【発売日】 1995年4月28日
【発売元】 ソニー・コンピュータエンタテインメント
【開発元】 エグザクト、ムームー
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
「元祖とびゲー」を称する一人称視点のACT&STG。
とびゲーを自称する通り、ジャンプが特徴のゲーム。
全体的にコメディチックな世界観。
ステージの作りにもその雰囲気がよく出ている。
移動は基本的なものだけ。
ダッシュはできない。
平行移動も空中でだけできる。
連射力の高い二連装の通常弾を撃つことができる。
射程はかなり長い。
停止した状態なら、上下に狙いをつける事ができる。
さらに特殊兵器を三つまでストック可能。
特殊武器はストックが満タンの場合、新しいものを取ると、一番古いものが捨てられる。
ジャンプが三段階までできる。
一段目のジャンプは水平視線で飛ぶが、二段目以降は真下を見る。
三段目は二段目の頂点付近でしかできない。
落下すれば相手を踏みつぶせる。
高い所からの踏みつけほど、ダメージも高い。
一発で倒せなかった場合は跳ね返る。
その跳ね返りでも、二段ジャンプまで可能。
ダメージ制と残機制の併用。
アイテムには特殊武器の他、回復、無敵などがある。
手に入れるには、ステージに配置されているものを取るか、敵を倒して落としたものを取る。
6つのワールドに3つのステージ。
1つのワールドには3つのステージがあり、1番目と2番目は通常のステージ。
ステージ内にあるジェットポッドを四つ集め、EXITと書かれたジャンプ台にたどり着けばクリア。
1番目のステージだけボーナスステージへの入り口がある。
ボーナスステージでは、時間内に配置されている風船を全て破裂させれば1UP。
最後のステージはボスとの戦い。
相手の体力を0にすればクリア。
ワールド6だけは違い、通常ステージは最初だけで、後はボスとの連戦になる。
ステージ全体は空中に浮いており、限界を超え落下すると体力に関わらず一発ミス。
ジャンプの浮遊感と落下による高さを堪能できる。
二段目以降のジャンプは下を向くため、飛んだ高さが実感できるものとなっている。
三段目までジャンプするとかなりの高さ。
空中に浮いている足場が多く、落下とジャンプを繰り返すゲーム性。
高低差の大きいステージが多いので、落下の臨場感はかなりのもの。
高い程ほど吹き付ける風の音が大きく、これもまた高さを印象づける。
メインの攻撃は踏みつけなので、これまたジャンプへの意識が強くなる。
特定の条件を満たすとエクストラモードをプレイ可能になり、このモードでは六段ジャンプと高速移動が可能になる。
高所恐怖症の人はご注意を。
特殊兵器も使いよう。
三つまでストック特殊兵器は、どれも癖があり使いどころを選ぶ。
効果も特徴的なので、使うだけでもなかなか楽しい。
さらに手に入りやすいので、構成は自分次第。
テーマパークのような数々のステージ。
各ワールドは名所というだけの事はあり特徴がよく出ている。
眺めているだけでも楽しい。
難易度も低いので、時間一杯ステージを堪能するのも悪くない。
BGMも各ステージによく合っている。
あなどれないボス。
難易度低めのゲームだが、ボスだけは違う。
前半こそほどほどの強さだが、後半はロビットを自在に操れないと苦戦する。
和み加減十分なキャラクター達。
悪人の作り上げたロボットとは思えないコミカルなデザイン。
その仕草というか攻撃方法も、ほのぼの感がある。
ワールドをクリアするとデモが挿入される。
このデモがちょっとした子芝居。
ボスロボットを操っていたアロハ男爵の部下、ムームー星人達が場末の飲み屋で管を巻いているというもの。
ムームー星人のデザインも、かわいらしいもの。
本作のマスコットだけの事はある。
ロビットにもクマゴローというAIが搭載されており、ダメージを受けたりアイテムを取る度に声を上げる。
こちらもコミカル。
ステージ自体は難易度が低く、単純にクリアだけを目指すプレイをすると物足らない。
「元祖とびゲー」を自称しただけの事はある、ジャンプを十分に味わえるゲーム。
世界観も親しみやすく、ステージを動き回っているだけでも楽しい。
一方で、ボスはなかなか手ごわく簡単にクリアできるという訳ではない。
そう複雑ではないゲーム性ながらも、独特のプレイ感のあるゲームである。
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