので、苦手なタイプのゲームしか選べない状況になったら苦戦必至。
ゲームの入れ替えは選んだゲームをクリアしないと行われないのでほぼ詰んでしまう。
特に難易度が上昇していると大抵の人はそこで諦めてしまう。
コンティニューするとランクが下がるが、お金を入れてまで苦手なゲームにまた挑戦しようと思う人は相当鍛えられたプレイヤーである。
16種類中4種類から選択というシステムはアーケードのミニゲーム集の嚆矢である『タントアール』も同じであるが、そちらは思考型や記憶型などゲームのバリエーションが本作より豊富なので、同様の問題が起こる可能性は本作より低い。
3つ集めるとライフが増えるアイテムをもらえるラッキーゲームが随時出たり、ラウンドクリア毎にライフが増える簡単なミニゲームがあるのも大きい。
一目で判る『狙って作られたバカゲー』。
デモ画面で落書きのようなキャラがわちゃわちゃ動く画面を見て、どれだけの人がお金を入れてみようと思っただろうか。
当然ながら出回りも悪く、入荷しても消えるのも早かったため、知名度は非常に低い。
しかし、そこは腐ってもテクモ。
ミニゲーム集としてはちゃんと作られているので、気の迷いで勇気を出してプレイしてみると意外と楽しい事に気づく人もいたようで、この独特過ぎる世界観にたまたま波長が合ってしまい、魅入られた人も少数ながら確かにいた模様。
好きか嫌いかは置いといて、ゲームセンターに一瞬だけ咲いた奇妙な徒花として一部の人の間で今なお語り継がれている(らしい)。
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