ツインゴッデス(プレイステーション・PS1)の動画を楽しもう♪

【発売日】 1994年12月22日
【発売元】 ポリグラム
【開発元】 ポリグラム
【ジャンル】 格闘ゲーム

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【中古】PSソフト ツインゴッデス

【中古】PSソフト ツインゴッデス
9,250 円 (税込)
発売日 1994/12/22 メーカー ポリグラム 型番 SLPS-00018 JAN 4988005905819 備考 プレイステーション(Playstation)用ソフト 関連商品はこちらから ポリグラム 
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概要 (説明は『Wikipedia』より)

プレイステーション本体の発売後まもなく世に出された、PS初の格闘ゲーム。

とにかくツッコミ場所に事欠かないゲームであり、ネタ要素だけで出来ているような様相である。

パッケージを見れば見当がつく通り、実写取り込みを用いた格闘ゲームである。

右の二人が主人公「ニーナ(ピンクの方)」「シリン(黄色の方)」で、ゲーム開始時にどちらかを選択して操作キャラクターとする。

バブル丸出しのケバいねーちゃんであるところが時代を感じさせると言うか、当時としてもどうなんだろうか?

どう作ってもコスプレっぽくなるのはなかなか避けられないだろうが、レオタードの上に鎧っぽい装飾具を少し付けただけという衣装はなんとかならなかったのか…。

そして左にでかでかと顔だけ映っているのがラスボスの「カーミラ」である。

目立ちたがりなのだろうか?

実写取り込みの格闘ゲームは2021年現在でもかなり珍しい。

しかし実写取り込み自体は『ストリートファイター リアルバトル オン フィルム』が『ストリートファイター』シリーズの知名度もあって比較的知られているため、それだけでは突き抜けた特徴にはならないのだが・・・

ちなみに、裏に文字は何も書かれていない。

なんと、残りのキャラクターはアニメ絵。

というかカートゥーン。

つまり、このゲームは家庭用ゲーム機で 実写取り込みとカートゥーンの夢の対戦ができる 格闘ゲームなのである。

違和感とかいうレベルではない。

ただ、非実写キャラの「それっぽい」デザインは一見作画崩壊気味のようでいて安定して上手くも見える。

結果、実写のケバいねーちゃんの方を外せば良かったんじゃないのかとの声が上がる事になった。

全6ステージで構成されており、順不同の2Dキャラクター4体→プリンス・ゴールドラッシュ(2D)→カーミラ(3D)と倒してエンディングとなる。

2Dキャラクターは五行(火水木金土)がモチーフ。

カーミラ以外の2D敵キャラクターもそれなりに変なところはある。

格闘ゲームではあるが「アイテム」の概念があり、一部のものは戦闘中に使うことができる。

主人公の2人は仮にも王女のはずなのだが、攻撃にはドロップキックやヒップアタックなどの王女を捨てかけている攻撃がいくつも含まれている。

特にニーナの「デュアルスラッシュ」は尻で滑りながら片足ずつでキックするという失笑必至の珍妙なものである。

実写キャラクターを含め、キャラクターボイスは豪華声優陣を起用。

主人公2人を演じる永島由子氏と住友優子氏を始めとして、カーミラ役の緒方恵美氏やゴールドラッシュ役の置鮎龍太郎氏、ゴームとファットマンを兼任する龍田直樹氏にドーン役の太田真一郎氏とビッグネーム勢ぞろい。

そしてオープニング及びエンディングのナレーションは女優の飯島直子氏。

よく出演してくれたものである。

一方で実写キャラを演じた役者は、ニーナ役の広田由美(有美)氏以外は何者なのかよくわかっていない。

カーミラ役は「SACHIKO YOSHIDA」、シリン役は「YURI TAKAHASHI」なる人物らしい。

実写とアニメ絵の対決と言う前代未聞の試み。

当時はおろか現在までも前例がほぼ無いその前衛的過ぎるネタセンス、(意図的かはともかく)演出の安っぽさや違和感から生じる笑い所は他のゲームではまず味わえない。

万人受けはあり得ないが、楽しめる人は大いに笑えるだろう。

肝心の格闘ゲーム部分に関してだが、プレイヤーであるニーナとシリンは通常技の当たり判定が見た目に忠実にしたためか小さめで、おまけに判定も弱いため非常に戦いづらい。

どこまでが意図的なものかはわからないが最初から最後までツッコミ所満載であり、特に商業の格ゲーでここまでネタに走ったものは珍しい。

バブル期のノリで作った感ありありの独特のセンス、初期の実写ゲームゆえの演出の安っぽさなど、感覚的な部分で思わず失笑してしまうような部分も多い。

難易度を下げればそれほど苦労せずにクリアできるので、安値で買ってバカゲーとして笑う分には申し分無い作品である。

ただ、お世辞にも格ゲーとして良く出来ているとは言えず、当時定価で買ってしまった人の心中は想像に難くない。

もっとも、当時のプレイステーションを発売直後に買うようなマニア層なら、このゲームぐらいは楽しんでしまった人も多いのかもしれない。

●キャラクター
・ニーナ (声:永島由子)
・シリン (声:住友優子)
・ノーム・ゴーム (声:龍田直樹)
・エルフ・ジーニー (声:永島由子)
・レッド・ドーン (声:太田真一郎)
・ファットマン (声:龍田直樹)
・ゴールドラッシュ (声:置鮎龍太郎)
・カーミラ (声:緒方恵美)
・店員 (声 – 龍田直樹)
・ナレーション (声 – 飯島直子)

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