【稼働開始日】 1998年
【発売元】 エイティング
【開発元】 ライジング
【ジャンル】 シューティングゲーム
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筐体用コントロールパネル 1レバー6ボタン 板金のみ 筐体/レバー取付用ビス付属【AAP-B-1L6B】Panel for cabinet 1 joystick 6 buttons
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ライジング5作目の縦スクロールシューティングゲーム。
全7ステージ。
ステージ数はコース等によって異なり、初級は全3ステージ、一般は全5ステージとなっている。
隠し要素で連続ボスバトルとなる特別コースも存在する。
シューティングゲームでは初の「チーム制」が導入されている。
一人目のキャラクターでミスをすると二人目と交代し、二人目がミスをすると三人目と交代、という流れである。
ミスにならない限り交代はできない。
エクステンドする(150万点毎にエクステンドアイテムが出現するのでそれを取る)と交代となったキャラクターを再び操作できるようになる。
その際の復活する順番は登場した順番と同じである。
チームセレクトやランダムエディットでゲームをプレイすると操作の慣れないキャラクターと交代となってしまい苦戦を強いられる、ということも多々あるため様々なキャラクターを使いこなす実力が求められる。
同社の過去作品とコラボしており、『魔法大作戦』シリーズや『バトルガレッガ』に登場したキャラクターやボスがゲスト出演している。
また、コラボとは違うが本作は直前のシューティングにあたる『蒼穹紅蓮隊』と世界観を共有している事が公式サイト上で明言されており、キャラクターの設定や敵メカのデザインなどに『蒼穹紅蓮隊』との共通点が見られる。
操作は基本的に1レバー2ボタン。
Aボタンでショット、Bボタンでボンバーを使用できる。
特定の機体を操作する場合にはCボタンも使用可能であり、その他特殊な操作にスタートボタンも使用する。
シューティングゲーム初のチーム制。
チームの編成方法は最初から編成されている「チームセレクト」、自分で編成する「チームエディット」、ランダムに決定される「ランダムエディット」がある。
チームの中に同じ自機は一つしか編入できないが、隠し要素で全機とも同じキャラクターを使用できる「プレイヤーセレクト」が存在する。
なお、ディップスイッチの設定をデフォルトから変更して残機数(チーム人数)が3以外になっているとチームの編成方法に制限が生じる。
攻撃はショット・オプション、ボンバーがあり、敵が落とすアイテムを取ることでパワーアップする。
一定時間ショットを撃たないことで「溜め」状態となり、最大まで溜めてからショットすることで一定の間オプションをその場に固定しての攻撃が行える。
その間はショット・オプションともに最高レベルの状態での弾を発射できる。
『バトルガレッガ』よりウェイン兄弟、『魔法大作戦』シリーズよりガイン、チッタ、ミヤモト、ボーンナム、『疾風魔法大作戦』よりカー・ペットがスペシャルゲストファイターズとして出演している。
特筆すべきはカー・ペットであろう。
『疾風魔法大作戦』では最初のステージでプレイヤーに撃墜されるだけの「名無しNPC」であり、それに名前が付いた上でプレイヤーキャラに昇格するという経緯を持ったオリジナルキャラ同然の奇をてらいすぎた存在。
しかし、今作ではショット・オプションともに高火力・貫通効果持ちで移動速度もそこそこ、と自機としてはかなり使いやすく、エンディングでは専用の曲まで用意される好待遇である。
前作『バトルガレッガ』の主人公ながらグラフィックや公式イラストの無かったウェイン兄弟は、満を持して外見が設定された他、兄の名前のイニシャルが「B」、弟の名前のイニシャルが「J」という所までは公開された。
「ZERO COP」となっている主人公9人に加え、ゲスト7人(9機体)の合計18種類の自機を操作できる。
自機によって性能が大幅に異なり、「攻撃範囲は広いが威力が低い」「高火力だが移動速度が遅い」「移動速度はやたらと速いが正面にしか攻撃できない」など概ね一長一短である。
更に、自機を決定する際に押したボタンによって「ショット強化(A決定・基本)」、「オプション強化(B決定・代わりにスピード低下)」、「ショット・オプション強化(C決定・代わりにスピード大幅に低下)」、「スピード強化(S決定・代わりに全体的な攻撃力低下)」の4タイプに切り替わる。
自機の種類・強化タイプ・順番を考えると、ランダムエディットやすべての自機を選択できるようにしたチームエディットによってできる組み合わせは31万3344通りである。
それぞれの自機には専用のエンディングが存在し、上級コースでは最終ボス撃破時に残機に存在していた自機のエンディングを見ることができる。
このときチームセレクトでプレイした際は、チーム専用のエンディングを見られる。
そしてエンディングの1シーンである一枚絵は上級以外のコースでも見ることができる。
自機性能が概ね前作『バトルガレッガ』からアッパー調整。
具体的には「画面内に存在できるプレイヤーのショットの弾数」が前作『バトルガレッガ』より増加(ショットは16発→24発に強化。オプションは4発×4機→合計20発に強化)、ボンバーの初期所持数とミス直後のボンバー回復量が前作『バトルガレッガ』の3倍(小ボム20発分→小ボム60発分に強化)。
また、前作では「ウェポン(本作のボンバー)発射時の無敵時間」は自機の発射直後のモーション中のみであったが、本作ではボンバーを発射した瞬間から「画面内からボンバーが完全に消滅するまで」完全無敵と大幅強化されている。
細かいが、ミス時に自機がバラ撒くパワーアップアイテムは「画面端でバウンドする」ように改められた。
前作は「画面端でミスすると半分近くが画面外に出てしまう」という問題点があったが、本作では安心できる。
一定の条件を満たすことで過去作品のボスが登場する。
登場する条件はそれぞれ異なり、登場する場面も道中やステージボスを撃破した直後、隠しボスとの戦闘だけのステージというように様々である。
隠しボスの登場条件には、残機の「登場作品」・「プレイヤータイプ」・「強化タイプ」などが関わるためチームの編成によっては登場しないボスも存在する。
当然隠しボスを倒したほうがスコアは稼げるが、中にはかなりの強敵もおり単にクリアを目指すだけならば不用意に戦わないほうが無難だろう。
『バトルガレッガ』同様ボーナスアイテムを連続で獲得することでボーナスアイテムがグレードアップし、最終的には1個につき1万点になる。いかに早い段階で最高までグレードアップさせられるか、それを維持できるかが重要になる。
ステージによってはボンバーでのみ破壊できる箇所が存在し、ここを破壊することでボーナスアイテムを大量に獲得できる。
ボンバーに余裕があれば狙うのもいいだろう。
基本操作の項目でも記載したが、「溜め」状態の間は自機の正面にオーラが発生し、このオーラにもショット同様の判定が存在する。
これで敵を倒すと通常のショットより高い点数が入る。
初期設定では丸弾がオレンジ、針状弾が青、破壊可能弾がピンクと設定されており、ゲーム中でもそれぞれの色を変更することができるようになった。
ゲーム中の音楽は『疾風魔法大作戦』の崎元仁氏、『バトルガレッガ』の並木学氏に加え、後に『グレート魔法大作戦』の作曲を担当する小谷野謙一氏らが作曲・編曲を手掛けた。
隠しボスとの戦闘時のBGMは過去の作品のBGMを編曲したもので、そのボスが登場した作品にあわせてBGMが変わる。
ただし、一つの作品につき使用する曲は一つずつとなっており、原作で戦ったときとは異なるBGMが流れることもある。
作中で使用されたBGMの評価は高く、『バトルガレッガ』から登場するボスとの戦いでは名曲と名高い「Stab and Stomp!」の、作者である並木学氏本人によるアレンジ曲が使用されている。
サウンドトラックの発売を期待する声もあるが、2018年3月時点では実現されていない。
本作はかつてのライジング作品と盛大にコラボし、「チーム制」というシューティングとしては非常に珍しい制度を採用している。
これに加えて多様なキャラクターを操作することができ、キャラクターやチーム毎に異なる攻略法を探す楽しさが味わえる。
また、かつての強敵たちと再び戦うこともあり、過去の作品をプレイした人にとっては懐かしいものがあるだろう。
何度かプレイするうちに自分にあったキャラクターを見つけ、慣れてきたら違うキャラクターにも挑戦するということが本作の遊び方の1つと言えるだろう。
一方で一部キャラクターによる性能の差が大きく、キャラクターによっては使用を敬遠されるようになることも考えられる。
キャラクターが多く存在する以上、多少差が生じることは仕方ないが、もう少しキャラクターの性能バランスに力を入れられていればとも思われる。
●ストーリー
西暦2019年、マンハッタン島南2キロの地点に浮かぶ人工島「ゼノビア」。
その中ではありとあらゆる犯罪がはびこりサイボーグ手術を施した凶悪犯が闊歩する無法地帯と化していた。
政府は極秘の内に捕縛した犯罪者をその自由と引き替えに警察機構の外部組織として扱うことを決定。
「存在しないことになっている警官」=「ZERO COP」と名付けられた主人公たちは3人1組のチームとなってゼノビア島に侵入。
凶悪犯罪を鎮圧しつつ、ゼノビアに本社を置くギガンテック・サイバートロン社による犯罪の証拠をつかみこれを壊滅させるために動き出す。
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