【稼働開始日】 2000年4月13日
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 その他
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Fit Boxing 北斗の拳~お前はもう痩せている~
メディコス・エンタテインメント 超像可動 北斗の拳 ケンシロウ 無想転生Ver. フィギュア (ZF109998)
概要 (説明は『Wikipedia』より)
TVアニメ版『北斗の拳』・『北斗の拳2』をベースに北斗の拳に登場する拳士同士の対決を体感できるアーケードゲーム。
『北斗の拳』はゲーム化されると評価の芳しくないものが多く、原作のセリフとひっかけて「北斗現れるところクソゲーあり」と言われてしまうほどであり、まさに世紀末の様相を呈していた。
しかし世紀末である199X年1999年、タイピング練習ゲーム史上に残る名作『タイピング奥義 北斗の拳 激打』が登場。
翌年2000年にはコンシューマーにも救世主が降り立った。
そして同じ2000年、ゲームセンターに更なる救世主が、あの『beatmania』のコナミによる『パンチマニア 北斗の拳』が送り出されたのである!
筺体の上中下×左右の合計6つのパンチパッドを専用のグローブをつけて叩くゲーム。
起き上がるパンチパッドが光った時に叩くと攻撃や防御ができる。
成功するのはパッドが光ったときのみであり、早すぎても遅すぎてもダメ。
光ったパッドを見逃してしまった場合も失敗となり、ダメージを受ける。
攻撃を喰らいすぎて自分の体力ゲージが無くなるとゲームオーバー。
自分にも敵にも奥義ゲージがあり、自然と溜まるこのゲージをMAXにすることで奥義が発動。
相手に発動されるとパッドの起き上がるパターンが厳しくなり、失敗した時のダメージも大きくなる。
自分が奥義を発動するとデモが入り、画面上に「○発叩け!」や「指定の通りに叩け!」といったノルマが表示され、成功すると奥義成功となりステージクリア。
逆にノルマがこなせず奥義失敗すると通常の状態に戻るが、ステージによっては相手が奥義を発動したり、強制ゲームオーバーになったりする事も。
奥義発動の際、表示されるお題が原作やアニメで強敵を倒す動作の再現となっている。
「○発叩け」系のお題は奥義判定中、断続的に起き上がるパッドを連続で叩くため、アニメ等でおなじみの北斗百裂拳やそれに準ずる奥義を体験できる。
必要な回数は難易度やステージが進むと増えて行く。
中級上位~最上位のFINAL STAGEにもなると「100発叩け!!」とリアル百裂拳を要求される。
連打判定の場合に限り、光っていなくてもカウントされる。
ただし上がりきったパッドはボーナスとして2発分カウントされるため、タイミングもやはり重要。上手く使えば、実際に表示された回数を叩く必要は無くなる。
ちょっとしたテクニックとして、連打系の奥義発動時、パッドを上中下と左右同時に叩くようにすると肉体的負担を軽減できる。
ただし、奥義中に複数のパッドを同時に叩く行為に対してはアンチプログラムが組まれており、「クリア後のリザルトで速度の評価が落ちる」ため、高評価を得たいのなら自力で連打しなければならない。
パッドを「決められた順番で叩く系」の出現位置パターンは原作の技に沿った動きをとるため、こういった点でも奥義を体験できる。
対ハート様の「北斗柔破斬」は腹の肉をどかす円形の動きでパッドを叩いた後、最後に一発叩く事により奥義が完成するという形で再現している。
他にも対シュウの「水影心」で南斗聖拳の動作や、対デビルの「北斗七死星点」で北斗七星型に秘孔を突く動作等、再現度の高い奥義を体感する事ができる。
主要キャラクターの声優がTVアニメ版と一緒。さらにはメインテーマも収録。
メインのケンシロウ役の神谷明氏とナレーション&ジャコウ総督役の千葉繁氏だけでなく、一部コースで主役を務めるラオウ&カイオウ役の内海賢二氏、レイ役の塩沢兼人氏、アイン役の山口健氏、コースボスでもシン役の古川登志夫氏、金色のファルコ役の田中秀幸氏が起用されている。
担当声優が鬼籍に入られたり、他作では声優陣が一新されることが多い現状では貴重な収録となっている。
特に故山口氏のアインの演技は、アイン自体久しぶりの出番と言う事もあり非常に貴重。
このゲームが無かったら山口氏のアインの演技をゲームで観ることはできなかったかも知れない。
それ以外のキャラクターは代役として他の声優やスタッフが当てている。
代役の声優の中には同年より知名度を伸ばし始めた高橋広樹氏がいたりする。
コースのFINAL STAGEでの奥義発動等、盛り上がる場面ではTVアニメのメインテーマ「愛をとりもどせ!!」(クリスタルキング)が挿入され、演出を最大限に盛り上げる。
また『2』で追加された一部コースではTVアニメ『北斗の拳2』のメインテーマ「TOUGH BOY」(TOM★CAT)が流れる。
これらの演出の中、強敵に奥義を決め見事に倒した時に得られる達成感は物凄い。
北斗の拳ファンならば病みつきになること間違いなしである。
ゲームに殆ど登場した事の無い強敵達と戦える。
モードのストーリーにおける関係上、原作開始~ラオウ編までのキャラクターでもマイナーな部類に入るキャラクター達と戦える。
カーネルやリュウガのような外伝作品での出番も少ないキャラクターの貴重な出番にもなっている。
大体の北斗ゲーが原作開始~ラオウ編終了までをベースにしているため、中々それ以降のキャラクターに触れられる機会がなかったが、『2』で北斗の拳2が取り入れられたため修羅の国編までの多くのキャラクターとこのゲームで戦えるようになった。
今までにも北斗の拳2のキャラやストーリーを取り扱った北斗ゲーはあるにはあったが、軒並みクソゲーばかりだった…。
そんな中で、本作は貴重な「ゲームとしても遊べる面白さのある」北斗ゲーとして、希少価値は高い。
一部コースでケンシロウ以外のキャラクターの視点でストーリーを体験できる。
一部コースでは本編の主人公・ケンシロウ以外の人気キャラであるレイ・ラオウ・アインの視線でストーリーを進める事ができる。
また、通信協力モードでもケンシロウ以外のパートナーキャラを選ぶ事が出来る。
ただし初心者でも手軽に楽しめるのは初級コースのアインぐらいで、他は難易度や設置状況の関係で制約がある。
通信協力モードについて、稼働当時から筺体を2台揃えて通信可能の状態にしていたゲームコーナーは少なかったらしく、今も協力・対戦モードがプレイできるゲームセンターは極僅かという状況である。
体感ゲームゆえに体を張らねばならぬ、恥を捨てねばならぬと超えるべきハードルは大きいが、ケンシロウになりきって悪漢に北斗百裂拳を見舞う爽快感は他の良作北斗ゲーでも味わえない大きなメリットであると言えよう。
現在、筺体が存在するゲームセンターは少ないが、もし見つける事が出来たなら初級のサザンクロス編だけでも構わないのでプレイしてその空気を体験してほしい。
●キャラクター
・ケンシロウ (声:神谷明)
・ラオウ(拳王) (声:内海賢二)
・レイ (声:塩沢兼人)
・シン (声:古川登志夫)
・トキ (声:木村雅史)
・シュウ (声:石塚堅)
・ユダ (声:佐々木誠)
・サウザー (声:佐藤晴男)
・フドウ (声:佐藤晴男)
・ジュウザ (声:石塚堅)
・リュウガ (声:高橋広樹)
・ジード (声:石塚堅)
・カーネル (声:上別府仁資)
・ハート (声:佐々木誠)
・デビル・リバース (声:木村雅史)
・牙大王 (声:佐藤晴男)
・ジャギ (声:佐藤晴男)
・アミバ (声:佐々木誠)
・ウイグル獄長 (声:木村雅史)
・リュウケン (声:木村雅史)
・バスク
・バロナ (声:木村雅史)
・ゲイラ
・アイン (声:山口健)
・ブゾリ
・バット (声:石塚堅)
・ソリア (声:佐々木誠二)
・ハーン兄弟
・ジャコウ (声:千葉繁)
・ファルコ (声:田中秀幸)
・赤シャチ (声:佐藤晴男)
・修羅 (声:石塚堅)
・アルフ (声:木村雅史)
・ハン (声:佐藤晴男)
・シエ
・シャチ (声:石塚堅)
・ヒョウ (声:高橋広樹)
・カイオウ (声:内海賢二)
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